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泣いた~っ 今話も泣いたーっ
スンドク一人囮にするなんて、ウンには出来ませんでした。
かと言って、武術の出来ない彼に、スンドクを守ることなんて出来ません。
斬られてしまったスンドクを抱き抱え、ヨに逃がしてくれと叫んだウン。一生都には来ないからと。
なのに・・・
ヨは兵に目配せ。後ろから兵が斬りつけて来たーっ
スンドクが、庇って致命傷を負っちゃった・・・
ウンの腕の中で、スンドクは息絶えてしまいました。
その時、情け容赦の無いヨは、ウンに矢を射かけた
腕に当たったウン。
そこに、ソとジョンが駆け付けて防ごうとしたんだけど、二本目の矢を射たヨ
瀕死の状態になったウンは、ソに頼みました。
誕生日の祝いに何でもくれると言いましたね・・・と。スンドクと一緒に逝かせてくれと・・・。それが出来るのはソ兄上だけだと。
ソは、泣きながらウンを斬りました。
苦しませず、一刀の元、逝かせてやろうと・・・。
直後、ソは半狂乱になったようでした。泣きながら笑いました。
命令に従って弟を殺してしまった自分への嫌悪感に苛まれていたようです。
ジョンは、ソを憎みました。
勿論、ソはヨの命令に従ったまでです。でもね・・・やっぱり目の前で実際に手を下した者を憎んでしまいますよね。
殺してやる・・・と剣を持って行こうとするジョンを、スが必死に止めました。
ソも又苦しんでいるから・・・と。
パク将軍が駆け付けたのは、娘と婿がもう亡くなった後でした。
パク将軍は、後悔していました。ウンとの結婚を反対すれば良かった・・・と。
でも、それに従うスンドクじゃないことも分かっていました。初恋だから・・・。
ウンに愛されていましたか?・・・とパク将軍はスに聞きました。
「とても・・・本当にとても愛されていました。」
「だったらよかった・・・。」
泣けて泣けて・・・
ソは、決心しました。
このような殺戮を繰り返すようなヨに代わり、自分が皇帝になろうと。
その決心をぺクアとジモン、そしてパク将軍に打ち明けました。
ぺクアとジモンは元々ソの味方です。一も二も無く従うつもりでした。
パク将軍は、言いました。
「太祖ワン・ゴンはおっしゃいました。皇帝は国と皇室のために誰でも捨てられる時に全て捨てる地位だ・・・と。誰を捨てますか?私はそれを見た後に決めさせてもらいます。」
ソは、スを捨てる事にしたのです。
気持ちが変わった・・・とスに言いました。
勿論、嘘です。
スにも、嘘ですよね?・・・と言われました。
「嘘は言わない約束だ。」
そう言って、ソは背を向けました。苦しい決断でした。
そして、ヨに命じられた遷都の準備の為に、都を離れたのです。スには何も告げずに・・・。
そうやって何も連絡が無いまま、2年が過ぎました。
ジョンが帰ってきました。
ジョンは、ヨの施政に失望し、自ら望んで僻地の厳しいところに出兵して行ったのです。
そして、大将軍となって帰って来たのです。彼は変わらずスを想い続けています。
ヨは、ウンを殺した後、幻覚幻聴に悩まされているようです。
仏への傾倒も強く、なんだか朦朧とした感じです。
ユ氏は、そんなヨに見切りをつけてる感じで、しきりにジョンを正胤とするよう勧めているのですが・・・。
母のそんな心の動きを、ヨも充分察していまして、そんなにせっつくなら、いっそのことソを皇太弟として世継ぎにしても良い・・・なんて自棄な言い方をしました。
ユ氏は、同じ息子なのに、それは許さないんですよね、いまだに・・・。
ソも帰っていました。
でも、スには何の連絡もありません。ただ、ヨにお茶を出した時、その姿をちらっと見ただけでした。
ソも、スへの想いは消えたわけじゃありません。
いつも二人が会っていた池のほとりで、思い出に浸っていると、そこにスも。
何も言わずに、見つめあう二人。
そんな様子を、ヨとウォンが見つけましてね。
二人の気持ちを確かめようと、ス目がけて矢を射ましたよ
ウォンもかなりの悪になっちゃってます
気付いたソが、スを抱き抱えて避けたーっ
でも、ソの腕をかすったよ・・・
大丈夫だと行ってしまったソ。でもね、スはこれでソの気持ちが変わっていないと確信が持てたようです。
そして、ぺクアに、ソと会えるよう取り計らってもらいました。
ソは、遷都予定地の西京に戻る途中、傷の手当てをしていました。
駆け付けたスが傷の手当てをしました。ぺクアが気配りをして、人払いをしてくれていたので、やっと落ち着いて話をする事が出来た二人です。
ずっとヨたちの監視の目が光っていましたから、手紙も出せなかったのです。
ソは、スを拒絶しようとしました。
でも、素直に真っ直ぐ気持ちを問うスに、もう隠す事は出来ませんでした。
やっとやっと二人は気持ちを確かめる事が出来たのです。
そこにジモンが現れました。
皇帝ヨの病状が悪化したと言うのです。
時が来た・・・とジモンは言いました。
スは、ソが皇帝になろうとしている事を、この時初めて知りました。
分かっていました、彼が第4代皇帝光宗になることは。とうとうその時が来たと言う事です。
スも覚悟はできていたでしょう。でも、やはり反対する気持ちがあるのも真実なのです。
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