うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

庭掃除と秋の花

2008年11月02日 04時32分22秒 | わたしの日常です。
そうか、もう秋か。昨日のこと。
 テレビ朝日の「朝だ!生です旅サラダ」を見て、わが家では、土曜恒例の家の中の一斉掃除を家内が始める。わたしは、前庭と玄関まわりをうろつく。
 今年は200個あまりなった柿も先週の休日に全部もいだ。60個は近所知人に配り、残りは先週中にわたし一人で食べ終えた。これは多分、一ヶ月はかかった、自給自足などと言いながらも内心きつい。もったいないという、生来の百姓根性がなせるのだ。多い日は6から8個食べた勘定だ。そろそろ、フェイジョアも熟し始めた。さあどうしよう、これから、ぼとぼと路面に落下する。
 落ち葉を集め、刈り込みのタイミングを失した西洋錦糸梅(ヒペリカムヒドコート)の下枝を剪定ばさみで切り取る。その根元に将棋の駒の大きさの子供のひき蛙がいる。紫苑の先っぽに余命を知ったような弱ったカマキリがすがりどれも向かう寒さに戸惑っているようだ。ここはコンテナガーデンスタイル、入れ替えの草花はその紫苑鉢と濃い紫の小花をびっしり付けている友禅菊だ。
 ついでに車庫前の渡り石(ツバ付き側溝板)をずらし内部にたまり黒く変色した土をジョレン(鋤簾)で掻き出していく。あとは全体を庭箒でそうじをする。
 それから、雨を溜めておいた水を、如露に移し不足気味の鉢ものに水をやる。鉢内の表土を見て加減しながら回数を重ね、受け皿への出具合を確認していくのだ。一番頻度の多いのはサルビア・レウカンサ(アメジストセージ)だ、早く大きく育つが意外や意外、水切れに弱い。しかし、大人の目線の高さで今を盛りに薄い紫の花茎を束にして見せている。なにかを問いかける可憐な花弁と物腰。そのさしかけるような姿は、盆栽で言えばざっくりしているが大柄な懸崖仕立てに似ている。
 
 あれっ、家の周りをさっと風が吹く、南西かな、遠く住宅地の向かいの杉林の上空を見ると渦を巻いたように風が動いている。もしかしてと、後で、気づいたのだが、木枯らし一号であったらしい。例年より随分と早いのではないか。
        
  
コメント
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