「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「広島平和記念式典」

2024年08月06日 | ニュース・世相

  

今年も8月6日がやってきた。まさに ❝念力が ゆるめば死ぬる 暑さかな❞ 猛暑・酷暑の言葉通り、クラクラするような暑さの中、午前8時15分、79年前の原爆投下時刻に合わせて平和への記念と原爆被災者への黙とうが捧げられた。

飽くなき平和の希求が叫ばれる中で、原爆慰霊碑に眠る被災者名簿のいしぶみには「安らかに眠って下さい 過ちは繰り返しませぬから」と書かれている。その言葉の内容を噛み締めるとき、宗教や主張の違い、我が身を守るためと称する他国への侵略戦争の銃砲が、来る日も来る日も世界のどこかで発生している。そんな現実を目の当たりにする空しさや無力感はどこへ持って行ったらいいのだろう。

一国の首脳が他国を侵略すると決めた時、誰がそれを止められるのか。国連という組織があるにはあるが、本当に機能しているとはとても思えない。結局は強い者が弱い者を葬り去る構図は生きている。理性をコントロール出来ない指導者が武器を作り続けたり、殺傷することに痛みを覚えない恐れのある現実。誰かがあるいは集団で抑え込める組織が出来ないものか。ただ、そんな最強の抑止団体が出来上がったら、更にその上を行く凶悪集団が出来上がりそうな恐怖を予測してしまう。

そして最終的には、人類を滅ぼしかねない核兵器の使用も辞さない無謀振り。我々唯一の被爆国の悲しい叫びは独裁者の耳に届けばいいのだが。79年の歳月を経てなお、多くの人の手を借りながらも悠然と立ち尽くす広島原爆ドーム。何を感じているのだろうか。
      

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「流れ落ちる汗とともに」

2024年08月03日 | ニュース・世相

              
日本から遠く離れたフランスでは、Paris2024が連日連夜、熱い熱い戦いの中盤を迎えている。どの種目も予選が進んで、勝ち残ったチームによる上位入賞を目指した熾烈な戦いである。彼や彼女らにとっては気持ちの熱さは最高潮に達しても、気温の暑さはあまり気にはならないのかも。

ここ日本では、朝起きると同時に朝陽を受ける部屋などは既に28度、29度を示す。扇風機では暑さを抑えられない。すぐにエアコンスイッチON。なんとかエアコン頼みでやり過ごしてはいるが、日中の温度が33~35度に達する毎日、いったいいつまで続くのやら。
冷たい水かお茶を入れたマイボトルが家の中でも手放せない。

そんな連日の流れ落ちる汗の中で、アホかいなと笑われるかもしれないが、減量とウオーキングの質を求めて今日までの1週間に4回の岩国城遊歩道ウオーキングを敢行した(笑)
若い頃に上っていたような身軽さもスピードもない。いやむしろ自分に合ったペースでゆっくり歩くよう心がけている。体重減量目標は約5キロ。それほどに食べ過ぎと運動不足で体重オーバーなのである。

当然ながら運動不足は足腰を弱らせた。なんとかして少しでも回復させたい。その意味では今回のお城山ウオーキングは、リハビリテーションセンターに通うつもりで、自らに課せた少し濃いめのノルマみたいなものである。今月末にどれほどの成果が見られるか。無理をし過ぎないよう心して、明日も。

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「いざ!パリへ!!」

2024年07月21日 | ニュース・世相

      
       エッフェル塔         モンサンミッシェルへの路 

いざ!パリへ!! 暑い夏に熱い闘いが繰り広げられるパリ。ヒマとオカネのある人はもちろん、ない人だって一度は行ってみたくなる花の都と言われるパリ。
夢を壊すようで申し訳ないが、実際のパリを見た者にとっては「花の都?そりゃないんじゃないの?」というご意見は多いと思う。大枚と時間をかけて行って来たヨーロッパ。それまでの定説をくつがえしたくはない気持ちはあるし理解もできる。パリの観光地いたるところで置き引き・スリ・ひったくり・押し売りなど治安の悪さは日本の比ではなかった。

ペットの散歩の糞尿は垂れ流し、悪臭と汚さが狭い路地に散乱する。
本当の先進国として世界に君臨するかもしれないフランスとなるためには改良の余地がある。
ただし、モンサンミッシェルやルーブル美術館・凱旋門・セーヌ川クルーズなどパリでなければ見られない光景は無数にある。やっぱり行ってみるべきところかな。

今回のパリオリンピックに出場する選手にとっては、そんな世情話などどちらでもいい。厳しい勝負の世界を存分に楽しみ、持てる力を出し切って闘って来てほしい。
血のにじむ思いで切磋琢磨して掴んだ、パリ行き代表の立場であるはずの、女子体操選手の喫煙・飲酒疑惑でその立場を追われることになった問題。実に情けない、もったいない話である。二十歳に満たない選手の喫煙飲酒ははなっから法律違反を犯していることだから、選手の座を追われても仕方がない。

問題は、彼女を世界で闘える地位にまで押し上げた周囲の人たちの中に、そのような見え見えの法律違反を指摘しやめさせる指導者に恵まれなかったのは彼女の不運である。捲土重来を期すには4年の歳月がある。それまで、一人の人間として「元オリンピック有力候補」という肩書とともに大きく成長し、豊かな人生が送れたら最高である。

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「ボクシング!」

2024年07月09日 | ニュース・世相

               

中国による世界秩序のぶっ壊しというか、人工的な地殻変動によって、世界の海を私物化する動きにが活発になった。それらに倣うようにロシアは平和に過ごしていたウクライナに侵攻し、イスラエルの暴走。さらに近くて遠い北の国では、ミサイル開発に血道をあげている。どれをとっても血なまぐさい予備行為であったり、現実に大量の人の命が奪われ、飢餓に苦しむ難民を生み出している。さらに、どこまで続くか読めないぬかるみでまさにお先真っ暗。

そんな中で11月に行われるアメリカ大統領選挙。もしトラかトラウマか知らないけど、実際に投票するまでもなくほぼ行方は決まったような言い方・やり方をしている。あれだけやりたい放題言いたい放題で、世界を危機に陥れ兼ねない危険を感じた人物であったと判じていたのではなかったのか。
それが例の直接対決討論会という、リング上のボクサーを思わせるような1対1の直接対決。

この結果で少し劣勢に回った現職大統領が、野党側はもちろん与党側からも引き下ろしの声が沸騰する。
まあそれなりの手腕の不足というか、決断の甘さもあったかもしれない。それにしても、あのトラを相手に
ひるんだ弱さを見せたらもうお終い。そりゃないでしょう。高齢であることは判り切っていること、そんな事情も何もなしに弱さを見せたからといって、こき下ろすのがいいのかどうか。
これからの世界の動きなどどうでもいい。それこそがアメリカンファーストであり、他者への配慮などしていられようかという、アメリカ方式は生きている。

ただ相手がもしトラという、世界を泡立たせるのみならず、日本にとってもどのような対応を示すのか読みにくいお方である。ここ4・5年の間に、地球上がどんなに変わるのか、興味はあるが片目つぶってみることにならなければいいが。熱帯夜もあって寝苦しい夜がつづきそうだね~

 

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「ふるさとファンクラブ」

2024年06月14日 | ニュース・世相

               
                   珍しい花木、スモークツリー

何かと後手に回る感のある岩国市の行政。今回は珍しく、オッ!と思わせる活動を開始した。
「岩国市をもっと盛り上げよう」との狙いで市公式ファンクラブを設立し、情報発信に一役買ってくれる会員を募集しているという。

こういう話には間違いなく食指が動く。惜しむらくは、もうちょっと早く出して欲しかったね~と言う話である。いま調整中の病後が明ければまた、元の元気印に返り咲くつもりではいるが、なんせ年齢には勝てない。こういった公式活動のメンバーに手を挙げても、如何ほどのお役に立てるのか今ひとつ自信が持てない。若い意欲満々の人たちの脚を引っ張ったり、チームワークを乱したりするのはとんでもない話と心得ている。

でも、岩国を自分たちの手で盛り上げよう、市内のイベントに積極的に参加したり、特産品を購入したりして市の魅力を発信するという話には乗っかってみたい。年齢を気にして腰が引ける生き方はちょっとね~。
体力さえ耐えられれば案外何かの役に立つことがあるかもしれない。やっぱりいつまでたって性懲りのないミーハーなんだよね~。

岩国城ロープウエー山麓駅向かいのレストランに植えてあった珍しい樹影。まるで煙に包まれたような姿はこの木の花に囲まれているのだそうな。木にも花にも色んな種類がある。やはりみんな違ってみんないい。

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「こんな世間に誰がした?」

2024年05月27日 | ニュース・世相

                                                           

またまた不埒な輩が現れたという物騒なお話し。岩国市市民メールで、次のような注意が流された。
❝ 市内において、地域包括支援センター職員をかたる者から、高齢者等の自宅に「ひとり暮らしですか?」などの内容を聞く不審な電話がはいっています。地域包括支援センターから、このような内容を尋ねる電話を掛けることはありません 
ご不明な点がある場合は、以下へお問い合わせください。・・・ ・・・ ❞

こういった類の電話は正直な話困るんだよね~。今回は包括支援センターだけど、一つ間違えるとすぐに地域の社会副協議会ですが・・・となってしまう。冗談じゃない、社会福祉協議会が個人の情報を個人的に聞き出すことなどあり得ない。これはアタシが保障する。

包括支援センターと言われると、高齢者にとっては「なんじゃろうか、聞いてみたい」と思わせる多くの情報を扱ったり、直接や間接に色んなお世話になる身近な高齢者福祉のお役所なのである。ついつい個人情報を電話口で漏らしたりする可能性大である。秘密な情報は一切しゃべらないことを心掛けたい。

色んなところに目を付けて、独り暮らしか、財産状況はどうかなどを聞き出そうとする。聞き出した情報は、コワイコワイ組織に集約され、綿密な計画を立てるグループと実行グループに別れて、取り締まりの手薄なところから様々な手法を駆使して金品を盗もうとする。その手法にも色んな段階があるようで、人の命の尊厳など考えていない悪魔の組織という恐ろしさを持っている。

自分の親か祖父母と同じ年恰好の人を騙して、騙せなかったら無理やりの暴力で実行する略奪行為をやめなさい、といくら叫んでもやめないよね~。ならば、私たち年寄りが自分を守るために、胡散臭い電話やメールに自己判断で対応しない。そんな禁止張り紙を家中に張るるくらいの用心が必要である。イヤな世の中だね~。

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「タケノコは何処へ」

2024年05月18日 | ニュース・世相

            
                   満開を迎えた庭のゼラニウム 

今年はついに、旬の味を頬張り尽くさないまま季節は夏を迎えようとしている。
旬の味、それはタケノコさんである。竹やぶを持つ同級生から、例年2度や3度は電話が掛かって「今日は茹でに来ないかい」とか「今日は茹でたのが家に置いてあるので持って帰って」とか言いながら、何度も何度も掘り立て茹でたてのタケノコを頬張らせてくれた。

もう少し若さが残っていて元気な頃のタケノコシーズンは楽しんだねー。同級生10人が食材を買い込んで藪に上がり、やぶの持ち主の彼がしつらえた、我楽多を集めた宴会場で藪の中のクラス会に雄たけび上げた昔が懐かしい。そんな楽しい思い出や、イノシシ対策の囲いの隙間からイノシシが入って、タケノコが地上に芽を出す前に全部食われて、私たちに回って来なかった悲しい思い出など、多くの思い出を作った。そんな短い時間さえ、いつしか遠くへ行ってしまったような。

やはり春夏秋冬の季節に合わせた催し、食べ物、お祭りなど、長く続いてこそ人間の温かみや故郷の丸っこい味わいが沁みてくるもの、そんな気がする。
そんな中で今年のように何が何だかわからないまま、タケノコが生えないという異変。タケノコの出荷を生業にしていた人たちを誰が救うのだろう。ま、そこまで考えないにしてもイノシシも空腹の5月である。

せっかくの、風爽やか緑の美味しい空気を吸う5月。もっといいこともいっぱいあるのに、書くとなるとついつい遠い過去が浮かんでくる。どうしたもんかね~。

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「世は春と言うのに」

2024年04月11日 | ニュース・世相

            (Net拝借)

まさにさくら、これぞさくら、というように短期間に、一気に咲き誇った感のある今年の桜。
❝ 世の中は三日見ぬ間の桜かな ❞ 過行く時のながれの速さ、散り行くさくらのはかなさを詠ったものだが、今日あたりの錦帯橋周辺の桜も、ウ~~ン!その美しさは1週間とはもたなかったね~。

世はまさに春という気持ちを高揚させるシーズンだというのに、ちょっと目を向けるとそこには、働かざるして如何に人の懐に手を突っ込み、大枚のお金を騙し取ろうとするワル集団の暗躍する世界が、すぐ身近なところに迫ってきているという怖さが、そこにもここにもあるということだ。

日々寄せられるカード会社や旅行会社などの良識ある「ご案内」に紛れ込んで、いともまことしやかなニセの悪だくみメールが入って来ることったらありゃしない。

Amazon.CO.jp お支払方法の変更のお願い。
e-Tax【国税電子申告納税システム】 税務署からのお知らせ
イオンカード  3月ご請求額のお知らせ
東京電力エナジーパートナー 【重要なお知らせ】 未払いの電気代について

カラスの鳴かぬ日はあっても、このようなおっかないメールの6通や7通入らない日はないというほど真面目に入ってくる。しかも勤勉なことに、日本の普通の企業ではオフイスマンの夜中の夢と言う時間に発信されている。来るわ来るわ。気を付けましょう。買ったこともないお店からの請求や、使ってもいないカードからの請求など、ありとあらゆる手を使って攻めてきます。上手にスル―、的確に選択して、絶対にポチッとクリックしないことを肝に銘じて、泣き目を見ないように今一度指先に注意しましょう。

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「睡眠の日」

2024年03月18日 | ニュース・世相

              

❝ 春眠暁を覚えず ❞ かなり手垢のついた言葉になったが、まさに今、この季節を言い表している。
そんな季節に合わせて今日は『睡眠の日』だという。
布団のぬくもりは、少しの朝冷えを存分にカバーしてくれて、あと5分、お願いもう1分と先延ばしした挙句、電車やバスの乗り場まで一目散に走った経験者は多いことであろう。

小中高大全ての学校の最上級生はとっくに春休みに入っていて、思う存分春の睡眠をむさぼっているだと思う。近ごろのと言うのか近年のと言うべきか、子供の睡眠時間が少なくなっているという。もちろん、受験に備えた勉強も必死に頑張るのだろうが、スマホいじりで夜を更かす傾向もかなり見られるという。家庭でも親のしつけや生活状態の見直しも必要なようだ。

私はと言えば、いまや年がら年中朝寝を楽しむ贅沢ものではある。特に夜には強いが朝には弱い体質は、年をとってもあまり変わらず、相変わらず朝は弱い。少し朝の早い厳しい予定には必ず目覚ましババさんの声を頼りにしたり、スマホに否応なしに起こされたりである。夜に強かったのも遠い昔の話。今では割と定期的に早めに寝る、それでも朝は寝させておけば結構寝る。単なるノークレ&グータラだけかもしれないが。

ま、レム睡眠とかノンレム睡眠とか言われるように、しっかり身体を動かして質の良い深い眠りをむさぼりたい。長い判りにくい話を聞いていると間違いなくコックリを誘う。これも夜の浅い睡眠と関係あるのかねー。

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「震災の追憶」

2024年03月10日 | ニュース・世相

   
 1995 平成7.1.17               2011 平成23.3.11                           2024 令和6.1.1
 阪神淡路大震災         東日本大震災            能登半島地震

わずか80年あまりの私の人生においてさへ、大きな大きな記憶として刻まれる大震災被害が発生している。もちろんこれ以外にも局地的な地震災害に泣かされた地域はたくさんある。
地震列島、活断層の表面に住んでいるのだから仕方がないと言われたらそれまでだが、いつどこで誰がこうした被災者になるかわからない、被災者になる可能性を秘めて生きるのも、切なくてしんどい気がしないでもない。

そんなことは言っていられない現実に今、大変窮屈な生活を強いられている方々もある。少し遠い記憶の中に、もっと遠くなっていく記憶の中に、震災で失った尊い命、積み上げた生活、それらにまつわる思い出などなど、追憶は深み行くばかり。されどもう帰ることはない空しさ。

数え上げれば底知れぬ幾多の涙に塗り重ねられた思い出ばかり・・・とどなたかが言っておられたがまさにその通りだと思う。何年たとうと、自身が生きている限り追憶の涙はついて回るものだと思う。
『ひとたび失ったものは戻らない、戻らないものを追い求めるより、今の身の回りにある手に取れる小さな喜び・小さな愉しみを追い求めて笑顔になって欲しい』という私の個人的な勝手なお願いである。
難しいことだと承知で敢えて口にすることで、新たなステップにして頂けたら嬉しい。 明日は東日本大震災発生から13年である。

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