旅行中、すきっと晴れた日は少なかったです。
でも雨に降られたのは、1日だけ。そんなときは、屋根のある建物に入るに限る
京都には、私たちの興味を引く大小さまざまな資料館や博物館、美術館が山ほどあります。
だから、雨の日を想定して、目的の施設をあらかじめ選んでおきました。
その一つは、『京都歴史資料館』。
御所の東の寺町通に面した小さな建物です。
入館は無料です。
前身が京都市史編纂所ということで、古文書等の資料が多く保存管理されているようです。
二条城についての特別展が開かれていました。
前日に二条城を訪れたばっかりだったので、興味深く見ることが出来ました。
徳川の時代の二条城から、皇室の二条離宮へとなり、後に京都市に下賜されて元離宮二条城となった流れが、分かりやすくまとめられていました。
様々な古文書もあり、とても面白かったです。
気が付くと、2時間近く、時間が経っていました。
そこでいただいたのが、これ
入口に、たくさんの資料やパンフレットと共に置かれていたので、つい、手が伸びてしまいまして。
薄いパンフレットかと思いきや、しっかりとした上質な紙で60ページ超の冊子です。
これが無料?・・・と、一瞬驚きました。
展示内容とは違いますが、ありがたくいただいて帰りました。
これから少しずつ読んで行こうと思っています。
こんな興味深い施設なんですが、お客さんは私たち2人だけ。
地味に見えるかもしれませんが、とても内容の濃い展示物ばかりです。
お勧めします
次に向かったのは、『京都文化博物館』。
三条通に面したレンガ造りで目立つので、以前来た時から覚えていた建物です。写真はお借りしたモノです
お客さんもたくさんいましたね。
でも、そのほとんどが、開催中の特別展「大シルクロード展」に流れていまして。
総合展示の人数は少なかったです。
ここでは、京都の歴史と文化を年代に沿ってみることができます。
コンパクトにまとめられていまして、分かりやすいです。
外国人の方には、ガイドさんがついて、楽しく説明していました。
私たちは、韓国人のカップルに英語で説明しているのを聞きながら、それとなくついて行きました。
ガイドさんによって、説明の仕方が違うのでしょうが、私たちが聞いていた方は、とってもユーモアのある説明の仕方をしていました。
そう言えば、二条城でも、英語、イタリア語、韓国語、中国語・・・と言ったグループにガイドさんがついていましたが、私たちはその時も、団体客に交じってそれらの説明を聞きました。
英語以外は皆目理解出来ませんし、英語だって聞き取れない事の方が多いです。
でも、別の言語で日本の事を説明するのを聞くのは、とても興味深いし、楽しいです。
文化博物館から出てきたら、既に雨は上がっていました。
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