うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

「ギボウシ図鑑」が届く

2010年05月22日 06時01分18秒 | 展示会・資料紹介・ホスタガーデン
寒暖の差が激しい日々が続く。もしかすると、来週からは走り梅雨の天候か。
 わたしが待ちに待った、 「ギボウシ図鑑」がやっと届いた。それから早速、わたしはしばらくのあいだ、ためつすがめつページをめくりながら読むことに没頭する。

 どうやら、わたしの方にも、今までギボウシの知識に相当勘違いがあったようだ。これまでは、一冊の薄い本(:ギボウシの観察と栽培)とウェブ上の雑多な知識しかなかった。限られていたのだ。いづれまた、精読してからわたし自身がひそかにまとめている覚え書きの文章をチェックしなければならない。それと、今までの掲載したブログの文も。
 本の共同の著者の方々がギボウシの趣味家主体であり、それゆえ内容の傾向が原種系の園芸的な方面であるのはあらかじめ了解していたが、本当はギボウシの都市緑地への応用、葉色、開花時期など品種ごとの特徴を活かした配植・プランニング、品種ごとの特性を明らかにする系統や分類がまとめてあると良かった。そのほかの項目では、交配方法は別として、株分けとかの繁殖・栽培技術面の文章は、この数年間のわたしなりの作業経験から言っても、全くその通りであると同感の限りである。
 ただ、残念なことに、これでは一般の園芸好きの人には、あまり取っつきがいいとは言えない気がする。

 専門の記述以外では文字の書き誤りが3か所はあったかな。これは、誤植ではなく執筆者の誤りだろう。学術面の大学の教授連は加わっていなく、それぞれが自ら身銭を切り栽培方法など実地を踏まえた実務者クラスだから表現について言ってもしょうがないのですが。
 そうは言っても、企画や編集面から執筆、出版まで、日本ではギボウシ専門書としては初めても同然であろうから、まずは御苦労さまと言いたい。
 次は、英文書籍の日本語訳の出版が待たれるのだが・・・・・。
 ところで、ことしから、恒例のギボウシ展示会は、都内調布市深大寺の神代植物園に変わったそうです。期間は 6/8 から 6/13まで。そこではギボウシ収蒐と交配や栽培の苦心談などの情報と、狙い目は希少ギボウシの格安の即売会かな。
 ギボウシフリークの皆さん、お金とお暇のある方、どうぞご参加ください。

 コメント、お問い合わせに際して、連絡方法は下段のコメント(0)をクリックするか、少々面倒ですがこちらのH・P 有限会社グリーンワークスから入り、お問い合わせフォーム、メール等でお願いいたします。
       
コメント (2)
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