中国の圧力に屈して台湾と断交する国が拡大するのを防ぐことを目的とした「台湾同盟国際保護強化イニシアチブ法案(通称・TAIPEI法案)」が米国の上下院両方を通過していましたが、トランプ大統領が26日に署名し成立しました。
同法は米政府に対し、台湾を支持する国との関係を強化する一方、台湾と断交するなどした国に対しては経済支援の削減などの措置をとることを求めたものです。
米下院、TAIPEI法案を可決 台湾と断交する国の拡大阻止 - 産経ニュース
米大統領に対して中国共産党体制からの「現在および将来の脅威」に対抗するため台湾に武器を供与することや、2018年3月に成立した台湾旅行法に基づき、米政府高官の台湾訪問も求めています。
更に、台湾が国際機関へ加盟したりオブザーバー資格で参加したりできるよう、米大統領が国際社会に働きかけることも促していて、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、各国の協力が不可欠とされるなか、台湾による世界保健機関(WHO)の会合への参加を米政府が後押しすることも想定されるのだそうです。
昨年5月に上院、同10月に下院で提出され、両院が可決した内容を一本化した最終版が今月16日、ホワイトハウスに送られていたもので、同法の発効を受け、立法化に携わった上院のコリー・ガードナー議員(共和党)とクリス・クーンズ議員(民主党)は同日、連名の報道文を発表。ガードナー氏は、同法の目的は台湾の国際的地位を高め、世界各国に「中国が台湾を傷つける行為を支持すれば代償が必要」という力強いメッセージを伝えることだと指摘した上で、「トランプ氏がこの重要な超党派の法案に署名したことを称賛する」と強調。コーンズ氏は、台湾が国際社会にプラスとなる役割を演じられるよう、より多くの方法を模索したいと意欲を示したのだそうです。
外交の重要案件では、議会の与野党、政府が一丸となって立法化を進める姿勢は、政府の足を引っ張る政局を優先させる
野党のいるどこかの国とは全く異なる議会民主主義の国と、感心します。
台湾の外交的孤立を防ぐ「台北法案」が発効 外交部が感謝 | 中央社フォーカス台湾
中国の習近平体制は、台湾の蔡英文政権を国際的に孤立させようと、台湾と関係のある国に対する外交圧力を強化していますが、台湾と非公式関係を結んでいる日本やインド、オーストラリアと米国との連携を深めることで台湾の経済力強化と国際的立場の維持が護られることとなると期待されます。
# 冒頭の画像は、「TAIPEI法案」に署名するトランプ大統領
この花の名前は、オオバハブソウ
↓よろしかったら、お願いします。
同法は米政府に対し、台湾を支持する国との関係を強化する一方、台湾と断交するなどした国に対しては経済支援の削減などの措置をとることを求めたものです。
米下院、TAIPEI法案を可決 台湾と断交する国の拡大阻止 - 産経ニュース
トランプ大統領が「TAIPEI法案」に署名 台湾外交の支援目指す - 産経ニュース 2020.3.28
【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は26日、中国の圧力に屈して台湾と断交する国が拡大するのを防ぐことを目的とした「台湾同盟国際保護強化イニシアチブ法案(通称・TAIPEI法案)」に署名し、法案は成立した。
同法は米政府に対し、台湾を支持する国との関係を強化する一方、台湾と断交するなどした国に対しては経済支援の削減などの措置をとることを求めた。
また、米大統領に対して中国共産党体制からの「現在および将来の脅威」に対抗するため台湾に武器を供与することや、2018年3月に成立した台湾旅行法に基づき、米政府高官の台湾訪問を求めた。
台湾が国際機関へ加盟したりオブザーバー資格で参加したりできるよう、米大統領が国際社会に働きかけることも促した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、各国が協力しての取り組みが不可欠となる中、米政府が台湾による世界保健機関(WHO)の会合への参加を後押ししていくケースも想定される。
中国の習近平体制は台湾の蔡英文政権を国際的に孤立させようと、台湾と関係のある国に対する外交圧力を強化している。
【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は26日、中国の圧力に屈して台湾と断交する国が拡大するのを防ぐことを目的とした「台湾同盟国際保護強化イニシアチブ法案(通称・TAIPEI法案)」に署名し、法案は成立した。
同法は米政府に対し、台湾を支持する国との関係を強化する一方、台湾と断交するなどした国に対しては経済支援の削減などの措置をとることを求めた。
また、米大統領に対して中国共産党体制からの「現在および将来の脅威」に対抗するため台湾に武器を供与することや、2018年3月に成立した台湾旅行法に基づき、米政府高官の台湾訪問を求めた。
台湾が国際機関へ加盟したりオブザーバー資格で参加したりできるよう、米大統領が国際社会に働きかけることも促した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、各国が協力しての取り組みが不可欠となる中、米政府が台湾による世界保健機関(WHO)の会合への参加を後押ししていくケースも想定される。
中国の習近平体制は台湾の蔡英文政権を国際的に孤立させようと、台湾と関係のある国に対する外交圧力を強化している。
米大統領に対して中国共産党体制からの「現在および将来の脅威」に対抗するため台湾に武器を供与することや、2018年3月に成立した台湾旅行法に基づき、米政府高官の台湾訪問も求めています。
更に、台湾が国際機関へ加盟したりオブザーバー資格で参加したりできるよう、米大統領が国際社会に働きかけることも促していて、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で、各国の協力が不可欠とされるなか、台湾による世界保健機関(WHO)の会合への参加を米政府が後押しすることも想定されるのだそうです。
昨年5月に上院、同10月に下院で提出され、両院が可決した内容を一本化した最終版が今月16日、ホワイトハウスに送られていたもので、同法の発効を受け、立法化に携わった上院のコリー・ガードナー議員(共和党)とクリス・クーンズ議員(民主党)は同日、連名の報道文を発表。ガードナー氏は、同法の目的は台湾の国際的地位を高め、世界各国に「中国が台湾を傷つける行為を支持すれば代償が必要」という力強いメッセージを伝えることだと指摘した上で、「トランプ氏がこの重要な超党派の法案に署名したことを称賛する」と強調。コーンズ氏は、台湾が国際社会にプラスとなる役割を演じられるよう、より多くの方法を模索したいと意欲を示したのだそうです。
外交の重要案件では、議会の与野党、政府が一丸となって立法化を進める姿勢は、政府の足を引っ張る政局を優先させる
野党のいるどこかの国とは全く異なる議会民主主義の国と、感心します。
台湾の外交的孤立を防ぐ「台北法案」が発効 外交部が感謝 | 中央社フォーカス台湾
中国の習近平体制は、台湾の蔡英文政権を国際的に孤立させようと、台湾と関係のある国に対する外交圧力を強化していますが、台湾と非公式関係を結んでいる日本やインド、オーストラリアと米国との連携を深めることで台湾の経済力強化と国際的立場の維持が護られることとなると期待されます。
# 冒頭の画像は、「TAIPEI法案」に署名するトランプ大統領
この花の名前は、オオバハブソウ
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