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昔、オ・ヒョンジェはプロファイリングで犯罪心理を分析する仕事を紹介する教育でカン・ドンシクのいる小学校にやって来たことがありました。
質問した小学生の中の一人が、カン・ドンシクでした。
「犯人の様に考えられるのなら、犯人が人を殺す理由も分かるのですか?」
オ・ヒョンジェはサソリとカエルの童話を例に出して説明しました。
絶対に刺さないと言う約束をしてカエルに背負ってもらって川を渡っていたサソリ。しかし、途中で川の流れが急に速まってしまい、驚いたサソリが誤ってカエルを刺してしまった。結局、2匹とも死んだ。死の間際にカエルが質問した。刺さないと約束したのに何故?と。サソリは悲しげに答えた。ごめんね、僕はこういう生き物だから仕方がなかった。
「つまり、殺人者も同じだ、本能。」
それを聞いたカン・ドンシクは、自分もそう言う生き物なんだと思ってしまったのです。
ファンチーム長から行先の連絡を受けたスヨン。
罠だと思いました。カン・ドンシクの母校だと気付いたからです。
チャン刑事は、すぐに応援を要請。
しかし、パク次長は待機を命令。自分と2チームが向かうと言いました。
パク次長は、オ・ヒョンジェとカン・ドンシクを殺してしまおうと考えているのです。で、2チームのチーム長にそれを指示しました。
ファンチーム長は、恐怖心に耐え、カン・ドンシクと闘いました。
オ・ヒョンジェ、後頭部を殴られちゃったーっ
相当なダメージを受けたようなのに、立ち上がるのよ~っ
5年前の一件で感覚が無くなっちゃったんだっけ
チュ・サガンが次はナイフでオ・ヒョンジェに襲い掛かって来たのを、ファンチーム長が止めたーっ
ナイフはファンチーム長に刺さった
ファンチーム長も、チュ・サガンと死闘。
結局、ファンチーム長の勝ち。
スヨンたちが現場に到着するのとほぼ同時に2チームも到着。
チーム長は、スヨンたちに銃を突きつけ、動くなと言いました。ここからは2チームがやると言って。
おいおいですよね。
2チームが駆け付けたとき、オ・ヒョンジェがカン・ドンシクに銃を突き付けているところでした。
チーム長が銃を突きつけ、警告しました。
スヨンが立ちはだかりました。
「不当な命令ですオ刑事を撃ったら、私がチーム長を殺人で逮捕します」
この間、オ・ヒョンジェがカン・ドンシクと共に姿を消してしまいました。
スヨンは行き先に見当がついていました。オ・ヒョンジェのアジトです。
アジトのビルの管理人は、オ・ヒョンジェがカン・ドンシクを担いで連れて来たのを見ても、驚きませんでした。
そして、頭を下げました。
彼はカン・ドンシクによって殺された被害者の父親だったのです。
誰も入れない様に、オ・ヒョンジェのアジトの鍵を壊し、エレベーターもストップさせました。
オ・ヒョンジェは、カン・ドンシクの首に縄をつけ、吊り下げました。
しかし、死ぬ一歩手前でそれを緩めるのです。
すんなりと殺してなどやらないと言いました。被害者が味わった苦痛と絶望を何万倍も味わわせるまで・・・。
謎は解けたか?と、カン・ドンシク。
カン・ドンシクは、カエルとサソリの話を持ち出しました。
「責任転嫁だ。俺の話を聞かなくても、お前は結局今のお前になってた。」
お前が俺を今の俺にしたんだとカン・ドンシクは言いました。
「お前の本性ゆえだ。」
と、オ・ヒョンジェ。
吊るされたカン・ドンシクは、必死に言いました。イスを殺したのは俺じゃないと。
オ・ヒョンジェはロープを下げました。
「イスを殺したのは、お前だ、オ・ヒョンジェ。」
その瞬間、オ・ヒョンジェの耳に主治医のアン博士の声が蘇りました。
トラウマは完治していないから気を抜くなと言う。
意識が朦朧として来ました。
カン・ドンシクは必死に話しました。
あの時、イスは殺し損ねてまだ生きていた。しかし、オ・ヒョンジェが“ヤツ”を追ったため、死んだんだと。
話しながら、カン・ドンシクは手錠を抜いていました。
ふらつくオ・ヒョンジェに斬りかかって来ました。オ・ヒョンジェは抵抗出来ません。
スヨンたちが到着しました。
しかし、どこからもアジトに入れません。
そのうち、2チームが来たのが見えました。
スヨンは、イ刑事とチャン刑事に囮になって2チームを撒いてもらい、一人でアジトに入る手立てを考えました。
で、ケースを積み上げて外壁をよじ登り、なんとかビルの中に入る事に成功。
しかし、アジトのドアは開けられません。
スヨンが来たことを、オ・ヒョンジェもカン・ドンシクも気づきました。
カン・ドンシクは倒れ込んだオ・ヒョンジェを見て、勝ったと思い込みました。
しかし、これもオ・ヒョンジェの策でした。目が見えないフリをしていましたが、ちゃんと見えていたのです。
油断した隙を狙い、反撃に出ました。
カン・ドンシクがオ・ヒョンジェの首を絞めようとしたワイヤーを奪い、反対に絞めたのです。
スヨンがドアをこじ開けて入って来た時、カン・ドンシクは瀕死の状態でした。
しかし、止めませんでした。
オ・ヒョンジェはカン・ドンシクを殺したりしないと信じていたからです。
「俺は言い刑事か、その反対か?」
と、オ・ヒョンジェがスヨンに聞きました。
「私は人の本性というものを信じてません。善人は悪人になりうるし、悪人は善人にもなりえます。見た通りに話します。私は意志を見ました。オ刑事のあがきを。いい人かどうかは選択で決まります。」
これから人に会いに行く・・・と言ってオ・ヒョンジェは姿を消しました。
カン・ドンシクは法で裁かれることになりました。
パク次長、2チームのチーム長は殺人未遂等の容疑で逮捕されました。
1年後、スヨンは広域捜査隊で2年目になり、後輩刑事も入って来ました。
オ・ヒョンジェはいまだに行方が分かりません。
しかしある日、不通だったあのイヤホンが通じました。
スヨンがにやっと笑いました。
この瞬間、「ボーンアイデンティティー」等のボーンシリーズのラストを思い出しましたよ、あたくし
グロテスクなシーンが多くて、ちょいと・・・でしたが、テンポが良くて面白かったです。
スヨンさん、アクションシーンも、なかなか良いです
そして相変わらず彼自身にしか出せない魅力を見せてくれたチャン・ヒョクssi。流石です
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