 | LEAK 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 (角川ホラー文庫) |
| 内藤 了 | |
| KADOKAWA/角川書店 |
腸が裂けるほど 口から紙幣や小銭をぎっしり詰め込まれた死体が見つかる
正月明け 藤堂比奈子は事件で親しくなった吉田佐和から 太鼓屋の女主人の深町絹の様子が心配だと相談も受けていた
絹は芸者時代に産んで手放した息子がいると言う
その息子について知る若い男は 違う名前で呼ばれて逃げ出した
絹を案じてついて行った比奈子の目の前でー
若い男は絹を騙そうとしたのだろうか
比奈子は老人だけで暮らす家で食事をし ほっとする時間を過ごしたが
リッチマンと名乗る犯人は比奈子を名指しで電話をかけてきた
何故 リッチマンは比奈子を知っていたのか
口に金を詰め込まれて殺された人間達は｛詐欺する者たち｝という共通点があったことがわかる
詐欺にあった被害者たち
犯人は比奈子が会ったことのある人間・・・・・
比奈子の中ですべてがつながる
事件が終わったあと シリーズ第１作の犯人のこれからの事件を予感させる手紙がー
次作で藤堂比奈子は大変な危機に見舞われます
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