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パワハラ事件でノ将軍がホン・ムソプを愛国会から追い出した格好になりました。
愛国会が揺れるのは明らかでした。
イ・ジェシクは、すぐさまノ将軍のところに怒鳴り込んで来ました。
ところが、この一件が結果的に自分の評価を高めた事になっていると知ると、それ以上ノ将軍を責めることはできなくなりました。
ノ将軍の言いなりになった形でした。
そして、イ・ジェシクは悟ったのです。ノ将軍が自分の上に立って自分を操ろうとしていると。
今回、ウインはノ将軍から気になる話を聞かされました。
父とノ将軍との間に、ウインが知らない何か事情があるようです。
一時は親しかったようです。一緒に撮った写真がありますから。
ところで、思わぬところで縁が結ばれそうな予感がします。
べマンの叔母ト刑事とソ法務参謀です。
正反対の性格なんですが、俗物軍人のソ法務参謀がト刑事の“教育”で、真っ当な検事になりそうな感じがします
刑務所に入っているホン・ムソプは、ホ副軍団長から自分が愛国会から見放されたと聞かされ、愕然としました。
こうなると、自棄になったようにあちこちに手を出して生き残る道を探ろうとしました。
べマンがまず呼び出されました。
べマンの正体を知ったと言いました。べマンの目的もそれで分かったと。
だったら、何故ウインの父チャ会長を殺したのか知っているかと聞きました。会社から追い出せば済むところを、何故殺したのかと。
「チャ会長から脅されていた。」
と、ホン・ムソプは言いました。
べマンの両親の事故死の後、チャ会長は、愛国会の資料・・・つまりxファイルを完成させ、それを元に脅迫したんだと。
xファイルは、愛国会を潰す力があると言うのです。
xファイルの事を、ウインは知りませんでした。
だとしたら、xファイルは消滅したか、ノ将軍が持っているか、或いは、第三者が持っているか・・・です。
ノ将軍が持っているなら、もうそれを利用して高い地位についているに違いないとべマンとウインは考えました。
まさか・・・テナムではと、思いましたが、そんな重要なモノに気づいていたとは思えません。
ウォン大隊長の隠し倉庫から押収してきた証拠が、アジトから消えました。
ハジュンが新たなデータを調べているのかもしれないと連絡しましたが、繋がりません。
その頃、ハジュンはヨン・ムングと一緒でした。
例の、ウォン大隊長が残した録音データをヨン・ムングに聞かせていたのです。
ウイン父に罪を着せた事、べマン両親を殺したことについて、ノ将軍に噛みついている声が録音されていました。
他にも、ハジュンはウォン大隊長の資料を残らずヨン・ムングに渡してしまいましたよ。
中には、ヨン・ムング自身の不正についての資料も入っているそうです。
ヨン・ムング、思ってもみなかった資料が手に入り、大喜びです。
ウインはハジュンと連絡が取れない事に不安を抱き、ハジュンの会社に連絡をしました。
全てを知りました。
「辛いときに支え合える唯一の家族だと思ってた。」
と、ウインはハジュンに言いました。
もう僕の助けは必要ない、ド・べマンがいるだろ・・・とハジュン。
「僕はチャ会長からの恩を返したかった。だが、ウインは僕を求めてない。それに、疲れてしまった。」
何故ヨン・ムングに頼ったのかと、ウインが責めました。
「僕は会社と社員を守りたかった。」
ウインは何も言えませんでした。
ウインから話を聞いたべマンは、すぐハジュンを訪ねて行きました。
何も言わず、殴りつけました。
ハジュンは怒りませんでした。
ヨン・ムングから“断れない提案”を受けたとハジュンは言いました。
「お前と同じだ。」
二度とウインの前に現れるなと、べマンは言いました。
ハジュンも、きっと自分が嫌になっていたでしょう。これしか道は無かったと分かっているけれど。
ハジュンはヨン・ムングを通じて、イ・ジェシクと顔を合わせました。
手を組むと言う意志表示です。
ところで、ハジュンはxファイルの事を既に知ってますけど・・・何故
ヨン・ムングにxファイルの存在を話してましたよ。
そこまで話してしまうなんて、本当にウインの敵になってしまったの
テナムの部隊では、相変わらず虐めが横行しています。
マ兵長を中心とした輩は、ピョン一等兵を散々虐めまくっています。
テナム自身もアン兵長から虐められるようになってしまいました。
しかし、上官にそれを訴える事は出来ませんでした。アン兵長から口外するなと言われているのもありますが、いくらか自分の自業自得だと思ってるところもあるのかもしれません。
ある時、マ兵長はピョン一等兵の眼鏡を壊しただけじゃなく、母親の事も揶揄いました。
ピョン一等兵は、母一人子一人の家族でした。誰よりも大切で愛している母親です。
散々我慢してきたピョン一等兵も、母のことを言われるのは我慢できませんでした。それでも、必死に堪えたのです。
だけど、とうとうその我慢の限界が来てしまったのです。
ある夜警当番の日。母の事が心配でたまらなくなったピョン一等兵。
もう、現実と妄想の区別がつかなくなってしまったのです。
このままでは、マ兵長に母が傷つけられると。
一緒に当番についていた兵を倒し、銃を奪いました。
自分の銃と二つの銃を肩に、宿舎に向かいました。マ兵長が、宿舎にいるかどうか確認したかったのです。
いなかったら、母の元に向かったに違いないと思い込んでしまいました。
もう我慢しない、我慢したら、母が危ない。
そう思い詰めたピョン一等兵は、宿舎の部屋を回り、マ兵長を探しました。そして有無を言わさず、兵たちを撃ち始めたのです。
テナムたちの部屋にも来ました。
そして、アン兵長を含む同室の兵たちを銃撃したのです。
テナムも銃口を突きつけられました。
しかし、ピョン一等兵は、撃ちませんでした。テナムだけが自分を人間として扱ってくれたからと。
そして、銃を一丁テナムに渡し、出て行きました。
「テナムもマ兵長が憎いだろ。」
と言って。
ノ将軍に知らない番号から電話がかかって来ました。
「母さん・・・。」
と、震えるテナムの声が聞こえました。
泣きながらテナムが言いました、助けてください・・・と。
と同時に、銃声が携帯を通して聞こえて来て、電話が切れました。
ノ将軍、すぐに立ち上がりました。
ピョン一等兵、マ兵長を見つけましたが、殺すことは出来ませんでした。
一発は、マ兵長の足を貫きましたが、そこで弾切れになってしまったのです。
ノ将軍が到着した時、テナムは手錠をかけられて車に乗せられていました。
お母さん、助けてください・・・と、テナムは涙を浮かべてノ将軍に縋りました。血まみれです。
「お前が撃ったのか?」
と、ノ将軍。
僕じゃありません・・・と泣きながら答えるテナム。
テナムは子供の様に泣きました。
ピョン一等兵は、取り調べで一切口を開きませんでした。
しかし、母の事をべマンが口にすると、初めて表情が崩れました。
べマンは母親を呼んでいました。会わせてあげました。
母親は息子を抱きしめて泣きました。ピョン一等兵も母に抱きしめられながら泣きました。
その後、ピョン一等兵は素直に取り調べに応じ始めたのです。
共犯者は?と聞かれると、自分の単独犯行だと答えました。
動機は?と聞かれると、もう死んだのに話す意味がありますか?と、答えました。
「全部が弁解になるからです。」
・・・と。
生存者に、マ兵長が言いました。
虐めのことを隠し通せと。協力しろと。罪に問われたくなければな・・・と。
ヨン・ムングがテナムの面会に来ました。
心配してと言うのではなく、ヨン・ムングはxファイルについてテナムが知っているかもしれないと考え、それを確かめようと思ったに過ぎません。
が、テナムが突然妄想に襲われ、パニックになりました。
どう見てもPTSDです。
丁度やって来た、べマンとウインもテナムのパニックを目撃しました。
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