落穂日記

映画や本などの感想を主に書いてます。人権問題、ボランティア活動などについてもたまに。

痛いがな

2008年10月10日 | diary
腰痛がひどい。痛い。痛すぎるー。

ぐりの腰痛は大学時代からの持病である。
大学ではシルクスクリーンという版画を専門にしていたのだが、版画の工程というのは大半が立ったままの作業で、それも前屈みや中腰の、もろに背中や腰に負担のかかる姿勢での力仕事が多い。以前にも触れた紙漉き現像の作業も同様である。それを朝から晩まで日曜日以外休みなしにやるんだから腰も壊れて当り前。しかも工房の床はコンクリートの打ちっぱなし、寒い季節はめちゃくちゃに冷える。かくしてハタチそこそこでぐりは腰痛持ちになってしまった。
以来、腰が痛いのと肩が凝るのは日常の一部で、ふだんは多少痛くても大して気にしていないのだが、季節の変わり目などの体調が不安定なときはひどくなり、何も考えられないくらい痛むことがある。その痛みに、みんなしてどこが痛いだの辛いだのと愚痴りあっては慰めあっていた学生時代を思い出す。あのころは若かったから腰痛や肩凝りがまだシャレで済んだけど、立派な中年となった今ではカンペキに「老化」の一部に溶け込んでいる。
それを思うとなんだか別なところがイタい気がしてきたりもします。


待ち犬。