外交官の堀江亮介はかつてカテリーナという美しい女性を愛した しかし混乱の中 カテリーナは射殺された
カテリーナの命を奪った殺人者は 今度はカテリーナの別れた夫シュナイダーを狙っていた
カテリーナの娘 シルビアは少女の頃からの恋をかなえて 堀江と恋人同士になるが いつかは来る別れに怯え 自ら別れを選びその後つまらない体目当ての男に引っ掛かり 妊娠する
シルビアは会いにきてくれた堀江を追い 堀江はシルビアの子を自分の子供として引き受ける決心をする
東西ドイツの間に築かれた壁はー人々の力で壊される日が近付いていた
だがKGB は暗躍する 壊れつつあるソ連の最後のあがきにより殺される人々
思いあがった殺人者
結局 世界はドイツの力をおそれていた だから二つに分けたが 東西ドイツは苦しみの時を経て一つの国に戻った
東西ドイツの壁は数百人の人間の命も奪ったが
堀江は妻の恵子と離婚し シルビアとの愛を選んだ
「プラハの春」「ベルリンの秋」「ウィーンの冬」堀江亮介を主役としたー東欧三部作と言われているそうです
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