「アデライン、100年目の恋」(2015年公開)、確か数年前にネットかケーブルテレビで見た記憶がある。また見ようとしたら有料しかなかったので、仕方なく近所の貸DV屋で借りてきた。
どうもパソコン決済が最近苦手になってしまって、新規で増やしたくないのである。近頃「東京新聞」を取り始めたが、月締めに料金徴収に新聞屋さんが来るのが昭和的な感じがあって心地良いです。
ともかく、この女優に惹かれるのである。およそ此の世にあって、むろんこの国にあって、このような女性に会うことはまったく現実的ではない。
その非現実の女性、そこが良いのであり、それをはまり役で演じているブレイク・ライブリーには降参です。他にハリソン・フォードもちょい役で出ています。
アナ・ケンドリックと共演した「シンプル・フェイバー」(2018年公開)がこの女優を知ったきっかけでしたが、これも妖艶な悪女役がはまっていました。
今回の「アデライン100年目の恋」は結局は大人の童話です。これに尽きるかもしれない。
年を取らない美しい女性がそのことを周囲にさとられない前に、消え去って逃げ回って100年が過ぎるという、そこからの物語です。まあネタバレは、この辺で止めて、興味があれば見てください。
また二、三年したら見たくなるような、そんな感じですかね…。果たして、この地球の高熱化に生き延びればの話ですが。