まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『医師ヨハン』完観

2021-07-12 22:36:19 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

定期連絡のようなメールが突然途絶えました。

電話をしても出ませんし、メールを送っても読んだ様子もありません。

シヨンは何度も何度も電話しました。

ヨハンが行ってる研究所のサイトを見ると、ちゃんと在籍しています。

3か月の間、欠かしたことのない定期連絡が途絶えたのです。不安にならざるを得ません。

 

絶対に何かあったと思ったシヨン。我慢できなくなって渡米しようと空港に向かいました。

なかなかの行動力です。

空港でもう一度電話してみました。

すると、今度は繋がったのです。

でも、出たのは、同僚のスミスと言う人物。

重要なプロジェクトの最中なので、ヨハンは電話に出られないと言いました。

まだ数日かかると言われたシヨンは、必ず折り返しの連絡をしてくれるよう伝言を頼みました。

 

ほっとしました。

不安が消え、思わずしゃがみこんでしまいました。

気を取り直して病院に戻りました。

 

しかし、事実は違いました。

ヨハンは体調を崩していたのです。

数日と言っていたのに、何日経っても、ヨハンから連絡はありませんでした。

 

そして1か月が経ちました。

 

6か月が経ちました。

まだ連絡は無いままです。

 

そんなある日、ホ・ジュンがヨハンの事が記事になっていると知らせて来たのです。

遺伝子の変異による無痛病患者であるヨハンが研究に参加したことで、強い鎮痛効果を持つ薬の研究が加速化したというモノです。

無事だということは分かりました。

だったら、何故連絡してくれないのか・・・。シヨンは悶々としました。

イ医師たちは、大きなプロジェクトの最中だから・・・とか何とか言ってシヨンを慰めようとしました。

でも何の効果もありません。

シヨンとミレは飲んだくれて大荒れです。

 

あっという間に3年が経ちました。

シヨンはフェローになっていました。後輩も出来まして、ヨハン2世とも言える厳しさで鍛えています。

 

シヨンの前に突然ヨハンが現れました。

何の前触れも無く、まるで会わなかった時間など無かったかのように。そこにいるのが当然のように。

これがねぇ、カッコ良いのよ、チソンssiが

気配に気づいたシヨンが振り向くと、柔らかい微笑みで言いました。

「久しぶりだな元気だったか?」

はい・・・と答えるのがやっとでした、シヨン。

言葉が出て来ません。

 

体調はすっかり良くなったとヨハン。

いつ帰国を?と聞いたら、なんと、1年前に・・・と答えるじゃありませんか。

その瞬間、シヨンの表情が固まりました。1年も前に帰国したのに、今日まで何の連絡も無かったのですから、ある意味ショックを受けても仕方がないですよね。

「なぜ、ここに?何の用で?」

と、シヨンが聞いたら、今度はヨハンの表情が固まりました。

ぎこちない再会でした。

シヨンだけじゃなく、ヨハンも緊張していたのですね、本当は。大人な態度を見せていましたが。

 

病院では、シヨン母が新理事長となっています。

院長、選挙で落ちたのね。

 

シヨン母は、末期患者のためのホスピスを作ろうと考えています。

緩和医療チームを作って、担当させようと。

そこを、ヨハンに任せたいと言いました。

でも断ったようです。

 

ある女性患者が腹痛を訴えてやってきました。

これまでいろんな病院にかかって来たようですが、全く原因が分からなかったようです。

イ医師は、こっそりとヨハンに相談しました。

 

ヨハンは、シヨンに女性の検査を電話で指示しました。

通話中に偶然2人はバッタリと会いました。

顔を見たら、シヨンはやはり冷静ではいられませんでした。

何故ですか?と泣きそうになりながら、ヨハンに怒りました。

「状態を隠していたなんて。生死を彷徨っていても、私には秘密に?死ぬかもしれないのに、酷いです。」

実は、連絡が途絶えたのは、ヨハンが体調を崩していたせいで。肺感染症にかかっていたためでした。かなり重篤な状態だったようです。それを、ミレがニュース記事で教えてくれたのです。

 

3年間、何も確信を持てなかった・・・とヨハン。健康も、俺に残された時間も。

ただ一つだけ確信していた。俺たちの愛が簡単に終わらないと。

自分の健康に確信が持てるようになったら戻って来たかった。

すまない、シヨン・・・。

 

でも、甘い雰囲気になるのはヨハンが許しませんでした。

すぐに患者の所に行って検査しろと言いました。

患者の病気をヨハンは既に推測していたのです。

ヨハンの診立てどおりでした。

 

ヨハンを加えて、いつものメンバーで食事会を開きました。

なのに、ヨハンは早々に席を立ったのです。

おまけに、病院に戻っては来ないと言うじゃありませんか。皆、がっくりです。

シヨンは、あまりにもそっけない態度を見て、ヨハンの気持ちが分からなくなりました。

落ち込むシヨンを見て、イ医師が秘密を明かしました。

何と、ヨハン、1年前に帰国し、ずっとシヨンを見守って来たのです。

いつも傍に居て、見守っていました。シヨンが気づかなかっただけなんです。

見つからない様に隠れるヨハンが、可愛いのなんのって

まだ体調が完璧じゃなかったからでした。治療を受けながら、ジムに通って鍛えていたのです。

 

シヨン、店を飛び出しました。

ヨハンは待っていてくれました。

「カン・シヨン、愛してる。」

 

ソン検事は残された時間、頑張って生きています。

末期がん患者に必要なのは、治療ではなく、ターミナルケア、つまり緩和ケアだとソン検事は考えています。

ヨハンもまた、末期がん患者が生を終える過程は死を待つことではなく、死が近づく中で生きる事だと考えています。

今、ようやく彼らの思いは一つになりました。

 

ヨハンは地方の小さな治癒医院で生き生きと仕事をしています。

 

ハッピーエンドです。

 

やっぱりチソンssiは何の役を演じてもカッコ良いですし、上手いです

イ・セヨンさん、私の中ではあまり印象に残っていなかったのですが、素敵な女優さんだと感じました。

これから注目していきたいと思います。


人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『医師ヨハン』15話まで

2021-07-12 08:58:51 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ヨハンの必死の願い空しく、ギソクは亡くなってしまいました。

ヨハンは自分と同じ病を抱えるジソクに、期待をしていたのかもしれません。

注意を払っていれば、長生きできると。同じ病の他の患者の希望になってほしいと。

 

ありがとうございます・・・とギソク母は泣きながら言いました。

イ医師は、ギソクに暴行をした者に、処罰を受けさせなければ・・・と言いました。

 

ぼんやりと一人手術室に座るヨハンに、シヨンが言いました。手は大丈夫ですか?と。

見せてくださいと、手を取ろうとしたシヨンを振り払ってヨハンが言いました。

「保護者の役割はもういい。」

俺はもうダメだ、どんどん悪化するだろう、未来など無いんだ・・・と初めて弱音を吐きました。

「俺の傍で来ない未来を夢見ながら人生を棒に振るな。」

未来など誰にも分かりません・・・とシヨン。

「時限爆弾の音が聞こえないか?時限爆弾を抱えていたら、何もしてやれない。」

毎日を懸命に生きて来た。だから時には無謀な事も出来た。死が怖くなかった。だが今は明日が来るのか心配になる。君のお陰で初めて夢を見られたし幸せだった。でも、もう戻るよ。明日を恐れず仕事に夢中になれたころに。

ヨハンは苛立ったように手術室を出て行きました。

 

ヨハンは本当にシヨンのお陰で幸せでした。

死を恐れるほどに。

 

ケルビムの一件は、あっけなく終結しましたね。

ソン検事は、体調が悪いのを押して、捜査をしています。

ある日、運転中に急に体調を崩し、意識を失いそうになってしまいました。

幸い、事故を起こすことはありませんでしたが。

救急搬送されるとき、ソン検事は、ヨハンのいる病院に・・・と言いました。

 

ヨハンは病院側の要請を拒否し、病院には戻らないと決断しました。

引継ぎのためにやって来たヨハン。

ペインクリニック科の面々は、皆、戸惑い、寂しがりました。

シヨンは、必死に辛さに耐えて平静を装っていますが、イ医師とミレは気が付いています。

 

ソン検事が搬送されて来ました。

ヨハンの処置で、がん性の疼痛は、何とか軽減されました。

何故よりによってあなたの所に来たのか、気になりませんか?とソン検事がヨハンに言いました。

「執拗だから?」

と、ヨハン。

ふっと笑ったソン検事。

そうです、患者への執拗さが必要でした、切実に・・・と、言いました。

「私にも執拗に頼みます。」

医師としてのヨハンに絶大な信頼を持つようになったようですね。

 

一言も話さず、目も合わさなかったシヨンが、我慢できなくなったように、ヨハンに声をかけました。

「もしかしたら、あの研究をしに行くんですか?CIPA遺伝子を使い疼痛治療をする研究です。」

そうだ・・・とヨハン。

シヨンはそのような研究をする研究室が海外にあると、知っていました。CIPAについて、本当に良く勉強していましたからね。

ヨハンはきっと参加するだろうと思っていたのです。

「では、私は?私は教授に出会って人生が変わったのに、教授は?私と出会ってみた夢とはどんな夢なんですか?答えてください。行く前に必ず答えてください。」

目を覚ませ、現実を見つめろ・・・とヨハン。答えを待つな・・・と。

 

シヨン、呆然と立ち尽くしました。

でもね、ヨハンも苦しんでいたんです。

夢は夢であって、決して現実にはならないと思っていましたから。

 

ソン検事のお見舞いに、チェ・ウンジョンがやって来ました。

ヨハンはすれ違って一旦行き過ぎた後、引き返して来ました。

ウンジョンを憶えていました。

ウンジョンはヨハンに恨みをぶつけました。ユン・ソンギュの死で受けた自分の苦痛の分、ヨハンも苦しまないと許せない・・・と。

なのに、何の反応も無かったのは、何故・・・と。

 

「言えば良かったじゃない。患者を恨んでる看護師の仕業だと。」

と、ウンジョン。

臨床試験を希望すると言う同意書にしたサインは、ユン・ソンギュ本人の意思ではなく、看護師ウンジョンが書かせたものだということを、ヨハンは気づいていたのです。

ウンジョンが病室からその書類を持って出て来たのを偶然目にしていたのです。サインがされていたのも見ていました。

その時、既にユン・ソンギュはサインなどできる状態じゃなかったことも十分承知していましたから。

気付いていて、ヨハンは裁判で何も証言しなかったのです。

 

あなたが被害者の家族かもしれないと思いました・・・とヨハン。

だから、同意書について言及しなかった・・・と。

「自分のしたことに憤るのも当然だと思いました。理解します。それから、苦痛を与えてしまって申し訳ありません。」

これからはどうか楽になってください・・・。

チェ・ウンジョンは自分の怒りの矛先が間違っていたと、この時初めて気づいたでしょうね。

ソン検事の考えが変わった理由も。

 

シヨン父の容体が悪化しました。

延命治療はしないことになっています。

シヨンとミレを呼びました。

2人は手をつないで駆け付けました。

家族皆が納得して延命治療を中断しました。

そして、シヨン父は逝きました。

臓器提供のカードを持っていたので、使える臓器は待っている患者に分けられました。

 

シヨンは生きる目的を失ったかのように、気力を失くしていました。

父のこと、ヨハンのこと・・・。全て終わったと。

そんな時、ミレがイ医師から、ヨハンが出国すると聞き出したのです。

会わなくちゃ後悔すると、ミレは言いましたが、シヨンにはその気はありませんでした。会っても突き放されるだけだと思いましたから。

でもね、ヨハンの本心は違うと聞かされたのです。

父の臓器移植手術の時、ヨハンは手術室にいたのです。父の最期を看取ってくれたのは、ヨハンでした。

シヨンは飛び出しました。

 

イ医師に空港まで送ってもらいました。

必死にヨハンを探しました。

 

・・・余談ですが。以前から気になっていたのですが、韓国ドラマでこういうシーンよくありますよね。空港で人を探すシーン。

映ってる人のうち、どれくらいがエキストラなんでしょう。ふと、気になって・・・

 

シヨンからかかって来た電話に出るか否か、ヨハンは迷いました。

携帯を見つめているヨハンに近づいて来た人が。シヨンでした。

教授のお陰で幸せでした・・・とシヨン。教授のお陰で愛することも学びました、自分の人生と仕事とチャ・ヨハンと言う人を。それを言いたくて・・・と。

「俺を理解してくれるのは君しかいない。俺の病気と俺と言う人間を。冷たくも熱くもなかった俺の世界を温めてくれた。」

そうヨハンが言うと、何故その言葉をいってくれなかったのかとシヨンが泣きながら言いました。

「だってこれは愛の告白だから。」

去って行く者にとっては、言えないとヨハン。

愛の告白はいつでも嬉しいのに・・・とシヨン。

 

素敵なkissシーンなんですが、俗な私は周囲の人の反応が気になっちゃって

 

ヨハンは予定通り、海外の研究所に赴任しました。

 

シヨンには普通の穏やかな生活が始まりました。

以前と違うのは、毎日届くヨハンからのメールをチェックすること。

体調チェックのデータが送られてくるのを、シヨンは記録するのが日課となっていたのです。

しかし、ある朝、その定期便が届かなくなったのです。

何かあったと電話しても、出ません。

不安は募るばかり。メールを読んだ気配もありません。


韓国ドラマランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする