レビュー一覧は、こちらから。
余談ですが、この記事、二度目の書き込みです。1時間超かけて書いた記事を投稿した瞬間、PCのネットが切断されてしまって
まさかね・・・と何度も試行しましたが、記事は全てどこかに消えてしまいました
しばしの脱力
ため息を大きくついて麦茶を飲んだ後、またキーボードを叩いております
一瞬何事なのか分からなかったヨハンとシヨン。
でも、事情を察したヨハンが、一人エレベーターを降り、シヨンだけを乗せたエレベーターを作動させ、その場から離れさせました。
記者たちが一斉に質問しましたが、ヨハンは詳細なコメントは避けました。
アン記者が安楽死事件のことをぶつけて来ました。
そこに、ハン弁護士が割り込んで質問を遮り、場を収めました。
一人帰ろうとしていたシヨンを、ハン弁護士が呼び止めました。
ヨハンから送っていくよう頼まれたと言いました。
ハン弁護士とヨハン、親友かと思いましたが、付き合いは3年前の裁判以来だそうで。
だから、ヨハンの病気について、知らない様子です。
シヨンはそれを感じ取り、余計な事は言いませんでした。
家に付いたシヨンを、遠くからヨハンが見つめていました。
ハン弁護士に送って行くよう頼んだにも関わらず、つい、来てしまった・・・そんな感じです。
その夜は、習慣となっていた体調チェックをヨハンはしませんでした。
きっと、動揺していたのでしょう。チェック結果にそれが表れそうな気がしたのかも。
アン記者から報告を受けたチェ・ウンジョン。
記事を出すよう指示し、今後はシヨンも監視をするよう言いました。
ここで、謎が。
ヨハンの就職を推薦した元大臣のイ・ウォンギルですが。
ハン弁護士にヨハンとシヨンについて調べさせています。
以前から2人のことを監視して写真に撮ってる人物がいたのですが、てっきりアン記者だと思ってました。
でも、違うみたいです。イ・ウォンギルの指示のようです。
彼らは、ヨハンとシヨンが単なる教授とレジデントの関係ではないと気付いています。
「反対派に弱みを握られることが無いように。スキャンダルで本質が隠れてしまう。」
と、イ・ウォンギルは言いました。
ついに時が来た・・・とか、準備が出来たと先生も言ってる・・・とか。
先生って誰
イ・ウォンギルを演じているユン・ジュサンssiは、善人を演じることが多い方です。一方、ハン弁護士を演じてるキム・ヨンフンssiは、姑息でズルい小心者を演じてるのをよく見かけるので、この二人がつるむのはちょっと変な感じ。
ヨハンにとって味方なのか、はたまた・・・。とにかく、謎です。
味方であってほしいです。
チンムリジョンドゥと言う会社がペインクリニック科と業務提携したいと言う申し出がありました。
国内シェアトップの製薬会社で、臨床試験や研究を支援してくれる会社で有名なんだとか。
断る理由などありません。
院長は大喜びで同意しましたし、あのクォン教授ですら、満面の笑顔で記念撮影してますよ。
高価な最新検査機器が科に運び込まれ、科の面々も大喜びです。
「昨日はちゃんと帰れたか?」
と言うのが、翌朝最初にシヨンにヨハンがかけた言葉です。
何故、昨日の事を何も言わないんですか?とシヨン。
「何も言わないのが、返事だ。」
と、ヨハンは答えました。でも、ありがたかったし、嬉しかったと付け加えました。
この直後、突然眩暈がヨハンを襲いました。
慌てて手すりにつかまり、凌いだヨハン。この時は、これで済みました。
不安が芽生えました。
イ医師とミレは子猫を保護したことから、少しずつ良い雰囲気になっています。
ミレの笑顔が増えました。
それは、シヨンとの関係にも良い影響を及ぼしています。
イ医師によってほぐされたミレの心が、シヨンの事を少しずつ受け入れられるようになっています。
このまま自然に昔の様な関係に戻れそうです。
シヨン母がヨハンを呼び出しました。
アン記者の記事を見せました。
安楽死事件の医者が3年ぶりに復帰したと言う記事です。
シヨン父の延命治療に関して公式に議論するとシヨン母は言いました。
「物議を醸すことは確実だから、どんな形であれ、あなたは影響を与えない様に。」
ヨハン、頷きました。異論はありません。
元女優のユ・リヘがペインクリニック科に来ました。
鼻腔に出来た悪性腫瘍が転移し、治療は中断していました。手の施しようが無いということです。
美しかった顔は、大きくなった腫瘍のために変形してしまっていました。視力、嗅覚、味覚も失われているようです。
残されているのは、疼痛緩和治療だけでした。
ヨハンたちは、新しく導入された機器を使って、ユ・リヘの激痛を緩和する治療を始めました。
かなり困難な施術でしたが、ヨハンは見事やり遂げました。
ユ・リヘには一人息子がいました。
離婚した時、夫側に引き取られたのですが、毎日のようにメールを交わしていました。
ところが、病気を発症して、余命僅かと分かった時、そして顔が変形してしまった時を境に連絡を断ってしまいました。
美しかった母親の醜い顔を見せたくは無かったし、病気のことも知らせたくはありませんでしたから。
リヘの姉は、息子に最近病気のことを打ち明けたようです。
最後に会わせたいと思ったようです。でも、リヘは、姉も含めて面会を拒絶してしまいました。
リヘの施術を終えた時、ヨハンをまた強い眩暈が襲いました。
ふらついてしゃがみこんだヨハンを見つけたのはホン看護師。
驚いて駆け寄ったホン看護師に、ヨハンは、大丈夫だと笑顔を見せて誤魔化しました。
が、不安は募りました。
ヨハンは、学会発表を翌日に控えていました。
準備を終えて帰宅しようとしたとき、また眩暈が。
今度は耳鳴りもして、意識が朦朧としてきたのです。
そんな時に、アン記者が。
朦朧としながらも、相手が自分に安楽死事件について質問した記者だと気付いたヨハン。
関わりたくない相手だと思いました。
で、スルーしようとしたのです。
ところが、体が思うように動きません。
強い眩暈と耳鳴りで、歩く事もままなりません。
必死に階段を降りようとしましたが、転ぶばかり。
アン記者も何か感じたのか、後を追って来ました。
ヨハンは、必死に逃げました。
そして、階段室から飛びだしたところに、ラッキーにもシヨンが。
シヨンはヨハンの様子を見て驚きました。
途切れ途切れの言葉から、記者が追って来てると察しました。で、ヨハンを抱えて、何とか逃げ切ったのです。
意識を失ってしまったヨハンを、シヨンはイ医師の協力を得て別の病院の救急センターに運びました。
「CTも撮ってください。」
そう言うシヨンを、救急の医師もイ医師も驚いて見つめました。そこまで?と言う感じです。
でもね、シヨンは心配でした。痛みが分からないヨハンなんですから。
検査の結果は、異状なし。
意識が戻ったヨハンも、自ら結果をチェックし、ほっとしました。
別の病院に運んだこと、CTも撮ってくれたこと、これがシヨンの心配りだとヨハンは気づきました。
イ医師とシヨンに送られて帰宅したヨハン。
大丈夫だからと二人を帰しました。
でも、本当のところは、不安は募るばかりだったのです。
そこに、シヨンが戻って来ました。
「明日発表を中止して、主治医のところに行ってください。検査を受けてください。」
と、真剣に詰め寄るシヨン。
でも、ヨハンは生半可な返事をするだけ。
「もし発見するのが私じゃなかったら、それどころか、誰にも発見されなかったらと考えるだけで・・・。」
手伝います・・・とシヨン。
「何も語らない体の事を隠して生きている教授を、私に出来る事なら何でも手伝います。」
いいか、シヨン・・・と初めて名前で呼んだヨハン。
「この病気も体の中で起こっていることも仕方のないことだ。自分の体についてよくわかるし、慣れてる。」
突き放そうとしました。
「私の想いが負担ですか?」
と、シヨン。
「気持ちは胸に秘めておきます。そのために私の助けを避けないでください。」
真っ直ぐにヨハンを見つめて言いました。揺らぎのない信念のこもった眼差しです。
「君は十分に助けてくれている。人の秘密を守るのは辛いだろ。それだけで十分感謝してる。」
揺らいだでしょう、ヨハンも。でも、突き放しました。
チェ・ウンジョンは友人からユ・リヘの話を聞きました。担当がヨハンだということも。
すぐにソン検事に報告しました。
ウンジョンの話を聞いたソン検事は、最近参加した『死に関する対話』の会の事を思い出しました。
参加していたのは、皆重病で死を目の前の現実として嫌でも考えなくてはならなくなった人たちばかり。
ソン検事も胃がんだと言っていましたが、そこまでの切迫感は感じられません。
ソン検事と同様に、その日が初参加の女性がいました。
余命僅かだと言った後、海外で自殺ほう助で死んだ人がいるとか?と言う質問をしました。
流石にデリケートな問題なので、司会者が言葉を濁した時、突然その女性が血を吐いて倒れてしまいました。
ソン検事は、その女性が、ユ・リヘだったかもしれないと思いました。
チェ・ウンジョンは、ペインクリニック科が最近チンムリジョンドゥと業務提携をしたこともソン検事に報告しました。
ソン検事は、記事の写真を見て、ふと気づきました。
『死に関する対話』の会のロゴとチンムリジョンドゥのロゴが同じだということに。
ヨハンが発表する学会も、チンムリジョンドゥが関わっていると知り、出かけて行きましたよ。
ヨハンの発表が行われました。
無痛症に関する発表です。イ・ギソクの症例ですかね。
ヨハンは不安を抱えたままでした。
シヨンとイ医師も、心配の色を隠せません。
そして、その不安が現実のものとなってしまったのです。
質問を受けている時、耳鳴りと眩暈で朦朧としてきたのです。人の声も聞きとれなくなり、今にも倒れそうです。
ヨハン