我が家の野菜では、他にニンジンとゴボウまで入れます。
皮は剥かず、亀の子たわしで丁寧に洗うだけ。そして、これも大根同様面取りします。
他には、大きめの里芋も皮を剥いて入れる。これも亭主スベルベの仕事。
添加物の多さを考えると、少なくしたい練り物ですが、やはり無いと寂しい。
さて、ほぼ完成のおでんです。火を加えるごとに味はアップです。
茹で卵も我が家の場合は、欠かせない。使ったステンレスの多重鍋は煮過ぎになりがち。
具材の買い出しに二人で行った際にスベルベママが食べたいと言った牡蠣。
この日は、ネギをたっぷり入れた「牡蠣汁」仕立てで。これもまた美味しいです。
ここは一番、とっておきの越乃寒梅を開けましょうか。
夕食を前にして、集落の若者が私を頼って相談に来て、お土産におでんを進呈。
そして、近所の一人暮らしのオジサンにも進呈し、翌日は来訪した従弟にも。
スベルベママは「本当の美味しさが出る前に無くなっちゃう」なんて半ば嬉しい悲鳴。
越の三梅(こしのさんばい)と呼ばれるのが、この越乃寒梅を筆頭に三種類あります。
他の二種類は「雪中梅」と「峰の白梅」ですが、残念ながら後者は口にしたことがありません。
そして、「雪中梅」もここ2、3年近くのお酒の量販店で手に入り、時々ですが楽しめます。
根菜の皮は大切で、皮と実の間に栄養があるなんて言い方さえありますよね。
スジもおでん種コーナーで見つけましたが、我が家では使いませんね。
昆布は昨年旅の際に買ってきた、利尻昆布かな。これもたっぷり使われていました。
昔よりも一回りも二回りも小さな鍋になりましたが、それでも二人暮らしでは食べきれない。
おでんって、やはり大量に作ってこそ美味しさが出るようにも感じます。
我が家も含めて4軒分の皆さんに喜んでいただける結果は嬉しいことでした。
熱々のおでんに越乃寒梅、言うことナシですね。それにしても良い名前を考えましたね。越乃寒梅、誰が見ても越後のお酒ですものね。
煮物に入れる人参やゴボウは私もたわしでゴシゴシするだけで皮は剥きません。そしておでんの練り物はスジを入れるのが好きです。昆布も忘れずに入れます。
よそ様に上げるくらいたくさん作られると味もおいしくなりますね。