Bike&SlowLife

バイクとカメラを愛し、自然を愛し・美しい風景を愛して、ゆっくり生きてる奈良県に住む気分は若者の雑記帳です。

昔を偲ぶ七曲り峠

2018-12-13 | 奈良県北部

奈良県天理市福住町の七曲り峠へ行って来ました。

名阪国道・福住ICから県道を北へ2Km弱程度か? 走ると、左手に 「 七曲り道ハイキングコース 」 の案内板がある、ここを入って行くと永照寺、永照寺へ入らず道なりに山の中へ進むと七曲り峠である、狭い道で軽四でも脱輪しそう! 寺の駐車場へ停めるのが無難だ、歩いても10分もかからない


奈良市との境界付近にあり、奈良市側へ下る道は急な山の斜面をクネクネ曲がっている



峠にある案内板は、根元が腐って倒れている


七曲り峠(ななまがりとうげ)
この峠は古来より福住地方と国中(くんなか)=奈良盆地の平坦部=を結ぶ道にある峠のひとつである。
村人が薪や炭を荷車に積んで国中へ売りに行ったり、行商人が行き来した道である。
上級学校への通学道であったり、出征兵士を送り出した道でもある。
戦国時代には、敵方がこの峠を越え、攻め込んできて、お寺や在家を焼き払った。
この峠にある、ひと際大きな石仏は 受取り地蔵 で、鎌倉時代の建長五年(1253年)の年号が見える。
野にある石仏では最古の石仏である。
               ・・・・現地の説明文です



奈良市側から峠頂上を撮影、 奈良市へ向かう下り道はほとんど踏み跡がない





身長は2m位か? 大きな受取り地蔵さん、
何を受け取るのか知らないけれど、何か謂れがあるのだろう


受取り地蔵さん横の石仏さん、ちょっとコワモテのような顔





横に並んでる石仏さん


横から見た受取り地蔵さん


後から見た受取り地蔵さん、大きな石の屋根だ


横にいらっしゃる笑顔?の石仏さん


傍には30体以上の小さな石仏さん


↓ 七曲り峠から戻って下之坊へ


普光山永照寺 下之坊

天平11年(739年) 聖武天皇の勅願により良弁僧正の創建と伝えられている。
中世までは 上・中・下之坊をはじめ湯屋坊など六坊があった。
その後、戦や大火で焼け、今では下之坊を残すのみである。 ・・・現地説明文より





巨大な婆羅門杉  推定樹齢 800年 幹回り6.8m
 

小さな池には ハスの葉?が元気な頃の形で残っている、

姿・形は同じでも見た目は既に終わってる、
自然界の無情を感じます、人の世も同じようなもんでしょうか? 色即是空 空即是色 ・・・・



コメント (1)
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