尋源桜 ( じんげんざくら )
「 流派をくむものはるかにその源を尋ね、
枝葉を愛すものつとめてその根を培う 」 尋源培根
1524年、法然上人の御忌 ( ぎょき ) をつとめよと後柏原天皇から御忌鳳詔 ( ぎょきほうしょう ) が下され、その後浄土宗では法然上人の遺徳を偲び御忌法要が厳修されるようになりました。
南無阿弥陀仏の念仏信仰を相続する私たちにとって、常に源を尋ね、自分勝手な解釈で念仏の教えを見誤ってはいけません。
尋源培根の想いを桜に重ねて念仏をお称えします。
よって、当寺の桜を尋源桜と名付けられました。
・・・・・ 寺の説明文より
庭の片隅には去って行く花が ・・・・
自然の理とは言え、華やかに咲くサクラとは対照的な寂し気な感じです
山門の外には、こんな歌が書かれていた
善し悪しき
実を後の世に 結ぶらん
今咲く花は 後の世のたね
我が町・香芝市の浄土宗天祈山専称寺です