うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

天王洲アイルを歩く2--シーフォートスクエア

2010年08月30日 03時51分51秒 | 天王州アイル Project
この間、天王洲アイルを歩いた。
 その第二弾、シーフォートスクエア をどうぞ。東京モノレール・天王洲アイル駅のあるエリア、銀河劇場もある。
 
 ここは、京浜運河と天王洲運河に囲まれたところ。天王洲アイルのなかでは、一番の地域の景観スポットであり、魚や野鳥など多様な生態系を楽しめる場所である。

 緑地全体の管理では、どうも高中木の手入れまでしか目が行き届かない模様だ。運河沿いのパーゴラのつる植物の切り詰めや間引き作業がなおざりにされており、その足下はうす暗い。ここはプロムナードのはずだが、ちょっとおもわしくない。植物にとって微気象が厳しい中で、ここでのつる植物の配植は成功しているのだが、どういうことか、管理技術が不明なのだろうか。
 また、ボードウォークに連なる京浜運河側の単独の緑地にある、さるすべりは気息奄々の状況を呈している。早く、ケアが必要だ。

 ほかに、気になるのはモノレール軌道下緑地の管理だ。歩道からの視線が悪すぎないか。
 規制があるにせよ、樹木の芯どめをすればいいという訳ではない。外観、地形や緑地をグロスで考えていかないと、単なるヤブ化された雑種地になる恐れがある。
 天王洲アイルのなかでは、ここ、シーフォートスクエアには入れ替え制の花壇が6か所あったのだが、管理予算の縮減のせいか、その跡が放置されている。特に緑地内の清掃はなされているようだが、しかし本来、生き物である植物の基盤として土の地肌のむき出しがいいわけがない。ここは建物内部ではない、不自然極まりない。緑地は地表をグラウンドカバープランツなどで被覆するのが本筋である。
 ところで、塩害予防の樹冠自動散水装置は今でも起動されているのだろうか。

 しかし、今年は、ここ数年来の夏の渇水にもめげず衰弱している樹木は見当たらない。20年弱の年数をかけてこの地盤や気象になじんできたということか。わたしたちは、施工直後から5年ぐらいまでは数人で手分けして散水をおこなったもの。たしか、一週間に一回、半日かけての頻度だったか。

     
     
     
     

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