うざね博士のブログ

緑の仕事を営むかたわら、赤裸々、かつ言いたい放題のうざね博士の日記。ユニークなH・Pも開設。

日記のことですが・・・

2013年11月22日 13時19分40秒 | 俳句・短歌、またはエッセイ
暦の上では22日は小雪、あと一カ月で冬至だ。ますます日が短くなる此の頃である。うちで恒例となっている落ち葉拾いもやっとこさ収まっている。わが家は緑が濃くて樹木が大きい。紺屋の白袴ではないがわたしの職業柄、路上に大きくなった木の落ち葉集めや落花や実を拾うことが毎朝の日課になっている。近所の人に迷惑をかけちゃいけない。知らなきゃいいということではない。他人の家の前に飛散することは、心理上、嫌なものだ。

 先日、ある人に世間話のついでに、わたしが日記のことを話したら、すごいっ・・・とギョッとする感じでおどろかれた。そして、そのアクションに逆にわたしがおどろいた。わたしの場合は、ごく普通に当たり前のことだったのだ。
 わたしは、大学ノートに日記をほぼ19歳代からつけていると言ったのだ。それが45年強の年月、続いている。ボリュームは知らないうちに、一冊分がほぼ三年連年日記風になった。若い時は文学や不明な事柄をまとめた辞書替わりに1ページを費やしたりしたが、今では三行書きが多くて、天気模様、家内からの小遣いや買ったものに品名や金額、電話や来訪者、遠方に行ったことが書かれている。大げさだが、天気などは気象データを作れるほどになっている。
 現在は14冊目でそれ以外にないとおもっていたら、その前に6冊分あることが判明した。ノートは万年筆で書かれていて、紙質は黄色く変色している。
 このうち、№2は平成5.12.17から平成7.4.16にあたるが、このノートは紛失した。たしか、池上本門寺の洗足池でおこなった社内の桜の花見会で、したたか飲んで酔っ払い電車の網棚に置き忘れたショルダーバッグ に入っていたものである。数年後にバッグは見つかったのだが、財布やその他の中身はなかった。
     

      
 そこから関連して派生したノートとして、4冊目になる「書物購入予定・貸出し簿」、「庭弄り日誌」、「ギボウシ栽培日誌」、「俳句集」、それに資格試験などの「受験記録」がある。まあ、わたしの業務上のことについても必ず工事記録を残す習慣が身についているから性格的にはメモ魔とも言えるかもしれない。そしていづれも、いつかわかるだろうからと、その都度特に不明点は書き記している。
 一般的には目的というかなんというかは、ひとりの孤独な心をいやしたり、思索経過の整理、読後感想、備忘録、のためにということになりそうだ。詩と俳句と短歌、読んだ本の気に入ったフレーズ、分からない言葉、東北の方言の語源とかである。
 したがって、このブログも始めてから8年目になるのだが、ブログはこの日記の延長上にあって、身辺雑記がおもな動機である。むろん、自己顕示欲も少々加わっている。それはわたしが以前に言い及んだ通りに、単にアナログからデジタルへスムーズに移行したのに過ぎない。また、わたしたちの日常にあっては、電子メールもほとんどが業務用につかわれているようだが、わたしは私的にも実際的に郵便を出したりの習慣があって、今に至っている。デジタル万能の世とは言え今の若い世代とは異なり、書信や通信などその基本的なマナーや方には習熟しているだ。
 ちなみに、わが家族はこのわたしの習慣に無関心だ。
 
 以下の画像は、平成12年5月27日の ≪自分史≫ 第二版 と平成16年2月2日の ≪極私的造園設計経歴書「緑の仕事」≫ である。いずれも、ワープロで書き込み編まれたもの。当時の身近な知友の範囲内で配った。このことについては、いつか触れられたらこの場で触れたい。
      

           
コメント
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