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ファン議員はTV中継をされている議会において、突然、リストを公表しました。
兵役逃れ、麻薬事犯、性接待のリストです。
現役議員やその子息の名前が多く載っていました。
ファン議員は、怒号の飛び交う議場に置いて、カメラの前でそのリストの名前を読み上げたのです。
大混乱となりました。
流石のチョ・テソプも渋い表情になりました。
しかし、決して混乱してはいません。
この事が却って自分の力を強くすると思ったのです。
この様子を確認した上で、キム・ギュリとク検事は動きました。
芸能事務所に家宅捜索が入ったと連絡を受けたガンジンは、血相変えて検察を飛び出しました。
ファン議員の公表したリストについての捜査は、キム検事長たち中央地検が担当することになりました。
ギュリのいる東部地検ではなく。
これもチョ・テソプの指示です。
東部地検は、ガンジン父の芸能事務所の事件を担当することになりました。
ガンジンは、チャン・イルヒョンの面会に行きました。泣きついたのです。どうすればよいのかと。
チャン・イルヒョンは、チョ・テソプしかいないと助言しました。
で、ガンジンはその足でチョ・テソプの元を訪ねたのです。
チョ・テソプの屋敷には、大勢の悪徳政治家たちが集まっていました。
リストに名前が載っていた者たちです。
チョ・テソプに助けてもらおうと、押し寄せたってわけです。
チョ・テソプの力が強くなると言う予測は大当たりですな。
どう言う手を使ったのか、チョ・テソプはリストから何人かの名前を外しました。
重要な人物だけです。
そしてリストに残された者は、自分が最後まで責任を持つと約束したのです。
承知するしかないですね。
ガンジンは、助けてくれとチョ・テソプに頭を下げました。
そして、書類を渡しました。メモリも。
「生き残りたいなら、父親の首を持ってこい。」
と、チョ・テソプは言いました。
チョ・テソプの屋敷で、ガンジンはキム検事長とバッタリ顔を合わせました。
キム検事長は、不快になりました。
自分を飛び越えて直接チョ・テソプと会うなどということ、やはり気分の良いモノじゃありませんよね。
キム検事長はチョ・テソプから受け取ったリストをヒウに渡し、そこに載っている者たちを捜査するよう指示しました。
一目でヒウは重要人物の名前が省かれていると気付きました。
それを指摘すると、キム検事長は、それだけでよいと言いました。
チョ・テソプは国民の関心を政治家の不正問題から他の事に移そうと考えました。
国民が関心を持つのは、わが身に関わりがある事です。
それがつまり税。
増税するとか減税するとかいう問題に国民の関心を移してしまおうと言う事です。そうするうちに、不正の事等、忘れてしまうとチョ・テソプは派閥の会合で言いました。
ガンジンは東部地検に父の芸能事務所の不正事実について事情聴取されました。担当はギュリ。
しかし、ガンジンはギュリの質問全てを知らぬ存ぜぬで通しました。全く自分には関係無いと。
当てにしていた証人も、突然行方をくらましたり、証言を変えたりして、全く役に立ちません。
証言を約束していた女優のチョ・ユナは、ガンジンと密かに交渉していて、事務所を移籍してしまいました。
ガンジンは、あっさり東部地検を出て行きました。
行き詰ってしまったヒウたち。
ファン議員はこれを予想していました。
いくら頑張っても、腐りきった検察を総入れ替えしない限り無駄だと、ヒウに言いました。
しかし、ヒウはまだ諦めていません。くじけてもいません。
君は信頼できそうだ・・・と、ファン議員は言いました。
ガンジンは父の芸能事務所を告発しました。
ニュースでは、検事の鏡だと褒めたたえました。
落ち込むギュリとク検事、そしてイ・ミンスに向かって、ヒウは言いました。
自分がガンジンを倒してやると。
チョン部長検事は、ヒウに言いました。
「今回、チャン・イルヒョンもチェ・ガンジンもダメージを受けた。でも気を付けろ。キム検事長は気づいているかもしれない。テンポを調節しろ。最終目標が最大の悪党なら、なおさらだ。」
ヒウはその助言を有難く聞きました。
チョン部長検事は、ヒウを信頼してはいますが、その本心がイマイチ掴めないでいます。
それが分かれば、もっと力になれるんだが・・・と言いました。
ガンジンは、チャン・イルヒョンのお陰で何とか危機を切り抜けたと、礼を言いに行きました。
チャン・イルヒョンは条件として、自分を執行猶予付きにしてくれと言っていました。
で、ガンジンはヒウを説得しようとしました。
証拠を捏造しても何とかしろと。
しかし、流石にヒウも頷くことはしませんでした。
少々は手心を加えようと考えていたかもしれません。が、ガンジンの言葉でそんな気持ちも吹っ飛びました。
完璧に失脚させてやると決心したのです。
ヒウは、チャン・イルヒョンと共に逮捕されたソン・ジンミに面会しました。
チャン・イルヒョンは恋人関係にあったソン・ジンミをいとも簡単に捨てていました。自分が助かるために。
ヒウは同じ手を使えば良いと助言しました。
締めは、自分の場合はチャン・イルヒョンを愛していたがためにした事だと泣いて見せれば良いと。
あとは勝手にマスコミが騒ぎ立てるからと。
ヒウの予想通り、チャン・イルヒョンの評判はがた落ち。キム検事長も、もう、捨てるしか無いと腹をくくりました。
そして、チャン・イルヒョンは、懲役7年を言い渡されたのです。執行猶予はつきませんでした。
ガンジンがチョ・テソプに渡した資料は、チョンハグループのスキャンダルでした。
ヒアの兄ヨンジュンのスキャンダルです。
チョ・テソプの指示でネットに載った記事は、あっという間に拡散。
弟のソンジュンが兄の失態を得意げにご注進したせいで、キム・ゴニョン会長も知ってしまいました。
キム会長は、ヒアに経営会議に参加するよう命じました。断る事はもう許しませんでした。
ヒアも決断するしかありませんでした。
ヒアはヒウに会いに行きました。
これからは、会えなくなると思ったのでしょう。
仕事の後にお酒を飲んだり喧嘩したり、露点のぬいぐるみをもらったりするような普通の生活は無理みたい・・・とヒア。
ヒウはその気持ちを察し、別れ際に、ぬいぐるみをプレゼントしました。
ヒアが会社に入ると知ったヨンジュンとソンジュンは、裏切られたとでも言わんばかりの冷たい態度を示しました。
いがみ合うばかりの兄弟を見ているのが嫌だったヒア。
自分が協力することで、上手く行けばよいと言うのですが、全く信用していない様子ですね、兄も弟も。
ここに至って、ヨンジュンはチョ・テソプを頼る決心をしました。
これまでは、政治家と関わるなと父から言われてきていたので、誘いを断って来たのですが、窮地に陥った今は、藁にもすがりたい思いだったのでしょう。
上手く利用されるだけのように思いますけどね。
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