我が家の山の畑に行く途中で気になることがあった。
畑仕事を終えてかえるとちゅうで、軽トラを停めて確認する。
点々と続く足跡。土に沈み込む大きな足跡。
この山に住む大型動物としてはカモシカもいるが、その足跡ではない。
畑を横断した足跡は5か所ほど。
足跡は全てが、向こうの林の中へと続く。農道から向かったのだろう。
谷一つ隔てた向こうの山の畑です。越後三山は雲の中。
これだけ足跡が見えても、こちらの山も向こうの山もクマの目撃情報はない。
新聞、地方紙には毎日クマの目撃情報が出ている。
先日は新潟県の北部、新発田市と関川村でクマに襲われた事件が発生。
一人の女性が重体となる不幸な事件だったが農作業中に襲われた。
他の例も同じで、農作業中に襲われたという。従来とは違うパターンです。
従来は不幸にもばったりと出会った際にクマはパニックになって襲った。
でも、そんな定説は変わり、熊のほうから襲うようになったのはなぜか。
クマの生息域が変わり、人里近くで繁殖し、自分の縄張りを持ったようだ。
そうなると、自分の縄張りに入る人間は外敵でしかない。
色々と言われているが、クマの生態が変わってきていることは確実。
山の畑での農作業も、のんびりと楽しむという時代ではなくなっようです。