玉川上水43kmを歩く、下見。続きです~
美堀橋の先には段差があります。
美堀橋から約150mくらい歩くと、こんな場所になります。
玉川上水は約300mほど暗渠になります。
ここは、戦時中、上水の南側にあった軍需工場の滑走路により、上水に蓋をした名残です。
現在は遊歩道として整備されていて、この時は桜が満開でした。
暗渠の先、玉川上水が顔を出しました。
松中橋手前、右岸側に分水口が二つ見えます。この辺りから立川市。分水口は立川市で、流れはじめは昭島市です。
上水沿いを流れるのが砂川分水で、約300m先から暗渠となって、砂川村(現立川市)方面へ流れています。
もう一つ、南東方面へ流れるのが柴崎分水(立川分水)で、柴崎村、芋窪新田(現立川市)へ流れ、
現在も昭和記念公園内を通り、JR中央線を「懸け桶」で渡し、甲州街道日野橋近くの水田で使われています。
砂川分水
一番橋。 この辺りからは立川市です。
天王橋
天王橋は、五日市街道と都道の交差する地点に架けられています。
交通量が増したので、新天王橋が作られました。
樹木の根、すごい事になっています。
橋の名前が無く、脇に小さく表示有り。
ここは砂川水衛所跡です。
明治27年に上水8ヶ所に水衛所が出来て、そのうちの一つです。
昭和55年、小平監視所として統合されるまで堀の維持管理を担っていました。
水衛所の大切な役目であった落ち葉やゴミなどを処理する作業は、現在も行われています。
ちょうど枝が積んでありました。
次が重要な玉川上水と残堀川が交差する地点です。
残堀川の下を入水が潜って流れています。サイフォンの原理を応用した「ふせこし」という工法になっています。
玉川上水は見えないので、上側の残堀川に架かる上宿橋
すずかけ橋。
本番の例会では、ここの部分をよくチェックしたいと思います。
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