まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『悪の心を読む者たち』3話まで

2023-02-10 22:18:27 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

2000年、犯罪行動分析チームが発足しました。

バタバタとした発足で、部屋や設備等もまるで整っていない状況でのスタートとなりました。

ヨンスとハヨンだけではなく、3人目のチーム員として統計分析官のチョン・ウジュが配属となりました。

 

ヨンスとハヨンは、堂々と職務の一環として刑務所に収監されている犯罪者に話を聞きに通っていました。

凶悪犯の話は、冷静に聞くことはなかなか出来ません。吐き気を催すこともあります。

しかし、ヨンスとハヨンは、冷静に感情を挟むことを極力抑え、事実や犯行に至った感情等を細かく聞きました。

仕事とはいえ、そして自分たちが望んだこととはいえ、過酷でした。

 

5歳の少女が行方不明となりました。

両親は届けを出しましたが、全く進展はありません。

事態は最悪の展開になりました。

ある日、道端のゴミ置き場で、少女スヒョンのバラバラ死体が発見されたのです。

 

担当は機動捜査隊になりました。チーム長はユン・テグ。女性刑事です。

ハヨンと面識があるようですね。何かわだかまりがあるように見えます。

 

ヨンスは、ホ隊長に、捜査に加わらせてほしいと言いました。

しかし、犯罪行動分析チームは、まだまだその存在すら知らない者が多く、意義など理解されていない状況です。

許可しては貰えません。

ヨンスは、ユンチーム長に直接交渉しようとしました。

しかし、ユンチーム長も同じでした。全くヨンスたちの話を聞こうとはしませんでした。

取り付く島もありません。

 

ヨンスは諦めず、前の職場だった鑑識課の後輩から事件の情報を手に入れました。

ハヨンは同じように死体をバラバラに損壊した服役囚に面会に行き、細かく事情を聞きました。心情等も。

持ち寄った情報を細かく調べ、討論しました。

 

捜査は行き詰っていました。手掛かりがほとんどないのです。

精神障がい者の犯罪ではと言う意見もでましたが、決め手はありません。

ヨンスたちが討論しているのを偶然耳にしたユンチーム長は、その意見に注目。捜査の対象を広げてみるくらいですから。

 

そんな時、ハヨンがユンチーム長に会いに来ました。

しかし、ユンチーム長は、ハヨンは捜査の妨害をしているだけだと突っぱねたのです。

ユンチーム長には、ハヨンたちのやり方は、関心を持った事件に首を突っ込んでかき回すだけだとしか思えないのです。

自分たちにとっては、事件の捜査は、義務なんですと、ユンチーム長は言いました。

 

ユンチーム長は殆どが男性ばかりの職場で一人肩ひじ張って頑張っていました。

何かにつけて差別するような事を言われる事も多々。女性の下に就くのを嫌がる男性刑事もいまだに多くいました。

ハヨンに対する喧嘩腰の態度も、何かそんな過去に由来するのかもしれません。

 

ヨンスが、死体から重要な手掛かりを発見しました。

体に、冷蔵庫の棚の痕がついていたのです。

これをチャンスと捉えたペク課長とホ隊長は、ユンチーム長に、犯罪行動分析チームを加えてやってはくれないかと言いました。

女性刑事としておそらく誰も通った事の無い道を一人歩んでるユンチーム長に、ヨンスたちも同じ状況だとペク課長は言いました。

ユンチーム長、ヨンスたちの歩もうとしている道が自分と同じように孤独な道だと察したようです。

ヨンスたち犯罪行動分析チームを捜査に加えました。

 

手分けして死体の体についていた棚の痕を持つ冷蔵庫を捜しました。

ヨンスたちが冷蔵庫の型番を突き止めた時、また死体の一部が発見されたとの通報が入りました。

ユンチーム長たちも、ヨンスたちも現場に急行。

現場が旅館だったことから、宿泊した人物を女将が見ていました。

それで大まかな人物像が浮かび上がって来たのです。40代の作業服の男と言う。

しかしそれだけでした。

 

ユンチーム長は、聞き込みの人員が足りないとホ隊長に言いました。

ホ隊長は、ヨンスたちを使えと言いました。やり方に馴染みは無いが、組織が作った刑事課直属のチームに違いないんだからと。

それに、ヨンスたちのチームは、成果を挙げなければ、近い将来無くなってしまうかもしれないからと。

 

ハヨンは様々な資料や証拠から推論を構築し、捜査チームに提案しようとヨンスに言いました。

細かい事実が示す犯人像を、ハヨンは具体的にあげました。

『結論。被疑者は単身者で几帳面な男性である。自宅は整理整頓され、犯行の道具も整理しているだろう。犯行場所と住居は、失踪場所と被害者宅から徒歩圏内だろう。年齢は30代半ばから40代前半。学歴は中学中退か中卒と推測される。~』

ヨンスたちはそれを報告書として捜査チームに提出。

ペク課長とホ隊長、ユンチーム長たちに説明しました。

 

あまりにも具体的な犯人像の特定に、最初は誰も信じられませんでした。

ユンチーム長も、指摘された地域はくまなく捜索しており、怪しい人物はいなかったと言いました。

しかし、今回は、反感を示すようなことはありませんでした。

ハヨンは、何を質問されても怯むことは無く、きっちりと説明しました。

結局、ペク課長は、公式に動くのは難しいと考え、非公式の捜査をするよう指示しました。

 

4人の容疑者が浮上しました。

ユンチーム長、ナム刑事、ヨンス、ハヨンで手分けしました。

ハヨン・・・訪ねた容疑者宅の様子が、自分が推測した通りに整理整頓してあるのを知り、確信しました。

「見つけました。」

ユンチーム長に連絡しました。


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『悪の心を読む者たち』2話まで

2023-02-10 11:15:09 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ギフンが刑に服して1年が過ぎました。

ハヨンは、“赤い帽子事件”の犯人として服役中のヤン・ヨンチョルに接見を申し込み続けていました。

しかし、ヨンチョルはそれをことごとく拒否。

それでも、ハヨンは諦めずに刑務所に通っていました。

毎回拒否されるのを見かねた刑務官が、領置金を差し入れては?と言う助言をしました。

いずこもお金だということでしょうか。

気は進みませんでしたが、結局、ハヨンはいくばくかの金を差し入れました。

すると、ヨンチョルは面会を受け入れました。

 

ハヨンは、ギフンを見て“あいつは犯人じゃない”と言った理由を聞きました。

「目を見れば分かる。」

と、ヨンチョルは言いました。勘が良いのは、ハヨンだけじゃないと。

そして、説明したのです。偶発的な事故で恋人を殺してしまったら、全裸などにはせず、乱れた服装を整えてやるのが恋人だと。

「全裸にするなんてことは、癖になってるヤツがすることなんだ。いくらち密に計画したとしても、習性と言いうのは出てしまうもんだ。」

ハヨンはその説明に納得したようです。少なくとも見当違いの説ではないと思いました。

参考になりました。

 

ハヨンは、パク班長に再捜査の提案をしました。

次に起こった殺人事件と手口が似通っていると。

でも、受け入れてくれるはずはありません。自分のミスを証明することになってしまうのですから。

 

ハヨンは地道な捜査を一人で続けました。

すればするほど、ギフンが濡れ衣を着せられたこと、次に起こった殺人事件も、ギフンの事件の真犯人ではないかと言う思いが強くなっていきました。

 

ヨンスも相変わらずペク課長とホ隊長を説得し続けていました。

犯人を逮捕して終わりじゃ無いと。犯人の言動を記録すれば、次の犯罪に備えられると。

しかし、まだまだプロファイラーの必要性を理解しては貰えていません。

 

ハヨンはヨンチョルへの面会も続けていました。

ヨンチョルの意見は、犯罪者の心理を的確に表現していました。

初めは警戒していたヨンチョルも、自分の話を聞いてくれる刑事が出来たことで、優越感を味わっていました。

で、おそらく刑務所仲間に吹聴したんでしょうね。

その話がパク班長にまで伝わったのです。激怒したパク班長に、ハヨンはきっぱりと言いました。

「真犯人を捕まえます。」

 

激怒したパク班長ですが、本当はハヨンの捜査に危機感を抱いていました。

捜査の進展が気になっているようです。

 

ある日、住居侵入の罪で少年ガンムが捕まりました。

取り調べを受けているガンムを見て、ハヨンはギフンの事件で目撃されていた正体不明の人物と背格好が似通ってる事に気が付きました。

ハヨンの中の勘が働いたようです。ガンムに不審な印象を抱きました。

事情聴取を受け持ったハヨンは、巧みな誘導でガンムを追い込みました。

 

一方、パク班長も、ガンムが気に掛かりました。もしかして・・・と言う刑事としての勘が働いたようです。

ガンムの指紋を鑑定させました。

 

ガンムは犯行を自供しました。

現場から発見された指紋が鑑定出来なかったのは、ガンムが未成年で、指紋の登録がされていなかったからでした。

今回、その指紋がガンムのモノだと鑑定され、決定的な証拠となりました。

 

同じころ、ギフンは再審請求を棄却すると言う通知を受け取っていました。

無実の罪で既に1年もの間、収監されていたギフン。

絶望的な気持ちになりました。

 

ハヨンは今回の捜査を通して、見落として来た事実や証拠がたくさんある事を気づかされていました。

ヨンスは、ハヨンを励ます一方で、犯罪行動の分析をすることが重要だと言いました。類似犯罪を分析することで、次の犯罪に備えなくてはいけないと。

 

あるマスコミのイム記者が、ギフンへの強圧的捜査の問題点を指摘する記事を書きました。

この事から、未成年者の凶悪犯罪に注目されていた世論が、一転して警察の捜査方法について抗議の声を上げ始めました。

東部警察へ多くの抗議の電話が殺到し、門前にデモまで発生する始末。

パク班長は、頭を抱えていました。

そんな時、イム記者がハヨンがヨンチョルに面会に行き、助言を求めていた事について問い合わせて来たのです。

パク班長、自分への注目を逸らす良い手が閃きました。

つまり、ハヨンは犯罪者に協力してもらったということをイム記者によって公表させたのです。

イム記者は、特ダネだと思ったら、どんな手を使うあくどい記者でした。

 

世論の非難先は、ハヨンの行動に移りました。

 

ハヨンは自分は大丈夫だとヨンスに言いました。

 

ヨンスは、これはアメリカでは認められた方法だと上を説得しようとしました。

ペク課長とホ隊長は、意を決して、庁長にこの騒動を収める方法を提案しました。

犯罪行動分析チームの設立です。

ヨンスはハヨンを説得にかかりました。まだOKの返事を貰っていませんでしたから。

 

釈放されたギフンは、屋台を再開しました。

ある日、ハヨンが訪れました。

気まずそうな2人です。

でも、ギフンはハヨンの事を理解していたようです。ハヨンは決して表情には出さないけど、陰で気にかけてくれる人だと。

真犯人を捕まえてくれてありがとう・・・とギフンが言いました。

 

犯罪行動分析チームが発足しました。


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