畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

連載107-1「星空と映写会」(その1)

2017-04-14 04:38:40 | 自然

     星空と映写会と

 

 昔の田舎の大きな娯楽に、小学校の体育館を会場にした映写会が有った。

家庭ではラジオが娯楽の主役だった時代だ。映写会はテレビの普及と共に自然消滅しました。

それまでは映写会の日を大人も子供も指折り数えて待ち望んでいたものだった。

 

 そうだ、何時の頃だったか、村の鎮守様の広場でも、

鎮守様の壁に貼った白布に映し出された映画を見た記憶も残っている。


 この話は私が三歳前後の頃の話だと思われる。父は私をおんぶして映画見物に出掛けたそうだ。

意気地の無い私は、映画が始まると怖がって家に帰りたいと懇願したと言う。

して父が映画を見たいのに我慢して帰りかけると、背中で私が「もう一度映画を見たい」と言うのだった。

 

 そして父は喜んでもう一度会場に入ると、私が怖がり「やっぱり帰る。」と言い出す。

何回か出入りを繰り返した末、とうとう父はあきらめて家に帰ったのだそうだ。

優柔不断の私の性格は何十年たっても変わっていないようで少し反省してしまう。

詳しい話は後から聞いて分ったのだが、何故かその夜の星空と天の川だけははっきりと記憶残っている。

                   (続く)

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農天市場はモグラの天国

2017-04-14 04:38:11 | 

 雪が解け、地面が出てきたと思ったら大変な光景。

農天市場の畑は雪の下でモグラの天国になっていたようです。 

 

  先の場所は、堆肥を置いたところで、その後草に覆われていた。

でも、普通に作った畝の横だってごらんのとおりです。

 

  雪の下って結構暖かいのかなー。

そして、堆肥をたっぷり使うスベルべの畑はミミズが繁殖し、モグラの餌がたっぷりって事。

 

  ここまで溶けると雪も数日以内にはゼロになっちゃいます。

昨年よりは少し多い積雪だったけれども、ま、二年続きの小雪でしたね。

 

 簡易温室のビニールハウス、そして「芋床」と春の仕事は順調に進んでいます。

後方の山「上の原」の山頂からスベルべの畑が広がっています。

 そして、その山の畑と我が家の間の急斜面がスベルべ専用の山菜畑です(笑)。

これだけ、雪消えが進むと山菜も出てきそうなものだけれど、気温が上がらずまだ出ていない様子です。

コメント (2)
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