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ジヒョンの手首にあったのは、ヨンミンが小学生の時に母にプレゼントした車のキャラクターのついたヘアゴムと同じように見えました。
確かめようとしたのですが、ビョンチョル妻から声をかけられたため、その時はそのままになってしまいました。
ビョンチョル妻を自宅まで送り届け、一件落着かと思われたのですが、これが、まだ終わらなくてね。
と言うのは、ビョンチョルの実母だと言って詐欺を働こうとした女と連れの男が、ビョンチョル妻の家に忍び込んでいたのです。
目的は、ビョンチョル実母が実際に息子のために貯めたお金の入った通帳。
給付金をもらうために、身元を信用させようと、ビョンチョル妻に渡したものを、取り返そうと考えたってわけ。取り返そうっていうのも、変ですよね。
元々自分のモノじゃないわけですから。
ナイフを突きつけてビョンチョル妻を脅しましたが、ラッキーにも、通帳を入れたバッグをタクシーの中に置き忘れてて。
届けようとしたヨンミンのところに、ビョンチョルの幽霊が息せき切ってその一件を知らせに来たのです。
駆け付けましたが、ドアに内鍵が掛けられちゃっててヨンミンは入れません。
目の前で妻が刺されかけてるのを見て、ビョンチョルは必死に動きました。
そしたら、内鍵に触れる事が出来て、壊せたのです。
詐欺師の女と男は、駆け付けた警察に逮捕されました。
今度こそ、一件落着です。
今こそ、奥さんに話すべきです・・・とジヒョン。
今を逃せばもう話す事も出来なくなりますから。
きちんと挨拶しなきゃ・・・と、ジヒョンは言いました。
ビョンチョルの言葉を、ヨンミンが妻に伝えました。
勿論、すぐには信じられません。嘘だと思いますよね。たった今、詐欺に遭いそうになったばかりですし。
でも、ビョンチョルと自分しか知らない話を聞いた妻は、ヨンミンの話を信じました。
すぐそばにビョンチョルの魂がいると感じました。
ビョンチョルの幽霊は、その場で消えていきました。願いが叶いましたからね。
ヨンミンは、帰宅すると、すぐに母の机を探りました。
あのヘアゴムがあるか、確かめようとしたのです。
ごそごそしているヨンミンを見て、祖母が理由を聞きました。
祖母は、そのヘアゴムをつけてる母の写真を持ってきました。母の携帯です。
それで確認すると、確かにジヒョンの手首にあるのは、母のヘアゴムに間違いありません。
それどころか、母の携帯の中には、ジヒョンと一緒に写した写真まであったのです。
これで、母とジヒョンが知り合いだったと言う事が分かりました。
自分がタクシーから離れられない理由が必ずあるに違いないと、ジヒョンが言いました。
チチーム長がヨンミンを呼び出しました。
呼び出されたのは、母がひき逃げに遭った現場。
動揺しても仕方がありません。
その日、ヨンミンは母と待ち合わせしていました。
なのに、急に電話が入り、話している途中で悲鳴が聞こえたんです。
慌てて駆けつけたヨンミンの目に飛び込んできたのは、血まみれで路上に倒れる母の姿でした。
チチーム長は、事故の日、現場にいた理由とか母が搬送された1時間後にヨンミンが病院に到着した理由を細かく聞きました。時間がかかり過ぎてるんじゃ?と。
その口調で、ヨンミンは自分が疑われていると気付きました。
ヨンミンは怒って席を立ちました。
今日は母の誕生日でした。よりによってそんな日に、息子が母殺しの犯人と疑われるなんてと。
ヨンミンは母の眠る納骨堂に行きました。
もしかしたら、母の幽霊がいるんじゃないかと、辺りを見回しましたが、いません。
そんなヨンミンを、何者かが見張っています。写真に撮っていましたが、まさか、ジヒョンまで写るなんてことはないよね
ジヒョンは、何か違和感を感じたようですが、それが何なのかは分かりませんでした。
ところで、ト・ギジュンが勤務する病院の救急室でも何やら事件めいた事が起こっています。
担ぎ込まれた少年の手当てをしたト・ギジュンが、大きな問題は無いと保護者に伝えてその場を離れた直後、患者が急変。
ト・ギジュンの必死の救命措置の甲斐なく、あっという間に亡くなってしまったのです。
塩化カリウムの容器が近くにありましたが・・・。
あれは、使い方を間違ったら心停止してしまう薬剤ですよね。
誰が
ヨンミン母の事件の日。
ヨンミン母のタクシーは現場に停めたままでした。ヨンミンも現場は保存しておかなくてはいけないと思ったので、そのままにして、自分は別のタクシーに乗って病院に向かっていたのです。
しかし、監視カメラの映像に、何者かが、そのタクシーに乗り込む様子が写っていました。
チチーム長はその映像を見て、ジヒョンの件との繋がりを感じたようです。
ジヒョンも事件か事故に遭った
ヨンミンのタクシーに偶然、“チョンダムドンの道士”が客として乗り込みました。
道士は、ジヒョンの姿が見えるようです。
本物の道士なのね。
ジヒョンは、ヨンミン以外の人で初めて自分に気づいてくれたことが嬉しくてたまりません。
でもね、道士は幽霊を追い払ってやるとお札を取り出しました。
そのお札を憑りついた物に貼れば良いというのですが、それが何なのか、分かりません。
タクシー自体じゃない事は確かです。
道士は言いました。
幽霊が憑りついたら商売があがったりになってしまい、消えたら客が増えて幽霊も見えず、金も稼げるって。
道士は、ヨンミンに名刺を渡していきました。
ヨンミンとジヒョンは、ジヒョンが離れられない物が何か、調べることにしました。
タクシーの中にあった客の落とし物と思われるモノを持って、ヨンミンが一定距離離れて、ジヒョンがどうなるか、調べてみたのです。
分かりました。
携帯です。
あまりの勢いで引き寄せられたので、ジヒョンはヨンミンの胸の中に飛び込んでしまいました
勢いで唇も
え触れられるの
感触、分かるの
ま、とにかく、その瞬間から2人はお互いの事をいきなり意識し始めてしまったと言うわけです
その携帯は、かなり古いモノでした。
電池も無くなりかけていました。
そして、バッテリーが0になった瞬間、ジヒョンの姿が消えたのです。
ジヒョンが消えた瞬間から、いきなりお客さんが増えました。
道士の言うとおりだと、ヨンミンは思いました。
ジヒョンのことが気になりはしましたが、お金が稼げるので、ま、いいか・・・てな感じになりました。
すると、祖母がその携帯を捨てちゃった。
ヨンミンが、古いから捨てようかと思ってる・・・なんて誤魔化しちゃったんでね。
そのまま諦めようかと思ったヨンミンですが、ジヒョンの姿がチラついちゃって。
自分しかジヒョンの存在を気づいてあげられないんだと気付きました。見放す事は出来ないと思いました。
母の事件との繋がりもありそうですしね。
だから、結局、一旦は捨てた携帯を取り戻しました。
が、あまりにも旧式だったので、充電器が見つかりません。
やっとのことで、充電器を探し当て、充電したら。
なんと、ジヒョンが姿を現しました。
ヨンミンの腕の中に。