この国の政治は慢性的な疲弊感から抜けだせない。国政選挙の小選挙区制をやめない限り、自民党の世襲政治が続行される。
今日の内閣改造も、女性を登用しても世襲が多過ぎる。自民党は政治集団ではなく、世襲事業主の互助組合に見える。
1970年代の革新市長の台頭は政治を少し変えたが、2020年代は市民の側に税金の使い方の主権を戻すことから始めなければならない。
明石市から始まって、地方の市町村から市民が決めた首長体制に代えて行く。杉並区、立川市と、この方向は多分進むだろう。
自民党の解体なくして、この国の再生はあり得ない、…。