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ユンチーム長が後ろから来る男性に必要以上に緊張した様子を見せていたのは、やはりトラウマがあるからのようです。
昔、ストーカー被害に遭ったことがあるようです。
ハヨンはそれを知っていました。
襲われて腹部を刺されたユンチーム長ですが、助けに入ったハヨンの助けを借りて、ク・ヨンチュンに手錠をかけることが出来ました。
キム係長とナム刑事も駆け付け、ユンチーム長はその場から救急搬送されました。
幸い、命に別状はありませんでした。
ペク課長がク・ヨンチュンの取り調べをすると言うのを、ハヨンが止めました。
自己顕示欲が強く、場を支配できると思っているので、最初に課長が入れば、増長するだけだと。
ナム刑事が最初に取り調べをすることになりました。
ク・ヨンチュンは、もっと上の人間を呼べと言いました。18人を殺し11人を埋めた容疑者なんだから・・・と。
ここで、ペク課長がナム刑事と代わりました。
ハヨンは、自分たちが推察した犯人像と合致するク・ヨンチュンの対処の方法を助言しました。
ク・ヨンチュンは、課長が来たことで気を良くしました。
ペク課長流石です。上手く証言を引き出すことに成功しました。
ク・ヨンチュンの供述通り、山から11体の遺体が掘り出されたのです。
現場で次々発見される遺体を見ても、まるで他人事のような表情のク・ヨンチュン。
ハヨンはその心情が全く理解出来ませんでした。
庁長は、もう一つの連続殺人事件もク・ヨンチュンの仕業に違いないと断定しました。
それを前提に捜査しろと指示しました。
と言うのは、ここまで多くの被害者が出るまで警察は何をしていたのだと警察の怠慢を責める論調のマスコミが多かったからです。
それらの批判を何とかしてすり抜けようと言う考えなのです。
ク・ヨンチュンは、もう一方のレジャーナイフを使った事件の内の一件を自分の仕業だと供述しました。
しかし、ハヨンたちは、それが嘘だと思っています。ユンチーム長もです。
それを報じるニュースを、真犯人の男が聞きました。
怒りがこみ上げて来たようです。自分の手柄を横取りされたように思ったみたいです。
ク・ヨンチュンの考えや思考経路を把握するためには、プロファイラーとして的確な質問をしなくてはいけないと、ハヨンは考えました。
“そのために、ク・ヨンチュンになりきる”
そうハヨンは決心しました。己の怒りは抑え込み、ク・ヨンチュンになりきろう・・・と。
ヨンスとハヨンは刑務所にク・ヨンチュンを訪ねました。
そして、これまでと同じように、連続殺人犯ク・ヨンチュンの話を聞いたのです。
嬉々として得意げに残忍な犯行の内容を話すク・ヨンチュン。
ヨンスとハヨンは吐き気を催しました。
“悪魔に感情は無かったのか。この男にあるのは自己慰安と合理化だけだ”
と、ハヨンは思いました。
昼の休憩を挟んで、午後はハヨン一人で面談しました。
ヨンスは、もうどうにも我慢が出来そうにないと思ったのです。
ハヨンは、しても無い犯行を自供した理由を問いました。ク・ヨンチュンは、ばれたか・・・と言う表情になりましたが、何も答えませんでした。
ハヨンは、自信に満ちたク・ヨンチュンの痛い所を衝く質問や指摘をしました。
ク・ヨンチュンは自分の弱さを指摘された感じで、途端に余裕を失いました。苛立って来ました。
「金持ちは不正に稼ぎ、女は貞操を守らず、公務員は腐ってる。制裁が必要だろ俺以外の誰が奴らを罰せるんだ。」
その資格があるのか?と、ハヨン。
「資格と言うより、殺人は俺の職業だな。誰かがすべき事を、俺がやった。」
ハヨンは、怒りを必死に堪えました。そして、反撃したのです。
「で、自分より弱い人を選んだのか。それが如何に惨めな事か知ってる筈だ。お前に人を罰する資格は無い。仮に罪を犯した相手でも、法の下に処罰される。お前じゃない。だから、くだらない理由をつけて罪を正当化するな。」
違うと叫ぼうとしたク・ヨンチュンの機先を制してハヨンが言いました。
「お前は卑劣な殺人者に過ぎない。」
ク・ヨンチュンはハヨンを睨みつけましたが、何も反論出来ませんでした。
しかし、ハヨンの気持ちが晴れたわけではありませんでした。
珍しくヨンスをお酒に誘いました。
胸の内に渦巻いている怒りややりきれない思いを、ヨンスに打ち明けました。
「何故こんな仕事に俺を選んだんですか?」
酔えば少しは楽になれるでしょうか・・・と、ハヨンは呟きました。
ヨンスは言葉に詰まってしまいました。
しかし、一方でハヨンが初めて胸の内を打ち明けてくれたことを嬉しく思いました。
翌日、ハヨンは出勤前にク・ヨンチュンによって殺された被害者たちが埋められていた場所に花を供えました。
そして、次に行ったのは、もう一つの連続殺人事件の現場でした。
ユンチーム長がハヨンに対してぎこちない態度をとっているのは、やはり昔の一件があったからのようです。
本当はハヨンが捕まえた犯人を、ユンチーム長が逮捕したことになっていることです。
その功績で、ユンチーム長は昇進しました。
こだわらないようにしようと思っていたのでしょうが、どうしても・・・と言う所でしょうか。ハヨンに対して負い目を感じていたのかもしれません。
その事情をキム係長が知ってる事実がありました。それは、ハヨンが漏らしたんだと疑う気持ちもあったようです。
しかし、キム係長は、その事実を逮捕した犯人から聞いたようですね。
ユンチーム長は、自分がハヨンを誤解していたことを知りました。
ユンチーム長は、もう一つの連続殺人事件を、ク・ヨンチュンではなく、別の方向から捜査することにしたと、ハヨンに告げました。
「協力を要請しました。情報が入ったら知らせます。」
そして、きちんと、誤解していた事を謝りました。
2人の間のわだかまりが溶けた瞬間でしたね。