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ジヒョンは、この世から消えている間、暗い崖のような場所に1人取り残されていました。
大声を出しても、誰も答えてくれる人はなくて。このまま消えてしまうのかと、絶望的になっていました。
すぐそばの同じような崖の上に、見知らぬ女性が1人いました。
しかし、勿論、会話なんて出来ません。
ただ、とてもジヒョンは悲しくなりました。その女性とは何か関係があるのかもしれないと思いました。
携帯が充電され、ジヒョンが姿を現すと、やはりタクシーの仕事は上がったり。
お客は、やっぱり体調が悪くなってしまうのです。
急いで大金をはたいて充電器をヨンミンですが、それは失敗だったかもしれないと、ふと思いました。
ところで、ジヒョンの父はどうも警察関係者のようです。
リタイアしたのかなまだ現役
チチーム長の部下パク刑事に頻繁に連絡を入れ、捜査状況を聞き出しています。
チチーム長は、ジヒョンの手帳を探していましたが、仕事先では既に別の刑事に渡したと言われてしまいまして。
すぐにそれがジヒョンの父だと察しました。
チチーム長は、パク刑事と共にジヒョンの父を訪ねました。
ジヒョンの解剖をしなかったのは何故かと、まず、問いました。
綺麗な姿のまま、あの世に送りたかったと父は言いましたが、チチーム長はその言葉を信じてるようには見えません。それどころか、個人的に犯人に復讐しようとしているのではないかと、感じているようですね。
だから、捜査陣に隠している事が多いと見ているのです。
パク刑事から捜査状況を聞き出しているのも気づいています。
ジヒョン父は、待ってくれとしか言いませんでした。
ジヒョンは、ヨンミンにどうして大金を払って充電器を買ったのかと問いました。そのまま放っておくことだってできたのに・・・と。
ヨンミンには認知症の母親の世話をしている同僚ウンスがいました。
ある時、その認知症の母親が急にいなくなってしまった事がありました。
「私の母は、他人にとっては幽霊みたいな存在なの。」
と、ウンスは言いました。
自分が誰なのか覚えてないから、見えるけど見えないの・・・と。
自分しかその存在を知ってる人はいないと。
その言葉が、ジヒョンと被ったのです。
気に掛かって捨てられなかったと、ヨンミンは言いました。
「誰にも気づかれず、自分の名前も知らない。あなたを知ってるのは、僕だけなのに。僕が捨てたら、どんな気持ちになるだろうと。」
私たちはお互いにとって唯一の存在ですね・・・と、ジヒョンは言いました。
ある時、拾って乗せた幽霊がお金を払わずに行こうとしたので、ジヒョンは抗議しました。
ヨンミンは借金を返さなきゃいけないんだからと。
そしたら、幽霊がたくさん集まってる場所を教えてあげると言うじゃありませんか。
幽霊は、都会にたくさんいるんだそうで
ト・ギュジンは、先日手当の甲斐なく亡くなってしまった少年のお葬式に行きました。
そこまでする必要はないんじゃ?と、看護師のソリは言いました。
しかし、両親の気持ちを考えると・・・とギュジンは言いました。
何の責任も無いのに来てくれたギュジンに、少年の母親は心からの感謝の意を伝えました。
それにしても、ギュジンの表情がいつも暗いのですが、何か事情が
先日、納骨堂でヨンミンの写真を撮っていたのは、興信所の人物でした。
誰かに依頼されているようです。
ジヒョンの手帳にも、納骨堂で写真を撮られたと言う書き込みがありました。
ジヒョンはその興信所の男を取り押さえ、理由を聞いたようですが、男は依頼があったとしか答えなかったようです。ただ、依頼人はオートバイに乗ってるということだけは分かったようです。
オートバイと言うのは、ヨンミン母を撥ねた犯人も乗っていたみたいですね。
チチーム長は、“オートバイの男”と言う手がかりを得ました。ジヒョンとヨンミン母の事件の共通項です。
ヨンミンとジヒョンは幽霊がたくさん集まるバス停とやらに出かけてみました。
確かに、たくさんの幽霊たちが、どこかに行こうとして集まっていました。
金の生る木・・・と喜びましたが、行先を聞くと、なかなか現実的じゃないことが多くて。
海外とか、北朝鮮とか・・・
そんな時、現れたのが、シヌと言う青年。
なんと、ジヒョンの同級生
一目でジヒョンだと分かったのは、シヌにとってジヒョンは初恋の人だったから
親の事とか、住所までは知りませんでしたが、高校時代のジヒョンのことはよく知っていました。
一気にジヒョンの身元が判明しました。
シヌは、お店を経営していたようです。結構なお金持ちみたいですね。
シヌが持っていた写真に、暗闇の世界で会った女性も写っていました。ジヒョンの知り合いだったようです。
が、シヌは知らないと言いました。
シヌは、金庫に仕舞っていた大金をヨンミンに渡し、願いを言いました。
「バケットリストを叶えたい。」
ジヒョンと映画を見て、5つ星レストランに行き、パーティと旅もしてペアリングを渡す事・・・。
相手がジヒョンだと知ると、ヨンミンは何だか悶々とした気分になりました。
自分でも理由は分かりませんが。
ただ、名前や学校が分かったので、ヨンミンはSNSに何かあるかもしれないと考えたのですが、検索しても何も出て来ません。
そこで思い出したのが、ちょいと胡散臭いけど、霊に関する能力は本物のような“道士”のこと。
道士を訪ね、疑問をあれこれぶつけてみました。
なぜ幽霊が僕のタクシーに?という一番大きな疑問について、道士は言いました。
「幽霊は地縛霊で愛着や恨みのある場所に縛られてるが、タクシーに憑いた幽霊のおかげで移動できる。お前のタクシーは、幽霊にとって望むところへ運んでくれる特急列車のようなものだ。」
ジヒョンが携帯に憑いてる理由は?と言う問いには。
「あいつは特異なケースだ。記憶を失い携帯に憑いた幽霊。俺も初めて見る。」
としか言いませんでした。
で、これが一番聞きたい質問だとヨンミンが言ったのが、幽霊が着替える方法について
簡単だと道士は答えました。
着替えたい洋服をするっと通り抜ければ良いんです
そしたら、洋服はそのままに、幽霊はちゃんとその洋服に着替えられてるって状況。
ちょいと笑っちゃいますが
おまけとして、ヨンミンは幽霊だけが映る鏡を貰って来ました。
ずっと、ジヒョンが自分の顔を見たいと言ってましたからね。
ヨンミンは、シヌのバケットリストを叶えるために、シヌの要望を聞き続けました。
でも、ジヒョンが嬉しそうにシヌの傍に居るのを見ると、気分が鬱々としてしまいます。
自分の感情が何なのか分からず、先輩のソクジンに相談してみました。
「恋してるんだな。」
あっさりソクジンは言いました。
ト・ギュジンの救急室にジョンウという男性看護師がいます。
何か、いつもふてくされているような表情だし、仕事にもイマイチ真剣じゃないです。
ギュジンはそれに気が付いていて、常にジョンウの行動は目の端に留めています。
ある時は、患者の高血圧を見逃してしまって、ギュジンが気づかなければ、大事に至るところでした。
流石に厳しくジョンウに注意しました。
そして、見てるからなと言いました。
ジョンウ・・・何を考えてるの
腹立ちまぎれに、管理の厳しい薬品庫から何かの薬を盗み出してましたけど
ヨンミンは、シヌが何かとベタベタとジヒョンにするのを目の前で見せられ、気分は最悪です。
そんな気持ちも知らず、次はカップルリングだと、浮き立つシヌ。
どうせ成仏したら消えるのにと、ヨンミンが言うと、シヌが嬉しそうに言いました。
「幽霊同士で告白して上手く行けば、成仏できるんです。指輪をジヒョンが受け取れば、一緒に天に上る。」
えですよ、ヨンミン。
一緒に成仏すればと、ヨンミン思わずジヒョンに言っちゃった。
だって、ジヒョンがシヌはカッコ良いと褒めるんですもん。
本心じゃないってこと、ヨンミンは分からなかったみたいです、恋愛初心者なんで
ジヒョンはヨンミンの言葉にショックを受け、シヌの願いが自分とのデートとかだと言う事に気づいてたんだと言いました。ヨンミンのために黙って言うなりになってたと。
なのに何故成仏しろだなんて怒るのと、ジヒョンは消えてしまいました。
ヨンミンはシヌの代わりに指輪を受け取り、ジヒョンと共にシヌの待つ場所に向かいました。
しかし、途中でヨンミン、ハンドルを切りました。
送って行きたくありませんでした。
だって、ジヒョンが好きだと分かったから。
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