まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『花様年華~君といた季節~』17話まで

2025-02-12 17:07:00 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

昔ジスは、父が退職した後、一時期田舎に住んでいたことがありました。

百貨店の事故で妻と娘を失ってから、ジス父は精神的にも肉体的にもバランスを崩してしまい、結局退職するしかなくなったようです。

しかし、退職金も出ず、補償金を預けた叔父はそのお金を持って行方をくらましてしまったようです。

だから、ニンニクの皮むきなどの仕事をしながら、誰にも連絡をせず、一人で暮らしていたのです。

居場所を知っていたのは、ヨンウだけだったみたいですね。

 

その頃まだ軍にいたジェヒョンは、ラジオ番組に投稿しました。

『ジス、今君が過ごしている辛い日々が今すぐ、遅くとも明日の朝には冗談のように終わる事を心から祈ってる。また会う日まで君らしくいてくれ。ジェヒョン』

ジスはたまたまそれを聞いていました。ニンニクの皮むきをしながら・・・。

 

ジスは、ヨンウに以前のように話せるようになっています。

自分の父親が犯したジェヒョンへの罪も、打ち明けました。

そのすべてが自分のせいだ・・・と。

それを聞いて、ヨンウも打ち明けました。ジェヒョンが隠れ住んでいるのを通報したのは自分だったと。

ジスが苦しむのを見ていられなかったからだと言いました。

しかし、2人が別れたのを見て、もっと辛くなったと言いました。

いつまでも癒えない罪悪感のために、ジスに告白する事も出来なかったと。

「だから、罪悪感なんて持つな。」

やっぱりヨンウも良い人で、ジス本位なんですよ。

 

ジスは思い切ってジェヒョンを呼び出し、父の日記を渡しました。

この時点で、ジェヒョンが全てを知っていること、ジスは知らなかったわけですね。

だから、ジェヒョンに全てを知ってもらい、尚且つ、チャン会長との戦いに役立ててもらえると思ったのでしょう。

 

ジェヒョンは、全て知っていたと言いました。

そして、亡くなる前にジス父が謝ってくれたということも打ち明けました。

考えようによっては、全ての責任は自分にあるとも言えるとジェヒョンは言いました。

自分がジスを逃避行に連れ出さなかったら、ジス父はあんな行動に出なかったのかもしれないからと。

「お父さんの謝罪より、心に残ったのは、大切な娘を苦しめたく無いと言う言葉だった。僕にとっても君は大切な人だから。君が幸せになる事が、全ての苦しみの終わりだと気付いた。」

幸せにならなきゃいけないから・・・とジス。

「人生で一番悔いている失敗を繰り返したくありません。」

一番悔いている失敗・・・それは、ジェヒョンと別れたことかな

 

ジスはジェヒョンへの想いを貫く決心をしたようです。

 

ジスはヨンミンと2人で新しい生活を始めました。

ピアノはジェヒョンが寄付すると言って聞きません。

 

ところがある日、家の門に大きく落書きされたのです。『撤去』と。

家主がジスに何の連絡も無く別人に売り払ってしまったと不動産屋は言いました。

新しい家主は、ソギョン。

見え見えですな、嫌がらせ。

 

ジスは、家主がソギョンだと知ると、すぐに意味を察しました。

連絡を取ろうにも、ソギョンは電話にも出ません。

突然海外出張だと言っていなくなってしまったソギョンに、ジェヒョンも不審を抱いていました。

 

へジョンは、弁護士のドンジンに相談しました。

ドンジンは明らかに違法行為だと言いました。

「“権利の上に眠る者は、保護に値せず”という言葉を、法学部に入ったら最初に習う。」

その言葉に、ジスは勇気づけられました。

 

その頃、両親の間に離婚の話が出ている事を知ったジュンソは、一人悩んでいました。

相談できる人は誰もいません。

思い悩んだ挙句、祖父であるチャン会長に、離婚を止めてほしいと頼みました。

理由を聞かれ、恥ずかしいからとジュンソは答えました。

寂しいし悲しいと本心は言えなかったようです。

チャン会長は、ジュンソの気持ちなどお構いなしに、鬱憤をぶつけました。

ジスと浮気しているということ、会社も乗っ取ろうと画策している事等を。

「なのに、離婚を止めろと?お前も父親について行け

可哀想です、ジュンソ。

 

ジュンソは、いつものように不機嫌そうな表情でジェヒョンの部屋に来ました。

何か話があるのか?とジェヒョンは聞きましたが、別に・・・とジュンソは答えるだけでした。

ジェヒョンは自分のベッドにジュンソを寝かせてあげました。

 

家を撤去するために、大勢の作業員がジスの家にやって来ました。

しかし、ジスは門前で迎え撃ちました。

警察にいつでも通報出来るぞと言い、証拠となる監視カメラもつけていることを示しました。

そして、門の前に座り込んだのです。

昔、ジェヒョンたちとやった立ち退き反対の運動と同じように。

あの時は、ジェヒョンが傍にいました。

今は、ヨンミンが傍にいてくれます。

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『花様年華~君といた季節~』16話まで

2025-02-12 14:37:52 | 韓国ドラマのエトセトラ

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジス父の容体が急変しました。

医者は、最期の挨拶をした方が良いと、ジスを病室に通しました。

ジス父は延命治療を望んでいませんでした。

 

済まない・・・とジス父は言いました。

これまでジスに優しくしてやらなかったこと、自分の悪事、ジスの重荷も全部持っていくから、必ず幸せになれと言いました。

それだけ言って、ジス父は息を引き取りました。

 

呆然としたジスが病院を出るとジェヒョンがいました。

ドンジンから連絡を受けたのです。

ジェヒョンは優しくジスを抱きしめました。

自分が父を亡くした時の気持ちを思い出していました。途方に暮れてしまった気持ちを。

 

ジス父の遺品の中に日記がありました。

自分の罪をジスに話しておかなければならないと思ったものの、口にする勇気が無くて、日記に書き記すことにしたとありました。

ジスは、初めて、父がジェヒョンに対してどれほど大きな罪を犯していたのかを知りました。

 

ジェヒョンは、ジス父から直接謝罪を受けるより前に、既にその事実を知っていました。

事実を知った上で、ジスと再会して心が動かされたのです。

ジスは悪くないと思えたようです。勿論、ジスに父親の悪事を告げる気も起らなかったようです。

 

ヨンミンは、実父のセフンと暮らそうと思っています。

セフンに理由を聞かれ、ヨンミンは言いました。

「お母さんを幸せにしてあげたくて。お母さんに結婚してほしいんだ。でも、僕がいたら邪魔になるから。」

でも、もう少し待って・・・とも。

ジス父が亡くなって間が無いから、しばらくは一緒に居てあげたいんだ・・・と。

なんて親孝行な息子なんでしょう。まだ中学生だと言うのに、周囲のことをよく理解しています。

セフンは複雑な心境でしょうが、頷きました。

こう見ると、ジスを中心としてすべての人たちがジスを一番に考え、ジスの幸せだけを願っているように思えます。

息子のヨンミンですら、祖父の遺言とも言える言葉を忠実に守ろうとしています。

それだけのことを、ジスは皆に対して思いやって来たんだろうかと、ふと、思いました。あまりにもジス本位の考えなので。

 

ジェヒョンが離婚届に判を押してソギョンに渡しました。

ソギョンは、父にしか頼れないと思い、それを見せました。

チャン会長は、ジス父とジェヒョン父との関わりをソギョンに話しました。

ジェヒョンとジスは敵同士とも言える関係だと教えたのです。

 

ソギョンはすぐさまジスを呼び出しました。

そして、仕入れたばかりの父親同志の因縁を語って聞かせたのです。

ジス、既に知ってる事でしたから、動揺は見せませんでした。

すると、ソギョンは離婚届けを粉々に破り、ジスにぶちまけたのです。

離婚する気は一切無いと言って。

 

ジスは引っ越しを決めました。

ピアノ教室を開こうと考えています。

父に言われたように幸せになるために・・・。

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