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命綱とも言える情報を盗まれたかと思ったキム・ソクハン。
礼拝所の椅子の下からそれを取り出しました。ジェハはしてやったり
ところが、そのデータを狙うのは、ジェハだけじゃなく、パク・グァンスは勿論、ユジン側も・・・です。
誰が味方で誰が敵なのか分からない状況で、ソクハンは脱兎のごとく逃走。
でも、とうとう追い詰められて、立体駐車場の囲いから落ちそうになってしまうんです。
それを救ったのは、ジェハ。
ジェハはソクハンもろとも囲いを乗り越え、ソクハンの手を掴んで転落を防いだ上、下の階にソクハンを勢いを付けて放りこみました。
勿論、手には、ソクハンの手から奪ったデータ
そして、自分は通りかかったトラックの荷台に飛び降り、逃走しようとしたのですが、狙撃されてしまうんです
意識を失いそうになりながらも、必死にUSBを隠しました。
そこにチュ室長の車が。
ジェハを車に乗せ、一路JSS本社屋に。
クラウドナインに担ぎ込まれたジェハ。
ユジンは、JSSの医務室長の女性医師を急遽クラウドナインメンバーにし、その場所で治療させたのです。
ユジンの動転ぶりが伝わって来ます。
常のユジンではありません。なんとしてもジェハを助けろと命令。おろおろと見守るだけです。
キム室長は、やはりそんなユジンを複雑な表情で見ています。
ジェハは瀕死の状態でした。
鼓動が停止することもありましたが、何とか持ち直しました。
が、意識が戻りません。
この隙をついて、パク・グァンスは警視総監を動かし、JSSを家宅捜査させました。大統領の息子を狙ったのがジェハで、そのジェハをかくまってる疑いがある・・・という理由です。
クラウドナインの存在を把握しているので、この際、クラウドナインの情報を奪い、全て消去してしまえと命令しました。
ところがですよ。
彼らが思ってる場所にクラウドナインは存在しません。
JSSのメインコンピュータにも本業のデータしか入っていないんですよ。当然ですよね、危機回避の準備は万端でしょう。
そのうち、ソクハンの意識が戻りました。
ソクハンは、ジェハは命の恩人だから、手配を止めるよう証言。
それを聞いて、ソンウォンや政財界の大物たちは、データが盗まれたと察しました。
おそらくユジンの手に渡っただろう・・・と。迂闊に手を出せないから、ソクハンがジェハの手配を中止させたんだと。
ユジンも、そう考えました。
捜査が中途半端に終わり、追及が無くなったのも、ジェハがデータを盗んだ所為だと。
まだ手に入ってはいないけど、持ってるフリをすることで、各方面に睨みを利かせる事が出来るとユジンは考え、周囲にもそう命じました。
アンナはジェハの一件を聞き、JSSに駆け付けました。
が、会わせてもらえません。門前払いされそうになったアンナは、必死にユジンに縋りました。
ユジンを“お母さん”と呼びました。そして跪いたのです。
流石にJSSの隊員たちの前です。ユジンもその目を気にしました。
クラウドナインに通されたアンナ。
ベッドに横たわるジェハを見て、涙をこぼしました。
そんなアンナに、ユジンは冷たく言いました、国を出るように・・・と。
このままではジェハはアンナを守る事は出来ない、ミランたちの事も考えたら、アンナが去るべきだと。
「私は全てをかけてジェハを守っているの。あなたもジェハを守ったらどうなの。あなたがここにいる限りジェハは離れられないし、いつかは逮捕される。それがあなたにできる最善の選択よ。」
そう聞いたら、もうアンナの考える余地は無いように思えますわな。
行くわ・・・とアンナは言いました。その代わり、絶対にジェハを助けて・・・と。
アンナはジェハの傍に行きました。
泣きながらジェハの顔に触れ、kissをして、愛してると何度もつぶやきました。
ユジンは、その様子を見ていました。
アンナが出国の準備を始めた頃、ジェハの意識が戻りました。
アンナがクラウドナインに来た事を聞き、“鏡”にその時の映像を再生させました。
悲嘆にくれるアンナの様子を、ジェハも泣きながら見ました。
ジェハの意識が戻ったと連絡を受けたユジンは、息せき切って駆け付けました。
でも、彼女が見たのは、ジェハがアンナの映像を見ているところ。
ごめんなさい、でも愛は分かち合えないの・・・と心でつぶやくユジン。
以前、ヘリンの存在を知り、自殺しようとしてるヘリンを見捨てた時も、ユジンはそう思っていました。やっぱりユジンのジェハへの気持ちは、昔セジュンに対して抱いていた想いと同じなんでしょう。
でも、ジェハはユジンとは一線を画す態度に出ました。はっきりと言ったのです、USBを奪ったのはユジンのためじゃない・・・と。
USBには、JBも潰れてしまうほどのデータが入っているんだそうで。
だから、手に入れたとしても、ユジンはそれを使う事はできない・・・と。
それなら、お守り代わりにする・・・とユジン。
「奥さまを守るために奪ったのではない。あれはメールに代わる命綱です。俺とアンナを守るための。」
ジェハは、ユジンたちは自分の痛みには敏感だが、他人の痛みは感じない・・・と言いました。
だから、友達にはなれない・・・と。
ユジンは、あくまでジェハを友達だと思っていると言います。でも、それすらジェハは否定したのです。
「あなたが求めているのは、キム室長の様に自分を崇拝してくれる人か、昔のチャン・セジュンのように自分が崇拝できる人だ。悪いが俺はどっちにもなれない。」
「私はあなたに崇拝しろと言って無い。ただ・・・単に・・・。」
と、ユジンは言い淀みました。
「単に所有したかったんだ。奴隷として。」
と、ジェハが遮るように、言いにくい事を代わりに言うように言いました。
ユジンが言いたかったのは、そんな言葉じゃないと思います。女性としての想いは、自分でも意識していると思いますから。
ソンウォンは、政財界のお歴々がユジンを受け入れようとしていることが、許せなかったようです。
なんとしても、ユジンを潰したいと考えているのです。
で、とうとうユジンの側近に手を伸ばしましたよ。JSSのクク代表です。クラウドナインのメンバーですから、誰よりも使える人物です。
これまで、クク代表は、ユジンに対して不安や反感を抱きながらもユジンに従って来ました。
でも、このところのユジンの言動にいっそう不安を感じ始めていたのです。
やはりジェハの厚遇は、それまでに例の無い事ですからね。ユジンのジェハへの想いにも気付いているようです。
その様子に不審感を抱いたのはチュ室長。
動く?
ソンウォンは一気にJSSを攻めて来ました。既にグァンスとは話を通じています。お互いの利益の為に手を組んだのです。
クク代表は、結局ユジンを裏切る事を決心しました。
ソンウォンを受け入れたのです。
ソンウォンは手下と共に、JSS本社に乗り込んで来ました。大きな物を部下に持たせています。
そのままクラウドナインに行きそうです。
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