中山七里著「テミスの剣」文藝春秋

	テミスの剣
	中山 七里
	文藝春秋

検挙率高い先輩刑事の鳴海
若い渡瀬は鳴海の指示に従い取り調べを続けた

二人が落とした容疑者は刑が確定後　自殺した

数年して　他の事件で逮捕した人間が余罪も吐き　冤罪であったことがわかる

真犯人は出所後　その日のうちに殺される

その犯人が殺した人間達の遺族達へ　出所の日時を知らせる手紙が届いていたことがわかる

誰が手紙を送り　誰が殺したのか


警察からも疎まれ妨害されながら　渡瀬は捜査を続ける


卑劣な動機を暴き出す渡瀬


希望をのこしてー物語は終わる

正義の為に　もう冤罪を出さないために　渡瀬は刑事を続ける