今回の内閣改造でも、派閥均衡、在庫一掃、女性登用、みんな昭和の時代から聞きなれた自民党の因習であり、それを騒ぐマスコミもまさに昭和の遺物だ。
第二次安倍政権から自民党は政党としては終末期のような気がしている。
理由は、公明党の選挙協力、統一教会の選挙事務協力、小選挙区制による世襲議員の優遇、低投票率による無党派層の不参加を条件として、やっと成立する政権だからである。
かつて自民党は偉いと思っていた。その理由は、選挙の第一声を上げる時に駅前に広報車を置き、運動員を置き、サクラを用意する。野党は傘下組合を利用しているが、自民党はドブ板で人を集め地域の諸団体の協力を得て選挙を戦うと思っていたからだ。
昨今の自民党は企業社員や統一教会を使っているらしい。それじゃ野党と同じだ。この際、自民党は「世襲」と「統一教会」を境界として、2~3党に分裂した方が、この圀の政治が良くなると思っている。