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ヨン・ムングはウインに正義を貫いたと得意満面の勝ち誇った表情を見せました。
ウインはムングに対して言いました。テナムは勝訴した人には見えなかったと。そして、正義を語るムングに皮肉るように言いました。
「罪の無い人に権力を振りかざした人が正義を語るとは。恥辱を受けたテナムが脱走しないか心配です。勝利に浮かれる前に保護してください。」
ノ将軍は、マスコミを前にテナムの母ではなく、上司としてコメントしました。
「所属兵士の容疑が腫れて安心しました。今後は軍生活に最善を尽くし、国民に報いてほしいです。軍隊が犯罪の逃げ場にならないよう私の名に誓って守ります。」
べマンは、ノ将軍に謝罪し、部隊への復帰を許してもらいました。
べマンの突然の復帰に不穏な印象を持っていたノ将軍ですが、以前とは違う殊勝な態度に、ほっとはしたものの、まだ警戒を解いたわけではありません。
ウインがべマンを呼び出しました。レトロな喫茶店です。
店主のペン女史がなんと、「御史とジョイ」のジョイの姑を演じていた方です。インパクトが強いので、忘れられないです
ウインとハジュンが相談するのに使っている店です。アジトですな。
店の奥には秘密の部屋があり、そこで計画を練っているのです。
長い時間をかけて計画してきたと言うのが、その部屋を見るとべマンにも分かりました。
まぁ、それは良いのですが、べマンは部外者のハジュンが仲間だと言うのが気に入りません。ムカつく相手なんです。
ウインはべマンに相関図を元に、基本的な情報を説明しました。
軍隊には、ノ将軍も所属している『愛国会』という私設組織があります。
その中心となるのが、イ・ジェシク国防長官。ノ将軍に唯一命令できる人物です。
イ・ジェシク国防長官はノ将軍をかっています。
「奴らの欲が私たちの家族を奪ったんです。」
と、ウインが言いました。
ノ・テナムが脱走しました。
性機能障害だと公表され、兵士たちの笑いものになってしまったテナム。いじめや揶揄いはエスカレートしました。
これまでだって耐えられなかった軍生活です。体力的にも精神的にも、もう限界になってしまったのです。
当然、捜索されましたが、何とか逃げ切りました。
全てが上手く、テナムにとってタイミングよく運びました。
こんなに軍を抜け出すのは簡単なのかと思いましたら、それもその筈、全てべマンの仕組んだ事だったのです。
ウインは、後になって脱走の事を知りました。そしてそれがべマンの仕組んだ事だと知ると、呆れたと言うか、見直したと言うか・・・。
理由を聞くと、べマンが言ったのです。
イ・ジェシク国防長官の就任式が翌日に控えていました。
「息子の不祥事は、ファヨンに飛び火する。」
ノ将軍は流石に愕然としました。
翌日には、イ・ジェシクの長官就任式が予定されていました。
そんな時に、脱走だなんて事態が公表されたら、面目丸つぶれです。
伝えて来た隊長に、自分の息子だと特別扱いせず、規則通りにしろと命じました。
が、隊長は自分の判断で捜索した兵士に口止めしました。これが公になったら、隊長自身の軍生活は終了してしまうことは明らかですからね。自己保身でしょう。
慌てて飛んできたヨン・ムングにノ将軍が言いました。
裁判でテナムの恥をさらす必要はあったのか?と。
その怒りのこもった冷たい言葉に、ヨン・ムングは緊張し、自らのやり方が間違いだったと頭を下げました。
ノ将軍は、べマンを使えと指示しました。
その頃、べマンはアン兵長に会っていました。
アン兵長は、憎んでもあまりあるべマンがのほほんと現れたので、つかみかかりましたが、あっさりかわされました。
べマンは、予定より早く出所させてやると言いました。
アン兵長は、現在軍内の刑務所に収監されているんです。
「後日、贈り物が届く。きっと俺に連絡したくなるぞ。」
と、べマンが言いました。そして、怒りの矛先を向けるのは俺じゃなくて、ノ・テナムだ・・・と。
脱走の手筈を整えたのはべマンですが、行先は流石に分かりません。
でも、テナムが唯一愛しているのは愛犬だと分かってます。
必ず会いに行くと考えました。
テナムはどうにか友達に会う事が出来ました。
頼れる者のいないテナムは、その友達から財閥しか相手にしないプロの解決屋を教えられました。
それがなんと、アン兵長の手先となってべマンを狙ってるあの暴力団だったのです。
思わぬところで繋がってしまいました。
ウインは例の赤いウィッグをつけてテナムの友達に会いに行き、テナムの居所を吐かせました。
ウインの強さを身をもって知ってる友達は、必死に口を噤もうとしましたが、やっぱり恐怖には耐えられず。
国外逃亡するつもりだと白状してしまいました。
べマンは船で密航すると聞き、港へ。
しかしこれは罠。
待っていたのは、例の暴力団と、テナムのフリをした男。
完全にべマンが騙されたと思いましたよ。
が、結局、べマンは逃げ切りました。ユン捜査官が水上警察と共に駆け付けました。
意気揚々と専用機を準備させた空港に向かったテナム。
愛犬も待っていました。
待っていたのはもう一人。なんと、ウイン。赤いウィッグを付けたウインです。
空港の大勢の人の中、鬼ごっこ勃発。
でも、ウインから逃げ切れるわけはありません。
たくさんの構えられた携帯によって撮影されながら、テナムは取り押さえられてしまったのです。
SNSによって、そのニュースはあっという間に拡散。
その頃、イ・ジェシクの就任式が華やかに開催されていました。
その会場にいる招待客の携帯にもテナム確保のニュースが入り騒然となりました。
ノ将軍はすぐに会場を後にしました。
就任式を台無しにされたイ・ジェシクは、面目丸つぶれです。
ヨン・ムングも、ショックを受けていました。
そこに、べマンに与えた大金が返されて来ました。
べマンの罠にハマったことを知った瞬間です。
作戦第一弾の成功にべマンとウインが浸っている時、2人の前に現れましたよ、ノ将軍が。
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