玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

つかのまの平常

2022-06-23 15:47:42 | 時事

日本の医系技官の牛耳る厚労省の方向を信頼できず、自衛の為に引き籠りに突入した年寄りが多いと思う。

しかし、突然、欧州では、感染病よりも怖い戦争が起きた。銃やミサイル攻撃で死ぬ人、傷つく人、戦争の被害はウィルスの被害より残酷であった。

この國の高齢者たちは、つかのまの平常を求めて、やっと街に出て来たような気がする。

確かに、ウィルスよりも人間の方が格段に怖ろしい。しかし如何なる大望が有ろうと、プーチンの野望が実ってはならない。

同じように、この國の政治、経済をデフォルメ(歪め)させたアベも消えて欲しい。

彼を政界に残すことは何の理もないのに、一部では利があると容認する輩や朋友がいること自体が、この國をダメにしている元凶なのだが、・・・。

ただ戦争がない事だけを感謝せよ、と云うのは、後続のスガが言いそう。キシダは何と言うだろう?

湘南の古い喫茶店。年寄りは私一人と思ったら、先客の婆さんが同じものを食べていた。又、別の婆さんが来て言った。さっきのアイスココアのお金払ったかしら?と。店員に大丈夫ですと言われて、安心して帰った。

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この國の行き先

2022-06-22 18:59:56 | 或る話

私は経済はよく分からない。そうした場合は師を選んでいる。今最も信頼しているのは水野和夫氏だ。

彼はその著書の中で「成長を求めない脱近代システムを作る為にはどうしたらいいのか。その明確な解答を持ち合わせていない」と自らの限界を素直に表明している。

そして、「新しいシステムの具体像が見えない時、財政でなすべきことは均衡させておくことです」と示唆している。この謙虚さが黒田バズーカさんには欠けている。

そして、ネットでは安富歩が云う。「これからの此の圀の行き先は林業や農業だ」と。

この国は世界の木を安く大量に買い付けるが、この國の膨大無比な資源は実は木材でないのか!面倒でも山の木を伐れば、花粉症もなくなるだろう。新しい雇用も少ないができる。農業を本気で若い人に開放すれば、これも新しい雇用ができる。

自民党が票稼ぎで地方の農村に何だか訳の分からん補助を打つ、そして政治能力の無い地方議会や地方政府を残す。その典型的な悪例が山口県の阿武町であろう。

この非常時にあって、この国が当面利用できる資源は、正規雇用に恵まれない若い人と、3K産業の林業と農業だと思う。

政治家も官僚も、もっと地べたに張り付いて、下からものを観て、政治や経済を考えて欲しい。それだけの十分な厚遇(議員一人当たり2億円の経費がかかる)を与党も野党も受けている筈だ。

この國は、まず衆議院議員を半減すること。世襲議員を選ばないこと。そして70年安保に戻り、高級官僚予備校の東大を廃止することである。

これだけとっても、この國の経済はおかしい、…。

 

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同情できない二人

2022-06-21 16:48:38 | ブツブツ

国家財政と云うのは、いざ非常時という時に、どれだけの柔軟な備えができるかということが全ての極意であろう。

今のコロナとウクライナ戦争による超円安と物価上昇動向に、全く打つ手がないという日銀と政府。呆れてしまう、国家も日銀も大きな無法の投機会社だったのか。

偉そうな顔していたが、結局は単なる忖度官僚であった黒田バズーカさん。リフレ派と自称するなら、堂々と利上げできない理由を自らの言葉で語って欲しかった。結局何の理論も思想も無かった古い財務官僚だったみたいだ。誰か下の小賢しい官僚の作った原稿を唯読み上げて、如何にも自らには責任がないかのような顔をしている。

あの顔は誰かに似ていた。そう改竄の佐川さんだ。

二人とも、官僚として超えてはいけない矩(のり)を超えた、自らの人生を一生悔いる、あるいは、他人から誹られる路傍の人となった。

それは触れてはいけない、染まってはいけない、ある種の罪深い人たちの世界に踏み込んでしまったからだろうと思うが、全く同情はできない。さぞかし高い酒を飲まされたのだろう。そういう人生を自ら選択したんだろうな。この二人の財務官僚は、―。

窮屈そうな紫陽花。

今があまりに酷いから、どんどん汚い言葉を使うようになってしまった、…?次からは少し良い事を言うようにできるかな???

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カジノはリトマス試験紙

2022-06-20 15:14:45 | 時事

アベ・スガ政権のアメリカの歓心を買う政策は、IRという名の米国カジノ事業の誘致だったのだろう。

近頃では、IRカジノ事業は、横浜、和歌山で住民投票の要求を議会では多数党の反対で退けたが、結局は、横浜では市長選挙で、和歌山では議会の良識派の反対でカジノ事業は頓挫したようだ。

頃もよく、山口県の阿武町のネットカジノの1件で、更にカジノ事業が住民から嫌われる存在となるのだろう。

今後、大阪でもIRカジノ住民投票の住民要求が提出されたが、これを議会で多数を占める維新という政党がどのように対応するかによって、此の党の正体が明確になるのだろう。

確か怪しい大阪都構想(=大阪市廃棄計画)のときはコロナ禍もかまわずに2回も住民投票をやったというので呆れたが。

カジノ誘致によって、それを推進する地方自治体の本質が、市民本位なのか、企業・国家優先なのかの、一種のリトマス試験紙なるのではないか。

そして、大阪市民、大阪府民が、この騒ぎを通して、どう対応していくかを期待している。

やっぱりパチンコが一番です。ここにカジノが入ったら、どうなるのだろうか?

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防衛という名のゴマスリ

2022-06-17 19:16:42 | 時事

ネットの「ビデオニュース」で、ジャーナリスト半田滋氏が「民主党政権頃は、アメリカから大体500億円ぐらいの武器を買っていたが、安倍政権以降は5000~7000億円と桁違いに増えた」と云った。

それを現在は分割払いで払っているが、正式予算に出せず補正等で隠れて少しづつ支出しているそうだ。

とすれば、この度のウクライナ危機は勿怪の幸いで、その国民全体の危機感を更に煽って、その付け払いの借金を清算する為に、安倍氏並びにその取巻きたちは防衛費GDP2%増額を声高に叫んでいるのではないだろうか。

また、宮台氏は「彼は小さな悪事がいっぱいあって、謂わば犯罪のデパートで、どうしてもアメリカの庇護が必要だったので、武器を買うことによって身の安全を担保したのだろう」と推測していた。

どうも筋の悪い話だが、彼が就任した時はオバマ大統領であまり気に入られていなかった感じで、短命内閣だと思われた。

次のビジネスマンでディールが全てのトランプ大統領の時代になると、トランプの歓心を買う為に、取り敢えず軍需産業へ多大な出費をして取り入ったのではないか。

その多額な武器の購入費を国の公金で手当てすることを全く気にしない無責任さがどうしようもないと思っている。彼はアメリカ政府へのゴマスリの為に防衛を利用しているとも言える。

彼は岸家の末裔として、その血統を誇り、自らの権力保持の為なら何でもやる、そういう狭量な狡賢さが、結果として自民党を歪め、国家官僚を劣化させ、此の圀の政治を根底から腐らせていったと思っている。

久しぶりに横浜駅西口行きました。

 

 

 

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