うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

実のついたフェイジョア

2008年11月21日 06時02分11秒 | オリーブ・フェイジョア栽培日記
昨日の朝は、この時期一番の寒さ。前回に引きつづきフェイジョアの記事を書き込みます。
 写真は11月19日現在、ここは千葉の内陸部。これは実のついたフェイジョアの光景です。根元回りで一升瓶ほどの太さがあり、露地植え15年くらい経過しているせいか収穫量は安定しています。葉の色と実の色が全く同じ深みどりで、ご覧のように目を開いて注意して見ないとわかりません。ちょうど、卵大、Mから3Lぐらいの大きさと形状です。
 樹上でもぎとるのではなく自然に落下した頃が収穫時期です。しばらく自然状態で放置して、1~3週間ほど追熟させ、柔らかくなり甘い芳香が出てきたら食べごろでしょうか。
 生食で利用。中身をえぐって食べるか、輪切りにしてフルーツサラダか、洋菓子でフルーツポンチにするか、甘い花びらを付け合わせにするか、果実酒か、が主な食べ方のようです。(白い花弁はエディブルフラワーとして食べられます、砂糖菓子の甘さです)。
 まだまだ、日本ではイメージが先行していて、品種ごとの栽培法と味わいを比べた調理資料が少なく本格的な果樹として扱われていません。多分、フェイジョア栽培技術の確立と品種ごとの受授粉の難しさと、利用に際し単品としては淡泊すぎてそれほどおいしくない、(栄養成分の未分析、)などによるものです。(嗜好の個人差はもちろんあります)。
 今までに果物市場には出荷されたとは寡聞にして聞いておりませんが、利用の仕方としてフルーツパーラーが積極的に商品化しメニューに加えれば面白い。また、花はエキゾチックでいいのですが、花びらがくずれやすく、生花の花卉材料としては難しいでしょう。
         
コメント
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