うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

ギボウシの分類・系統⑥--オオバギボウシ

2008年11月05日 06時19分17秒 | ギボウシの系統・分類
 ■オオバギボウシ
学 名: Hosta(属)―Bryocles(亜属)―Helipteroides(節)―sieboldiana
―var.sieboldiana
Montana F. Maek
原産地: 日本全国 
品種名 ***・****・****・****・****・****・****
  【※ ◇マークはマイコレクションのギボウシ】
・◇オオバギボウシ
・ 黄覆輪オオバギボウシ(オオバギボウシの突然変異種)
・ 金星
・ 天竜
・ フランシス ウィリアムズ
・ カーニバル(フランシスウィリアムズの交配種)
   ****・****・****・****・****・****・****

 種の形容語は長崎のオランダ商館の医師として来日したシーボルトの名にちなむ。オオバギボウシはHosta属を代表する野生の原種である。九州の屋久島から北海道中部まで分布し、岩場、草原、林内と生育場所は幅広く、身近な里山でも見ることができる。
 シーボルディアナ(Sieboldiana)とモンタナ(Montana)の系統。シーボルディアナはブルー系の親として重要で、山陰から北陸地方に多く分布する。モンタナは斑入り種が多くて、全国的に分布するが太平洋岸に多いとされている。
 食用としては、原種の “オオバギボウシ” と園芸品種 “天竜” が知られていて、東日本特に東北地方では野菜に代わる山菜として常食されている。園芸市場では、家庭菜園用に秋植えの根株として店頭販売される。
 性質はやや立ち葉で大型になり、花の色は白からうすいラベンダー色になる。季節による変化は少ない強健種である。


 ■クロギボウシ系
学 名: Hosta(属)―Bryocles(亜属)―Helipteroides(節)―sieboldiana
     (Lodd.) Engler
     ―var. nigreicens Makino
原産地: なし
品種名 ***・****・****・****・****・****・****
  【※ ◇マークはマイコレクションのギボウシ】
・ クロッサリーガル
・◇リーガル スプレンダー(クロッサリーガルの芽分かれ)
・ 長大銀(葉)
   ****・****・****・****・****・****・****

 オオバギボウシの変種。中型種、葉の形態は中葉、立ち葉である。

 このシリーズは、⑤に引き続き追加としての追補版(extra)です。
 なお、ここでは、少々の栽培経験とわたしの頭の中の独断と偏見とあて推量で話題がすすみますので、ある程度、適当にとらえてご理解ください。

 皆さんもWeb上の百科事典と称される、Wikipediaの要領でコメントをください。
お待ちしております。

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コメント (2)
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