二、三日前から我が家の山の畑に行く途中で気になっていたことがある。
耕してまだ作付けをしていない畑に、大きな足跡。人間だったら良いのだけれど。
軽トラを止めて足跡を見ると、道路の向こうから入り、こちら側に抜けている。
足跡は人間ではない。そして、これだけ大きな足跡となると・・・・。
柔らかな畑の土にグッとめり込む足跡。
もうこれはツキノワグマの足跡に間違いありませんね。他の大型動物カモシカとは違う足跡ですから。
その畑は、この広域農道を登り切ってすぐのところ。
道路の両脇は草木が生え茂り、隠れ場所なんていくらでもある。
しかし、問題はこれからでしょう。秋口、冬眠前にクマが好む木の実なんてありませんから。
これは、梅雨時期だというのに水が見えないやはり、草木に覆われた沢です。
一昨年の水害時には大量の土砂が流れ落ちたのですが、たちまち元の姿に帰っています。
このところ何回もこの付近で乗用車を止めている女性を見かけた。
昨日は軽トラを止めて「動物ですか植物ですか?」と尋ねてみました。
答えは「鳥です。サンコウ鳥の鳴き声を聞くのですが姿が見えないのです」と言う。
小型で尾の長さは体調の何倍もある美しい小鳥だと言う。本当に自然の宝庫なんですね。