夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

近藤史恵著「にわか大根」光文社文庫

2008-03-30 21:02:55 | 本と雑誌

近藤史恵著「にわか大根」光文社文庫
近藤史恵著「にわか大根」光文社文庫
猿若町捕物帳

「吉原雀」遊女の急死を探ると浮かぶ雀
三人の遊女達は 雀の事で揉めていたと言う
人気役者の水木巴之丞と血縁は無いらしいがよく似た面差しの遊女 梅が枝
隠居した父の縁で二人と知り合った真面目な玉島千蔭
遊びはしないが頭脳は明晰

もとは自分への嫁候補だったお駒は 父に惚れ義母になった

長身 色恋には朴念仁

父とお駒が旅に出た留守に訪ねてきたお駒のいとこ おふくは事情ありげで

「にわか大根」上方へ行くまでは 上手な役者だった男が 芝居が下手になり戻ってきた
だが子供が殺されてから また元のうまい役者に戻る
隠された秘密に気付く千蔭

「片陰」天水桶から発見された死体 そこから浮かび上がったのは 巴之丞の昔の知り合い

梅が枝には呼び出される
おふくは駆け落ち騒ぎを起こす

千蔭は忙しい

歌舞伎好きの著者が描く江戸

続いてほしいシリーズです


おかずは「半額」シールが決める(笑)

2008-03-30 17:56:05 | 子供のこと身辺雑記

おかずは「半額」シールが決める(笑)
おかずは「半額」シールが決める(笑)
おかずは「半額」シールが決める(笑)
おかずは「半額」シールが決める(笑)
おかずは「半額」シールが決める(笑)
白菜を使ったおかず
何を作ろうか思案しつつ ご近所のスーパーの店内を歩いていたらカニ1パック半額と 丁度2パック残ってました
お豆腐1丁55円 並びの売り場のマロニ―買い足し 鍋用鶏団子 うどん
で何となく今夜は鍋です

同じく半額につられて買ってきた苺が今日のおやつでした

一つの鍋で茹で いったん湯切りしてから鍋にマーガリン落として焦げ目つけ 砂糖・醤油・味醂のタレで味付けしたトウモロコシ
ほうれん草の卵とじ


スーザン・ブロックマン著「夜明けが来るまで見られてる」ヴィレッジブックス

2008-03-30 15:28:44 | 本と雑誌

スーザン・ブロックマン著「夜明けが来るまで見られてる」ヴィレッジブックス
スーザン・ブロックマン著「夜明けが来るまで見られてる」ヴィレッジブックス
かつてセクシーな濡れ場のB級映画のみが 人の記憶に残っている女優ケイトは自分が書いた脚本を映画化しようとしていた

以前問題を起こして映画界から干されているジェリコが主演男優に決まり 間違いを起こされない為にケイトは彼を監視することにする

ジェリコは生意気な女への男ならではの復讐を考えるが―
それぞれ過去の出来事で心に傷持つ男女

映画 美男美女

ジャンルはロマンス小説です


米原万里著「ガセネッタ&シモネッタ」文春文庫

2008-03-30 00:51:59 | 本と雑誌

米原万里著「ガセネッタ&シモネッタ」文春文庫
米原万里著「ガセネッタ&シモネッタ」文春文庫
米原万里著「ガセネッタ&シモネッタ」文春文庫
米原万里著「ガセネッタ&シモネッタ」文春文庫
犬と猫を愛し日本語を愛し ロシアにも詳しかった通訳であり作家
たまたま読んだ雑誌や新聞にもよく文章が掲載されていた

錚々たる経歴の才女

2006年 病死

笑いに始まって 読み続けるうちに感じるのは 思うのは 著者が日本語を愛し 世界の中での日本語 日本の文化 日本の位置
それらについて深く案じておられたこと

垣間見える政治 国家なるものの恐ろしさ

笑いの中に真剣に考えなくてはいけない問題が含まれています