2016年もあとわずか
年末の雨の中、宇陀市榛原の 東海自然歩道=山部赤人墓 ~ 戒長寺前から室生ダム方面をウロウロしてきました。
山部赤人の墓
「 万葉集 」 に数多く秀歌を遺した歌人、山部赤人の墓地と伝承されている。
ここにいつの頃にか建てられた五輪の石塔、いかにも古そうに風化している。
伝承そのままが真実であるかは詳らかではないが、ここ大和富士の南斜面に人家の散在する文字通りの山辺の村に、山部赤人が葬られていると、古くから村人は信じて疑わない。
・・・・ 現地の説明文より
山部赤人の歌碑
“ あしひきの 山谷越えて野づかさに 今は鳴くらむ鶯の声 ”
▽ 墓のそばより撮影
冬の冷たい雨が降る、山は雲と雨霧に覆われている、山裾の田畑は寒い冬景色
東海自然歩道 こんな日に歩いてる人は誰も居ない
山の中にチラッと滝のような白い流れが見えた
入って行くと、昔は畑だったのだろうか? 石垣を積んだ段々畑の残骸のようだ
谷川の水が 杉林の段々畑に入り、溢れてアチコチに滝が出来ている
段々畑の畔は崩れてアチコチに滝が出来ている
石積の畔を造って畑にするには相当な労力だっただろう! でも、畑の面影は消えてゆき、植林も荒れ放題だ!
ふと 杜甫の詩を思いだした
“ 国破れて山河在り 城春にして草木深し ・・・・ ”
今の日本も 1300余年前の中国と似たようなものなのか?
国が破れたわけでもないが、山郷の耕作放棄地は荒れ放題、先人が汗水流して造った田畑は草木が生い茂り、元々の山に還って行く
今は冬、 “ 草木深し ” の 荒れた杉林を見てちょっと悲しい気分になりました
年末の雨の中、宇陀市榛原の 東海自然歩道=山部赤人墓 ~ 戒長寺前から室生ダム方面をウロウロしてきました。
山部赤人の墓
「 万葉集 」 に数多く秀歌を遺した歌人、山部赤人の墓地と伝承されている。
ここにいつの頃にか建てられた五輪の石塔、いかにも古そうに風化している。
伝承そのままが真実であるかは詳らかではないが、ここ大和富士の南斜面に人家の散在する文字通りの山辺の村に、山部赤人が葬られていると、古くから村人は信じて疑わない。
・・・・ 現地の説明文より
山部赤人の歌碑
“ あしひきの 山谷越えて野づかさに 今は鳴くらむ鶯の声 ”
▽ 墓のそばより撮影
冬の冷たい雨が降る、山は雲と雨霧に覆われている、山裾の田畑は寒い冬景色
東海自然歩道 こんな日に歩いてる人は誰も居ない
山の中にチラッと滝のような白い流れが見えた
入って行くと、昔は畑だったのだろうか? 石垣を積んだ段々畑の残骸のようだ
谷川の水が 杉林の段々畑に入り、溢れてアチコチに滝が出来ている
段々畑の畔は崩れてアチコチに滝が出来ている
石積の畔を造って畑にするには相当な労力だっただろう! でも、畑の面影は消えてゆき、植林も荒れ放題だ!
ふと 杜甫の詩を思いだした
“ 国破れて山河在り 城春にして草木深し ・・・・ ”
今の日本も 1300余年前の中国と似たようなものなのか?
国が破れたわけでもないが、山郷の耕作放棄地は荒れ放題、先人が汗水流して造った田畑は草木が生い茂り、元々の山に還って行く
今は冬、 “ 草木深し ” の 荒れた杉林を見てちょっと悲しい気分になりました