山の畑からの帰り道、夕暮れまでには時間があり少し寄り道。
広域農道から分かれた支線ともいうべき細い道は、路肩の舗装も破損。
高台から見下ろして驚く。
数年前までは耕作が行われていたはずなのだが、今は草生す台地。
草が枯れたり、雪が消えた際は畑の姿も見えるのでしょう。
草に覆われた今の姿では畑とは想像もつかないような荒れ果てた姿。
細い農道の脇はワラビ畑と化していました。
ワラビ採りにさえ誰も訪れることは無くなってしまった様子。
誰かが柿か何かの果樹を植えた形跡も。
でも、この草の茂り方では木を植えてもなかなか育たないでしょう。
この地域一帯は「月頭(げっとう)」と言うロマンチックな地名です。
50年ほど前に栗の栽培のために拓かれたが、元の原野に帰りました。