畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

災害復旧河川編

2018-07-25 13:09:02 | 暮らし

 昨年7月18日の線状雷雲、線状降水帯に襲われた災害は山の斜面から架線に及んで被害をもたらせた。

山の斜面の災害復旧と並行して、河川「大沢川」の復旧工事もたけなわ。ただし、工期はなんと来年の1月までです。

 

  建設重機のバックホウの能力はバケットの大きさ、容量で表される。

土木工事には多少の心得も有る(2級土木施工管理技士も持っていた)スベルべも驚きの大きさです。

 

  濁流は、大沢川の曲がり方に沿って左岸、右岸と破壊しながら流れた。

反対側の壊れていないコンクリート壁の下部をトンパックで土留めしながらの施行です。

 

  この辺りにはコンクリート製の橋が架かっていました。

それが、跡形も無く流失。しかし、橋を復旧するための橋台の工事は見当たらない。

 

  聞いた話によると、橋が登記されていず無いはずの橋だったとか。

不思議な話です。住民が独自に架けられる規模のコンクリート橋ではありませんでしたから。

 

 上流方の崩れた山の土質は「第三期魚沼層」と呼ばれる砂利が主体で崩れやすい。

そのために大雨の都度土砂が流れ下るので、この大きな沈砂池が設けられ、時々たまった土砂を搬出していた。

 昨年の洪水は、この沈砂池の護岸さえ破壊してしまった。

向こうにJR上越線が見えますが、その向こうも大きく壊れ、復旧工事が行われています。


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2 コメント

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ミケ様 (スベルべ)
2018-07-26 12:40:49
 トンパックの語源はそんなところかららしいですよ。
もう少しがっちりと思うんだけれど、どうもそうは問屋が卸さないらしい。
あくまでも復旧であり、現状に戻すだけ。改良してはならないらしい。

むざむざ災害を繰り返すのかと悔しくなりますが、役人の石頭はどうにもなりません。
雨は欲しいけれども、この日照り続きが河川の工事には幸いしているようです。
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Unknown (ミケ)
2018-07-25 22:39:33
護岸工事の現場では袋に何か入れて並べてあるのをよく見かけますが、トンパックというのですか。1トンくらい土が入ってるからトンパック? また水害が起きないようにガッチリと作ってもらわないとー。お天気がよいので工事は捗りますが暑いので大変ですね。
雨! それが10時少し前に雨の音がしてにわか雨状態ですが雨が降りました。外も涼しくなったし何より少しでも雨があって良かったです。
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