畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

やれば早い復興工事

2012-05-25 20:31:33 | 暮らし

 昼前から落ち始めた雨が、午後には本格的な雨となった。
雨で仕事が休みになったら良いのだけれども、雨なら雨で仕事は有る。

 簡易温室の中で、野菜の苗の大きなポットへの移し替え。
そして、種蒔きも続く(先輩失礼、ブラックトスカはキチンと仕舞って有りました)。

 夕方軽トラに乗せていたマックスを見ると、開けていたドアから表に出て雨の中で佇んでいた。
マックスに「ゴメン」と詫びて散歩に出ると、水田の流入土砂の撤去工事中。


 手付かずになっていた、堤防からの濁流の浸入地点にもようやく手が入る。
「ガマ」などの雑草が逞しく、伸び放題に伸びています。


 一見何の変哲もない水田だけれど・・・・・。


 積もった土砂の下は流木が主体のがれきの山。


 土砂を取り除き、水田を元のレベルに戻すには先ずこの流木の掘り出し撤去が先決事項。 


 でも、こういう工事は素晴らしく進歩していますね。
水準を計るレベルでレーザー光線を発し、バックホーの幅広のバケットの先端には受光器が着いている。
オペレーターは、それに合わせて慎重に操作するけれど、出来上がりは手直しも必要としない見事な平面。

 農天市場の畑に発生土砂を搬入してもらおうと考えていたけれど、
濁流の浸入地点から上流に当たる畑の近くは比重の軽い、粒子の細かい泥ばかり。
でも、浸入地点に近い、今回の工事個所は比重の重い砂が主体で畑最適。

 話をしようと作業中の人に近付くと、なんと昨年農天市場の漂着流木の片づけを担当した人だった。
挨拶を交わし、月曜日から搬出が始まると言う、砂交じりの土砂の搬入を依頼しました。
思った通りに作業が運んだならば、農天市場の畑は格段に良い土で使いやすい畑になるはずです。
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今朝はマックスと山の畑にいました

2012-05-24 13:10:36 | 風景
 
 今朝は五時にマックスの散歩を兼ねて山の畑に行きました。
一度山の高いところを走り、そして我が家の畑まで下るところです。 


 手前は先輩に手伝って頂き植えたジャガイモの「キタアカリ」です。
その向こうにはさつま芋の畝が出来つつ有ります。今で11畝、さつま芋の苗にして550本分です。


 マックスを途中から走らせ、畑に着いてからはリードを付けて散歩。
何時ものビューポイントに来ましたが、下の村は霧の中。 


 畑の周りをぐるりと回って一旦散歩は終わります。
カラスの悪戯対策にジャガイモ畑に張った細い糸にも水玉のような露が着く。


 期待のジャガイモ「インカのひとみ」も順調に伸びています。
雑草も順調に伸びてはいますが(笑)。


 一走りし、散歩も終えたマックスはのんびりと腹ばいに。


 さて、散歩だけだったら山の畑に来る必要も無い。
初めにニンジンの種を播き、次に「パースニップ」を播きました。
想像していた種とはイメージが全く違います。


 これは頂き物の種子で下さった女性が「アメリカぼうふう」なんて書き込まれていました 


 一仕事終え、マックスと山菜採りを兼ねてもう一度散歩に。
畑の入り口から見た山の畑の全容です。大きな三角形で30アールの面積です。


 ようやく霧も晴れ下の家々が見えるようになりました。
トタン葺きの屋根が朝日を反射します。


 さて、ワラビでも摘みながら軽トラまで帰りましょう。
下では昨年暴れた魚野川も穏やかな光を反射して光っています。

 遅めの朝食ののちは下の農天市場の畑でトマトの畝作り。
今は休憩中ですが、もう少ししたら小学校へバドミントンの指導に行きます。
握力不足と、全身の疲れでどうなる事かと思うけれども、ゲームとなったら子供たちと良い勝負かな。 
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菜の花畑に~♪

2012-05-23 04:45:35 | 

 最盛期を過ぎ、収穫量は減ってきたけれどもまだ採り続けている「トウ菜」。
畑の向こうには田植えを待つ水田に水が張られていて、昨日田植えも終わったようです。


 こちらは同じ並びの「トウ菜」でも種類は「三月菜」と呼ぶ種類で収穫は終了。
今は黄色い菜の花の花盛り。思わず「菜の花畑に~入り日薄れ~♪」なんて口ずさみます。


 今も収穫を続けているのはこの「川流れ菜」です。
少し固く感じるけれども味の濃い美味しい「トウ菜」です。
さっと湯がいて塩漬けにしたら二、三時間で美味しい漬けものになるし、もちろんお浸しでも美味しい。


 最盛期にはこの収穫篭では間に合わず、ユリの球根用のコンテナに一杯も採っていました。
昨年の九月に山の畑に種を播き、11月に出来た苗を下の畑、農天市場の裏に植えたのでした。

 先日、何時も手伝ってくれる同級生に沢山持ち帰ってもらった。
翌日「味はどうだった?」と聞くとニヤリとして「うん、帰りにグループホームに届けて帰宅した」と言う。

 そして、「名前が悪いから、間にもう一文字入れたら、なんて言われたよ」と続け、
「川流れ菜じゃ、水死者のイメージだから『川の流れ菜』が良いって」と言う。
二人でもっともだなーと、大笑い。

 こうして、彼に収穫物を手渡しても彼は家に持ち帰ることは少なくて、
グループホームなどに置いて行くことがほとんどのようです。
ま、間接的にスベルべもボランティアに参加していると言うことかな(笑)。
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畑の周りには食材が一杯!

2012-05-22 04:39:09 | 食べ物

 先一昨日の土曜日も、一昨日の日曜日も天候に恵まれて畑仕事は休みは無し。
さすがに肉体的にも精神的にも疲れ果て「日曜だよ早じまいにしよう」と四時半に仕事を切り上げた。

 「疲れたよな、どこかで夕ご飯食べようか?」と私、「疲れ過ぎてその気力も出ない」と妻。
二人で畑の周りで山菜を採る。山菜の「木の芽」と呼ぶ「アケビ」の新芽も伸び始めた。

 根曲がり竹の「竹の子」「タラの芽」などを三十分ほど採って疲れをいやす。
「ヨシッ、それじゃ山菜の天ぷらをしよう」と言いつつ山道を帰宅。


 帰宅してもすぐに家にはいる訳にはいかない。ビニールハウスの野菜の苗に水をやり締めなくてはならない。
ついでに下の畑を見回して、昨年の株が残った「イタリアンタンポポ」と「ヨモギ」の新芽を摘む。


 後で気付いて後悔したけれど、新しいカメラで撮って色彩の再現を確認したら良かった。
コンデジではこれで精いっぱい。シャッタースピードが遅くて手ぶれになっちゃいました。

 ま、そんなことは良いけれど、帰宅して素早く着替えてキッチンへ。
山菜を洗って、別の料理「津南ポーク」の焼肉をする妻との競演です。


 「ハイッ、出来上がりー」っと。
「タラの芽」「根曲がり竹の子」「アンニンゴ」「独活の芽」「ヨモギ」「イタリアンタンポポ」、
そうだ、ようやく伸び始めた「葛の芽」も入れましたね。合計七種類の山菜天ぷらの完成です。


 もちろん山菜の王様とも呼ばれる「タラの芽」も美味しいけれども、
この手前にある「イタリアンタンポポ」も中々乙な味でしたよ。

 他には「津南ポーク」の豚肉の生姜焼きが有り、そして、「コゴメ」と「木の芽」も茹で上げた。
「トウ菜」の煮物も有るし、冷えた「冷や奴」も加わる。

 「何だか下手なレストランよりも豪華な御馳走が並んだぞ」と、二人ともご満悦の態。
そして、二人のコンセプトワード「ビール腹が減ったー」の言葉と共に発泡酒で乾杯。
力一杯一日働き、そして、働いた畑の周りで食材を調達して帰る幸せ。

 土曜日も日曜日も無く働き続け、足腰、腕も疲れでパンパンに張っています。
でも、なんだか不思議な充実感に包まれた、晩春の日々です。
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越後の山は花盛り

2012-05-21 04:46:35 | 自然

 例年よりも十日から二週間は開花が遅れたように思えるが、「藤」の花が満開になりつつある。
他の木に絡みつき、成長を阻害すると嫌われた「藤」も今は伐る人も無く、どこでも目に着く。


 ほぼ満開の「藤」の花が農作業で疲れる身体と心を癒してくれる。


 「藤」の花の手前では「アンニンゴ」が花盛り。
「アンニンゴ」は「ウワミズザクラ」とも「ウワミゾザクラ」とも呼ばれます。

 また、木質が粘り強く鎌や鉈の柄に使ったことから「ナタヅカ」と呼ぶ地域も有る。
満開になる前の蕾状態の房を採り塩漬けにして、料理の添え物にも使います。
昨日は畑仕事の合間に妻と二人で、まだ蕾状態の「アンニンゴ」を採って帰りました。


 「タニウツギ」の蕾もピンク色に染まって来ています。間もなく満開を迎えることでしょう。
そして、その向こうには間もなく田植えの盛りを迎える水田が光っています。


 良く見えないかもしれないけれど、村を見下ろす山は「朴」の木も白い花の花盛り。
越後の山は「カタクリ」の花盛りがあっという間に終わり、今は木々が花盛り。
北国、雪国の短い春に命を燃やすかのように次々と花を咲かせ雪国の人々の心をいやす。

 右上の変形十字路の手前の緑が神社の「ケヤキ」です。
あの神社のすぐ後ろ、手前に昔の我が家は有りました。
その家で生まれ育ち、今の駅前の家に移転してから五十年以上の歳月が流れている。


 さて再度「藤」の花です。花を借景に下の村々を写してみました。
水田の中に小学校が見えます。少し左から移転新築しました。


 何時も私が紹介する得意の「ビューポイント」からの撮影。手前が旧堀之内町で奥が旧小出町です。
一昨日辺りから田植え作業も始まって水田が張られた水で光っています。


 これも良く紹介する風景です。
小学校の左、赤い橋の傍に老健の施設が見えますが、そこが古い小学校の跡地です。

 さて、何時もお見せする風景ですけれど何か違っていませんか。
実は新しいカメラ「NIKON 1」での撮影でした。

 中々使う機会が無くて昨日は軽トラの荷台の荷物入れのボックスに忍ばせて行きました。
そして、作業を「日曜日だから早じまいにしよう」と妻に声を掛けマックスと散歩に歩いての撮影でした。
なんだか、自分では風景も植物もやはり、コンデジとは違うと思っているのですが。
コメント (16)
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