うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

磐越東線の汽車に乗って

2013年11月18日 05時03分31秒 | 地方・故郷・方言
先日は、地元駅05:37 の初電に乗り東京を経由して福島に新幹線で行く。個人的な用事だが、日帰りで一筆書きの旅行コースになる。復路は、知人に10数年ぶりに会いにJR磐越東線のいわき駅で待ち合わせた。したがって、いわき経由で常磐線で戻る。帰着は夜の10:00 だった。
 行きの東北新幹線車中にて、俳句では3句を獲た。朝早い指定席の座席は半分以下の乗車率だ。

 ・秋天心 くぐりて潜る 白河越え

 ・安達太良に 並みいる山々 智恵子を思う

 
 ・阿武隈の 熟れ柿も鈴なりかな

 帰りは晩秋の福島県南部、単線のJR磐越東線の汽車に乗っていく。各駅停車の行路だ。11月14日の郡山発13:18、 いわき着14:52、三両編成の気動車であるが、よく考えられた使い勝手のいいトイレ付きである。運転は二十代の明朗な若者にベテラン一人が添乗していて、後部の車掌室には若く小柄で颯爽とした二人の女性、テキパキと業務をこなしていた。
 後半の夏井駅周辺の小さな田園風景から、いわき駅手前まで線路沿いに渓谷がはしっている。窓外の印象に受け感じるのは、農家の耕作地にしては田んぼもわずか、畑は見えず、山林はまばらに赤松の類いが群生しているがせいぜい2,30年ほどのコナラやクヌギを主体にした落葉の雑木林である。人工的な杉や檜、唐松の植林の形跡も見当たらない。単純な林相とこの林分は、多分、薪炭林だ。ところで、昔は、生活の資は何から得ていたのだろうか。家々も小さく小じんまりとしてぽつりぽつりと点在する。
 その車窓からの景色を画像で掲載する。当てずっぽうなシーンを撮る。窓は開閉出来ずで、デジカメのフラッシュがどうしてもハレーションを起こす。車内の光線が重なる。わたしが想像するには、当地での紅葉シーズンのピークは10日前ほどか。
 なお、写真上で左クリックすると画像を拡大して見ることができます(タイトルバーの横の⇦ボタンで元に戻る)。

          

                 
          

           

      
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