我が家には、娘と息子がいて、息子は現在浪人中。娘は家を離れて、一人暮らしをしています。娘の一人暮らしは、止むを得ない所の物だったのですが、それについては「心配じゃない?」という事をよく聞かれました。今も、聞かれますが・・・。
子供の進学、就職を考える時、私の頭には「自宅通学或いは通勤」というのは全くありませんでした。それは、主人も同じだったようです。
と言うのは、主人も私も一人暮らしの経験があるからだと思います。一人暮らしをさせて、自立心を養おうなどという高尚な考えからではありません。それぞれに楽しかったからなのです。そりゃぁ、一人で何もかもこなさなきゃいけないのだから、困難な事もありますし、親に泣き付きたくなる事だってあります。愚痴を聞いて欲しい時だってあります。でも、それに余りある楽しみもあるからです。
「さぁ・・・一人なんだ。」という、身の引きしまるような感覚。それは引越し直後に「今日のご飯何にしよう。」などと言う些細な問題から気がつかされます。こうやって、ちょっとした問題を、自分で処理して行くんだ・・・と、改めて感じるのです。
それに、現在のこの家が、私達の終の棲家になるとは限りません。実家はそれぞれS国にあるし、サラリーマンである以上、まだ転勤という事も無いわけじゃありません。だから、子供達に、この地にこだわって貰いたく無かった・・・というのも、理由の一つです。
自分の進路は、狭い範囲で考えてほしくなかったのです。
きっと、これは、S国という言わば「田舎」に住む者の思いでも有るでしょう。活路を求めるには、都会へ出なきゃいけなかったという事情も有ると思います。手を伸ばせば、何でも届く都会に住む人とは、きっと感覚が違うと思います。
まぁ、子育てという事で考えると、親のありがたみ・・・というのを知る事が出来るという利点もあります。全てが良い事ずくめとは言いませんが、経験出来るならば、経験したほうが良いと私は思っています。
子供の進学、就職を考える時、私の頭には「自宅通学或いは通勤」というのは全くありませんでした。それは、主人も同じだったようです。
と言うのは、主人も私も一人暮らしの経験があるからだと思います。一人暮らしをさせて、自立心を養おうなどという高尚な考えからではありません。それぞれに楽しかったからなのです。そりゃぁ、一人で何もかもこなさなきゃいけないのだから、困難な事もありますし、親に泣き付きたくなる事だってあります。愚痴を聞いて欲しい時だってあります。でも、それに余りある楽しみもあるからです。
「さぁ・・・一人なんだ。」という、身の引きしまるような感覚。それは引越し直後に「今日のご飯何にしよう。」などと言う些細な問題から気がつかされます。こうやって、ちょっとした問題を、自分で処理して行くんだ・・・と、改めて感じるのです。
それに、現在のこの家が、私達の終の棲家になるとは限りません。実家はそれぞれS国にあるし、サラリーマンである以上、まだ転勤という事も無いわけじゃありません。だから、子供達に、この地にこだわって貰いたく無かった・・・というのも、理由の一つです。
自分の進路は、狭い範囲で考えてほしくなかったのです。
きっと、これは、S国という言わば「田舎」に住む者の思いでも有るでしょう。活路を求めるには、都会へ出なきゃいけなかったという事情も有ると思います。手を伸ばせば、何でも届く都会に住む人とは、きっと感覚が違うと思います。
まぁ、子育てという事で考えると、親のありがたみ・・・というのを知る事が出来るという利点もあります。全てが良い事ずくめとは言いませんが、経験出来るならば、経験したほうが良いと私は思っています。