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ミニョンがヨンギの告発や様々な証拠からピルオクの犯罪を確信。
その過程で、ピルオクのスニャン生命の株がドジュンに譲渡されたことを知りました。
そして、それを知った時には、既にピルオクは海外に出国した後でした。
ドジュンの計らいでした。
「スニャン生命の株で取引きしたの?」
と、ミニョンはドジュンに聞きました。
ドジュンはそれについては何も答えませんでした。
自分がどれほどこの一件の犯人を捕まえたがっていたかを知っているにもかかわらず、逃がしたドジュンを、ミニョンは許せませんでした。
もう少しなんだ・・・とドジュン。
株主総会で社長に選任されれば終わりなんだと。
「いいえ。あなたはもっと悪い人になる。地位を守るために。」
と、ミニョンは言いました。
ヒョンミンが妊娠しました。
ヒョンミンは、ピルオクの罪を知りながら口をつぐんでいました。
そして、自分はピルオクのように生きると、ソンジュンに言ったのです。
その意味を問うたソンジュンに、ヒョンミンは妊娠を教えました。
つまり、お腹の子がスニャンのオーナーになるのを邪魔するなら、父親であるソンジュンですら殺せるかもしれないと言う意味です。
思いがけないことに、ソンジュンは驚きましたが、喜びました。ソンジュンも自分のためだけじゃなく、子供のためにもスニャンを手に入れたいとさらに強く思ったでしょう。
株主総会が開かれました。
社長選任の投票が行われました。
候補はドジュンとイ秘書室長の2人。
いざ、投票・・・となった時、出席者に一斉にメールが飛び込んで来ました。
なんと、ドジュンが遺言書の内容に不満を持ち、病室のヤンチョルに暴行を働いたというのです。
ドジュンは説明を求められました。
勿論、否定しました。
しかし、証拠がありません。
ソンジュンが、病室にある防犯カメラの映像を見ればはっきりすると言いました。
が、その映像、少し前にドジュン自身がイ秘書室長に指示して削除してもらっていましたよね。
イ秘書室長は、その指示した電話の音声を録音していましたよ。
おまけに、ドジュンが自分の犯行を隠すために削除させたのではないかと皆が疑念を抱くような言い方をしました。
イ秘書室長、ドジュンの味方じゃなかったのと思いましたよ、あたくし
イ秘書室長、ヤンチョルが死ぬ前に、ソンジュンと手を組んでいたのです
長年、ヤンチョルの陰となり、常に仕えてきたのに、全くおこぼれを貰えない状況になると分かり、手のひらを返したってわけですね。
近づいたのは、ソンジュンの方が先だったようです。
ヒョンミンの画廊から持ち出した絵画は、イ秘書室長にプレゼントしていたのです。
結局、イ秘書室長がスニャン金融持ち株会社の社長となりました。
これで、ヨンギとドンギたちがスニャングループの主導権を握る事になりました。
ヨンギとドンギは、今の段階ではどちらも同じ立ち位置にいますが、お互いを信じていない2人です。この先どちらかが裏切ることになるかもしれません。
しかし、イ秘書室長は社長就任を決めた直後、ソンジュンによって追い出される格好となりました。
ヤンチョルがイ秘書室長の名前で作った借名口座の資金をどうも使っちゃったようですね。
それを横領として訴えられたく無かったら、退職しろとソンジュンに脅されてしまいました。
ソンジュンはドジュンに言いました。
自分がまとめ役をすると。ドジュンは議決権すら得られない状況だしな・・・と。
そして、もうドジュンはヤンチョルの最愛の孫だということも言えなくなったし、と。
スニャンから出て行けということです。
それがヤンチョルの遺言書の意志だと。
ドジュンは、ソンジュンの勝ち誇った言葉を聞いて、自分がどう行動すべきか、はっきりとしたようです。
チェ市長が大統領選への出馬を表明しました。
ヤンチョルが事業承継に伴う巨額な相続税を逃れるために金融持ち株会社を設立したと主張したことで、その過程においても不正があったのではないかとの疑惑が持ち上がりました。
財閥を優遇する法律を廃し、生活格差をなくすべきだとのチェ市長の主張もあり、結局、持ち株会社設立は夢と消える羽目になりました。
そして、それによってヨンギたちは巨額の相続税を支払わなければならなくなったのです。
それだけじゃなく、株価も暴落すると予測されます。
呆然とするヨンギ、ドンギ、そしてソンジュンでした。
勿論、これは、ドジュンによる助言があったからこそでした。
でもね、チェ市長は、選挙で負けるんですけどね。
ただ、敵だったにもかかわらず、新大統領は法務大臣の椅子を用意してくれそうです。
ドジュンにイ秘書室長から郵便が届きました。
入っていたのは、銀行の貸金庫の鍵とUSB。
USBには、映像が収められていました。
弁護士とイ秘書室長に命じて映させていたのはヤンチョル。
映像も遺言書とみなされることを確認して話し始めました。
遺言書を書き替えると言いながら、ヤンチョルはドジュンへの信頼と愛情を語っていました。
何もドジュンに残さなかったのは、ドジュンを一旦地獄に突き落とすためでした。ドジュンならば、必ず這い上がってくると信じて。
そう言いながらも、一瞬記憶が混乱して、ぼんやりとしてしまったヤンチョル。
ドジュンは誰ですか?と問われ、ヤンチョルは少しずつ表情が柔らかくなります。
そして、少し微笑みながら、少し涙を堪えながら言いました。
「ドジュンは私の孫だ。私に一番よく似た私の孫。」
本当に嬉しそうに笑うヤンチョルを見つめながら、ドジュンは泣きました。
初めてヤンチョルの真意を知りました。自分を如何に愛してくれたかを知ったのです。
泣けた・・・、本当に泣けました
貸金庫に収められていたのは、黄色い封筒に入った書類。『MICRO PROJECT』とあります。
ドジュンには、見覚えがありました。
前世、ヒョンウが見つけた古い文書です。実体の無いペーパーカンパニーで、スニャンの資産を海外に流出させるための仕組みでした。
ヒョンウから報告を受けたソンジュンは、その資産の回収をヒョンウに命じたのです。
そして、ヒョンウは回収を完了した直後、殺されてしまったわけです。
イ秘書室長にこの書類について尋ねました。
ヤンチョルが長い時間をかけて準備したもので、スニャンの中にこれについて知っている者はいないとイ秘書室長は言いました。
何度も念を押されました・・・とイ秘書室長。
「遺言書に込めた会長の教えをドジュン君がさとった時、渡すようにと。」
ドジュンはどうしてイ秘書室長が受け取らなかったのかと聞きました。
そうですよね、他の誰も知らない巨額の資産なんですから。イ秘書室長が密かに自分のモノにしても、誰にも知られることは無かったでしょう。
「生まれてくる家は選べなくても、誰に仕えるべきかは選べます。ヨンギ副会長とドンギ副会長にスニャンは渡せない。」
ミニョンは、中央捜査部に異動を命じられていました。
栄転と言えるもののようですが、ミニョンはさほど嬉しそうじゃありません。
その頃、ヨンギ、ドンギ、ソンジュン、ファヨンたちは、スニャンの総帥の座を密かに手に入れようとそれぞれに画策し始めていました。
ドジュンはスニャンカードの売却をドンギに持ち掛けました。
何か裏があるんじゃないかとあれこれ勘繰ったドンギですが、ドジュンがスニャンを諦めると言ったことでほっとし、スニャンカードを買収する方向で動き始めました。
ドンギはこれまで部下のペク常務の胡散臭そうな占いで経営判断をしてきました。
何度も外れているのに、まだ懲りないようで。
娘のイェジュンの注意にも耳を貸しません。
ドジュンは、スニャンカードをドンギが買収すると言う意思決定をしたことを、それとなくヨンギに気づかせました。
ヨンギはすぐにドンギに釘を刺しました。
スニャンカードは自分が買うと言いました。そうじゃないと、スニャンが分裂してしまうからと言われたら、ドンギも黙るしかありません。
しかし、諦められないドンギは、すぐさまドジュンの元に駆け付けました。
ドジュンはドンギが提示した買収額に不満を抱いていたので、ヨンギに取られるよりは・・・と焦らせて、値を吊り上げたってわけです。
ドンギは提示した倍の額を示され、流石に躊躇しました。
が、ヨンギに取られたくはありません。
結局、ドジュンの提示した額で手を打つしかありませんでした。
半額は後日・・・とドンギが言うと、ドジュンは担保としてスニャン物産の株2%を要求。ドジュンの本当の目的は、スニャン物産の株だったようです。
それと、裏金を融通してほしいとドンギに頼みましたけど・・・。
これは、どういう意図
クレジットカードの延滞率が上昇。
スニャンカードも同様の事態に陥り、資産が底をつきかけたことから、キャッシングを停止するしかなくなりました。
当然、顧客の不満は増大。
系列会社の株価も下落し始めました。
スニャンカードが破綻してしまうということは、担保となっていたスニャン物産の2%の株が、ミラクル社に・・・ドジュンのモノになってしまうということです。
スニャン物産は、スニャングループの重要な位置を占めています。
ドンギからそれを聞かされたヨンギは、ドジュンを呼びました。
自分がドンギの借金の肩代わりをするとヨンギは言いました。
しかし、ドジュンは、スニャン物産の株は渡せないと言いました。
「スニャンを諦めた対価だから、正確に計算しないと。」
ヨンギがスニャンの総帥になるためには、スニャン物産の株が何としてもほしいとドジュンは察しています。
だから、ドンギの借金分の2倍でしか売れないと言いました。
「スニャングループの会長になれるのなら、安いものじゃありませんか?」
ヨンギはドジュンの要求通りの契約を結びました。
実は、前世でヒョンウの父もカード破産をした一人でした。
弟の治療費を工面するために、サラ金で借金をしたのです。
ヒョンウは父の無計画で自棄になったようなやり方に腹を立てました。
ヒョンウはそれまで以上に必死に働きました。
通常の仕事だけじゃなく、深夜には運転代行の仕事までこなしました。
が、ある夜、溜まりに溜まったストレスで客と騒動を起こしてしまったのです。
それを、ドジュンが見かけました。
・・・ん
同じ時なの
同時に存在しているということ
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