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トン・べクがソギョンの記憶で見た“赤い豚”。
それは、風にそよぐ旗の様な物に描かれていたものでした。その旗が、広い敷地の門の横に立てられていたのです。
トン・べクはすぐに調べようとしたのですが、そこに北部地検のウ検事たちがやってきて、有無を言わさずトン・べクを捕まえ、車に押し込めたのです。
直後に、ハン・ソンミがやって来ました。
トン・べクが見つけた場所とはちょいと違う感じですよね。違う入り口ってこと
厳重な監視システムがあるのを見て、怪しんだソンミは、門の中に入って行きました。
ところがそこは、畜舎。牛がたくさん飼われていました。
引き返そうとしたのですが、人っ子一人いない事に不審な感じを抱き、そのまま奥に。
そこで、ソンミは、ボヨンを拉致したのと同種の車を発見。血痕もありました。
その時、悲鳴が。
悲鳴を辿ったソンミは、隠された地下室を発見。
一人で入って行きました。あたしだったら、絶対に入らないわ
待ち構えていたのは、ハン・マンピョン。
ハンマーで襲い掛かってきました。
ソンミ、頭も切れるけど、度胸もなかなかのもんです。銃で応戦しました。
マンピョンの足を撃ちました。
それでも立ち上がって襲って来ようとしたとき、なんとそこにトン・べクが。
トン・べク、連行された時、触れた係官たちの記憶をしっかり読み取ってましてね。
それが仲違いするのに最適なネタだったので、車の中で披露したんですよ。で、ウ検事たちが混乱する中、まんまと逃げだしたってわけです。
ってことは、やっぱりトン・べクが見つけた“赤い豚”の旗の場所だったってことですよね、そこは。
トン・べクとマンピョンの格闘となったのですが、結局、マンピョンはその場から逃げ出してしまいました。
トン・べクとソンミが発見した時、マンピョンは司祭が着るような白い服を着て、何やら唱えていました。
そして、2人の目の前で深い穴に身を投げ、自殺してしまったのです。
2人は、地下道の奥の牢でボヨンを発見。無事でした。
しかし、イェリムは、無残にもハンマーで殴り殺されていたのです。
間に合わなかった・・・とトン・べクは言葉も出ませんでした。
ウ検事たちがやってきて、トン・べクを取り押さえましたが、何の抵抗もしませんでした。
ソンミはやって来たピョン隊長に捜査を続けてくれと頼みました。
マンピョンは主犯ではないと言いました。殺人を誇示したい主犯がいる筈だと。
自分が続けたいと言うのではなく、広域捜査隊は捜査を続けさせてくれと言う事です。
すると、ピョン隊長は、ソンミは特別捜査本部の副本部長だと言いました。ソンミが続けるべきだと。
解任を告げられていたソンミは怪訝な表情を浮かべました。
イ次長の指示でした。
ソンミを警察のスターにしろと言うのが命令でした。トン・べクじゃなく・・・。
北部検察のイム検事長は、マンピョンの自殺に世間の注目が集まることで自分の性接待の件が有耶無耶になると、ほくそ笑みました。
しかし、それだけでは不十分だと考えたのです。
犯人が自殺してしまったのでは、世間の怒りのぶつけどころが無くなってしまったからです。
彼らは記者に手を回し、記者会見で警察の捜査の不備を追及させました。
ソンミは、執拗に追及する記者たちの質問には、一切答えませんでした。答えても無駄だと思ったのかもしれません。
直後に、捜査本部の72時間以内の解散が通達されました。
イ次長、何を考えているのでしょう。
トン・べクを採用したり庇ったりしていたと思ったら、ソンミにはトン・べクと関わるなと言うし。トン・べクよりソンミを目立たせようとするし・・・。
イマイチ、目的が分かりません。
ソンミは解散決定に抗議することはなく、残された時間で何とかして主犯を突き止めようと必死に捜査をしました。
現場からはマンピョン以外の痕跡は一切発見されませんでした。
データは単独犯を示しています。
が、ソンミは言いました。マンピョンは殺人を誇示するタイプじゃないと。
「真犯人はカリスマ性のある上流階級です。自尊心が無いマンピョンは成功に憧れていました。彼を駆り立てた主犯は成功者に違いありません。彼は悪魔の下手人を担った典型的な従犯だと思われます。これが私の出した結論です。」
そして、真犯人はマンピョンの農場近辺にある別荘団地に居るに違いないと。
ローラー作戦で捜査に当たったソンミたちは、マンピョンの母親名義の土地があることを突き止めました。
その小屋で見つかったタバコの吸い殻。
それから前科のあるクァク・ヒジュと言う男のDNAが検出されました。
カン記者の元に匿名の封筒が送られて来ました。
他の社にも同様の物が送りつけられていることが分かりました。
入っていたのは、イム検事長の性接待の証拠だったようです。ソギョンがその相手だったと言う事もばれました。
それだけじゃなく、それを隠蔽するために捜査を妨害し、トン・べクを逮捕したのも妨害目的だったのではないかと言う疑惑も指摘されました。
イム検事長、奈落の底に落ちましたね。イイキミだわ
これ・・・イ次長の仕業
トン・べクは釈放されました。
暴行容疑での捜査は続けられるようですが、風向きが変わりました。
トン・べクは釈放された足でボヨンに会いに行きました。記憶を読もうと思ったのかな?
ボヨンは警察の取り調べにまだ応じていません。
ボヨンは家庭的に恵まれていませんでした。不仲な両親を嫌っていました。
何もかも嫌になって、そっと病室から抜け出し、逃げようとしたのですが、それをトン・べクが見つけ、呼び止めました。
「君は悪くない。覚えておいて。君は悪くない。最善の選択ができなくても、君は悪くないんだから、自分を責めないで。責任をとるのは、大人になってからでいい。」
でもね、ボヨンはまだこの時トン・べクに言えない事がありました。
イェリムが死んだのは、自分のせいだということです。
イェリムが天井裏から逃げようとしていたのに気が付いたボヨンは、自分も一緒に・・・と騒いでしまったのです。それを、マンピョンに聞かれて、結局、ボヨンは殺されてしまったわけで・・・。
でも、ボヨンは後にトン・べクを訪ね、この話を打ち明けました。
クァク、ヒジュはあっさり取り調べに応じました。
刑事たちをなめたような態度で、自説をへらへらと繰り返すばかり。何の収穫もありません。
怪しいことこの上無いのですが、ソンミは、主犯じゃないと感じていました。
カリスマ性が感じられないからです。
そんな時、ヒジュのアリバイが見つかりました。犯行が行われていた時間帯に、彼はライブでネット配信をしていたのです。カメラの前を離れたのは数分だけ。とても犯行は無理でした。
クァク・ヒジュの声を聞いたトン・べクは、違和感を覚えた事を思い出しました。
ボヨンの記憶を読んだ時、監禁されていた部屋に流れていた教理のDVDの音声と、イェリムを殺す時の声は同一人物ではあったが、違う印象だったことです。
つまり、イェリムの部屋に真犯人がいたということです。
一方、ソンミもまた、クァク・ヒジュの言葉に引っ掛かるものを感じました。
そこから辿って行き、被害者たちの共通点を発見したのです。
“真理ハヌル奨学財団”の奨学金を皆受けていたのです。財団の別荘が、捜査している地域にあることも判明。
財団の理事長は、パク・ギダンという有名な教祖でした。
真犯人の要素を全て兼ね備えています。
ソンミはすぐに教団に向かいました。
教団では、新しい信徒を迎える儀式の最中でした。
信徒の一人が、突然パク・ギダンの手を掴みました。
トン・べクでした。
K-DRAMAファンなら、想像したことがある方も多いかもしれないシチュエーションの作品。
衛星劇場さんで、日本初放送が決定しました。
放送開始日:9月24日(金)23:00~
話数:13話
詳細は、こちらから。