あと十年ほどで母が死んだ年になる
「おばあちゃんが死んだ年まであと10年」そういう覚悟もしておいてほしいという意味で長男に言った
姑のように百歳近くまで もしくは百歳超えてもお元気な方もいらっしゃる
寂しい話をするけれどねーと 親はいつ死んでもおかしくないーそうした考えも頭の隅っこに入れておいてほしいなと思って
その数日後 長男と同じくらいの年の子供を持つ人と話すことがあって
その人も息子に言ったそうです
「年に三度くらい実家に帰ってくる すると十年で 30回くらいしか
お母さんには会えないのだからー」と
どこも同じようなことを言っているものだなと ちょっと面白かったです
姑に要介護5の認定
姑が入院している病院の看護師さんからも これはお家でお世話は大変でしょうーと
看護師さんのお話では 姑はいまは優しい表情で入院生活を送っているそう
そろそろ退院後の生活についても考えねばなりません
ほぼ寝たきり
病院の担当の方が親切に相談に乗って下さって 受け入れ可能な施設を捜して下さいました
でも病院の方任せでもーと場所確認と外から眺めるだけですが 幾つかの施設も見に行きました
最初 二つの施設に空きがあるとかで 一つの施設は古いけれど2万ほど安い
いま一つの施設は新しい
古い方は施設までの道路がかなり狭いとの前情報
主人の運転で見にいきました
田んぼのあぜ道広げたような道でえぐい角度に曲がること数回
カタツムリのカラの渦巻きのように
やっと着いたら駐車場も狭くて
しかも袋小路
来た道を戻るしかない・・・・・
いま一つの施設は そこよりは広い道路
でも対向車が来たら困りそうな道路幅
帰り道 主人「あの道路はあかんわ まだ後からの2万高いほうがー」
見に行く前は「安いほうがいい」と言っていた主人ですが
翌日 施設を捜して下さる担当の方と再び面談
他の空きがありそうな候補も幾つか教えていただきました
そこで同じ市内に他にも施設が複数あるところで話を伺い 申し込み
必要な書類を揃えて
なにぶんにも初めてのこと これでいいのかしらなどと迷いつつ
あれこれの手続きをして
そしたら申し込んだ施設の方から連絡あり
姑の入院している病院まで行ってくれたそうです
あいにく姑は眠っていたそうですが 看護師さんとも話をして下さったとのこと
できるだけ入れるように施設の上の方にも話しますからーと言って下さいました
近々 またお話を伺いにその施設に行くつもりです
入れるとなると着替えや肌着 どれくらい用意すればいいものか
そうしたことも全然わかりませんから