この国はここ10年おかしい。アベ・スガがいなくなったから、妄想のJアラートが無くなるかと思ったら、以前よりも更に目茶苦茶な雰囲気で出して来た。
一種全体主義的な臭いで、ありもしない避難先を指示する。あの広い北海道の何処にどれだけの安全な非難場所があるんだろう?
何よりもどこかの国からミサイル攻撃されるというならば、その心構えとして、この国が独立国ではなく従属国であることを国民に説明しておくべきだ。
アベ・スガ体制あたりから「忖度」という言葉が流布された。むかしは死語だったような、NHKの宮田輝が「気配り」とか云って、白けられるような空気もあった。今は「白け」は「冷笑」に変わったのかな。
いま話題の「放送法」でも、番組制作側の官邸への忖度なのだろうか。「ああせい!、こうせい!」と現実に忖度命令を出しているキシダ官邸官僚が居るのではないのかと想像してしまう。
小室直樹の『悪の民主主義』の中に「役人は天下りの為に際限なくのさばる。役人は日本経済を私物化している。」とある。あらゆる処で役人が自ら利の為に國を私しているのではないか。
自民党世襲議員は官僚の原稿なしに地元挨拶すらできない現実を見れば、面従腹背の含み笑いの官僚たちの顔が浮かぶ。