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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

江上剛著「ラストチャンス 参謀のホテル」 (講談社文庫)

2021-01-26 19:59:03 | 本と雑誌

 

 

本の裏表紙の内容紹介から

ー数々の企業を苦境から救ってきた「再生請負人」樫村徹夫

老フィクサーに名門「大和ホテル」の立て直しを依頼され 総支配人に就任した樫村だが

シビアな創業家の社長やクセのある従業員に大苦戦

迫る中国資本による買収の危機 予想外の裏切り

熾烈な生き残り戦争から老舗の看板を守れ!-

 

 

大学で講座を受け持つ樫村に旧知の山本から持ち込まれた仕事は 歴史あるホテルの立て直し

政財界の黒幕とかつて言われていた人物には どうしてもそのホテルを立て直した由があった

 

両親が事故死 若くして社長の座についた美しい華子

彼女は老いたフィクサーを憎んでおり 樫村のこともよくは思っていない

 

ホテル経営の知識も経験もない樫村は手探り状態から仕事を始める

まずは味方をつくらねばならない

 

良い仕事をするには 人の和が大事

そしてやる気を起こさせること

 

作中 経営者の間違いの法則という言葉が出てきます

傲慢 混同 過信 排斥 空虚 鈍感 執着

 

 

 

長く銀行で働き 様々な体験をした著者は「リアルな企業小説が人気」と 著者紹介の言葉にあります

 

 

 

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