うざね博士のブログ

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原種系ギボウシの分類・系統③--オオバギボウシ系

2009年09月10日 04時09分21秒 | ギボウシの系統・分類
・オオバギボウシ
学 名: Hosta(属)―Bryocles(亜属)―Helipteroides(節)―sieboldiana―var.sieboldiana Montana F. Maek

原産地:種の形容語は長崎のオランダ商館の医師として来日したシーボルトの名にちなむ。オオバギボウシはHosta属を代表する野生の原種である。沖縄を除く九州の屋久島から北海道中部まで分布し、岩場、草原、林内と生育場所は幅広く、身近な里山でも見ることができる。
 シーボルディアナ(Sieboldiana)とモンタナ(Montana)の系統。シーボルディアナはブルー系の親として重要で、山陰から北陸地方に多く分布する。モンタナは斑入り種が多くて、全国的に分布するが太平洋岸に多いとされている。
 
特性・特徴: 性質はやや立ち葉で大型になり、花の色は白からうすいラベンダー色になる。季節による変化は少ない強健種である。開花期は6月上旬から8月上旬。
 食用としては、原種の “オオバギボウシ” と園芸品種 “天竜” が知られていて、東日本特に東北地方では野菜に代わる山菜として常食されている。園芸市場では、家庭菜園用に秋植えの根株として店頭販売される。

品種名 ***・****・****・****・****・****・****
  【※ ◇マークはマイコレクションのギボウシ】
   ・◇オオバギボウシ
   ・黄覆輪オオバギボウシ(オオバギボウシの突然変異種)
   ・金星         ・天竜
   ・◇フランシス ウィリアムズ(エレガンスの突然変異種)
   ・カーニバル(フランシスウィリアムズの交配種)
   ・秋霖 白散覆輪(富士山産) ・大白竜 白中斑よれ葉(富士山産)
   ・黄冠 黄深覆輪 後冴え(富士山産) 
   ・金環飾 黄覆輪 後冴え(富士山産)
   ・角取覆輪 黄覆輪 大型(富士山産)
   ・富士の勝山 白黄散中斑(富士山産)
   ・金星 黄深覆輪
   ・半八重オオバギボウシ 細弁半八重(富士山産)
   ・黄金葉オオバギボウシ     ・初霜実生
   ・マダラ白王 黄散斑      ・白縞斑実生 
   ・白覆輪      ・八重咲きギボウシ 富士牡丹 桃紫牡丹咲き八重
   ・海              ・佐見時雨

   ****・****・****・****・****・****・****
・クロギボウシ系(オオバギボウシの変種)
Hosta(属)―Bryocles(亜属)―Helipteroides(節)―sieboldiana(Lodd.) Engler
―var. nigreicens Makino
 オオバギボウシの変種。東北の栽培品。中型種、葉の形態は中葉、立ち葉であ
る。
品種名 ***・****・****・****・****・****・****
 ・クロッサリーガル

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